別れたカップルが、2人の思い出を忘れてしまおうと、クリニックで記憶を消してもらおうとするお話し。でも、消去する段になると、忘れたいはずの記憶を追っていくうちに、その考えが揺らいでいく。近い将来にできそうな技術だろうから、完全におとぎ話ともいえない感じが興味をそそる。
ジム・キャリーの演じるジョエルの真面目さと、ケイト・ウィンスレットの演じるクレメンタインの強烈なキャラクターが、互いを惹きつけたにも関わらず、それがわずらわしくなってくる矛盾。それが別れの引き金になったのだけれど、記憶をたどっていくことで、性格の一致なんてありえない、違うことこそが、互いの魅力なんだ、と気づいたんだろう。
消去に追われる記憶の中の場面の映像効果は、連続のような断片のような、抽象のような具体のような、記憶そのものの不思議なイメージをよく表している。それから、ケイト・ウィンスレットのビビッドな髪の色は、映画の中でも、記憶の中でもアクセントになっている。クリニックの受付役のキルスティン・ダンストは、ヒロインじゃなくて、こういう役の方が合ってるような気がするんだけど。
自分としては、たとえ別れるとしても、一度は惚れた相手だったら、記憶を消したいなんて思いたくない。それって、恋愛経験に乏しいからかしらん?
ジム・キャリーの演じるジョエルの真面目さと、ケイト・ウィンスレットの演じるクレメンタインの強烈なキャラクターが、互いを惹きつけたにも関わらず、それがわずらわしくなってくる矛盾。それが別れの引き金になったのだけれど、記憶をたどっていくことで、性格の一致なんてありえない、違うことこそが、互いの魅力なんだ、と気づいたんだろう。
消去に追われる記憶の中の場面の映像効果は、連続のような断片のような、抽象のような具体のような、記憶そのものの不思議なイメージをよく表している。それから、ケイト・ウィンスレットのビビッドな髪の色は、映画の中でも、記憶の中でもアクセントになっている。クリニックの受付役のキルスティン・ダンストは、ヒロインじゃなくて、こういう役の方が合ってるような気がするんだけど。
自分としては、たとえ別れるとしても、一度は惚れた相手だったら、記憶を消したいなんて思いたくない。それって、恋愛経験に乏しいからかしらん?
ピロシくん、それは恋愛経験の豊富さじゃなくて、別れ方によるんじゃないかな。
大喧嘩したり傷つけられたりしたら、突発的に記憶消したくなる人がいるのもわかるよ。さては悲惨な別れを知らないな?幸せなことよ。
でも私もすべて内面にとっておきたいって思う。
こんな技術ができるとしたら、愛犬を失った老女のように、喪失感に耐えられない人の救済措置として注目が集まるかもしれないね。
キルスティン・ダンストは確かにヒロインとしてはあまり光らないと思います。本作ではかわいかった。
あと、わりかしマーク・ルファローが好きなので思いがけない出演が嬉しかったり、かっこよくはないのになぁと自分に問い掛けてみたり、でした。
長々お邪魔しました!
この映画って人によっては、大泣きしちゃうんだろうな、自分の過去と重ねて。
自分は泣きはしなかったけど、記憶の場面は、アメリのような映像だったから好き。