北朝鮮は、地域の平和構築の道筋を断ち、国際的な戦国時代を切り開こうとしているようにもみえる。
かって、ソビエトは社会主義国家圏への侵略を止める事を口実に、アメリカを中心とする資本主義国家の攻撃を抑止することを理由に、核開発やミサイル開発を含む軍拡を続けた。
この軍拡が国家財政を圧迫し、民衆の貧困を深めその政治体制さえ、崩壊させていった記憶は私たちの中から消えている。
しかし、このことをよく考えてみなければならない。ソビエトでは軍拡が負担となり、民衆の貧困を深める事となり、崩壊の原因になったのに、アメリカではそのような結果が現れず、ソビエト崩壊後も世界1の軍事大国として、軍事力行使も辞さない国際政治を拡大し、経済的繁栄も確保しているように振舞ってきたのか。
それは社会構造にその答えがある。ソビエト社会は官僚という特権層を作り出したが、社会主義により、民衆の中に平等を広げなければならず、そのための基準があった。
この基準こそ軍拡を生産性の基礎に置く官僚主導の政治体制を行き詰まらせた。
では、アメリカ社会は何故、行き詰まらず、軍拡を実現できたのか。それは、その社会が経済的不平等を当然のこととする社会であるからだ。社会総体の富を浪費する軍拡が、生産をとおす事によって、社会的負担を見えなくするのである。
国民全体にわたる平等の基準はなく、富の一部が消滅しても社会総体はびくともしない。不平等な社会構造が、富の分配を簡単にしているのだ。減少した富は、不平等な格差の中で、下層にそのつけを押し付ければいい。
その格差社会にあって、1番怖いのは、生産が停止したり、金の循環が止まったりする事だ。
生産を止めず、金の循環を止めない需要が勝手に作り出せる生産。それが軍需産業だ。
アメリカは、不平等、格差社会のために、ソビエトとの軍拡競争に勝った。そして、新しい軍国主義国家となった。
冷戦終了という機会も軍縮には導かず、アメリカは新たな敵を作り、軍事を強化し、不平等社会を維持しつづけてきた。
社会から平等性を排除することによって、社会の維持に軍拡を役立てる。この手法が消滅した社会主義国家圏の中から、登場する。ロシア、そして中国である。平等性を否定した社会の見かけ上の経済発展には、軍拡はこの上なく貢献するといっていい。
ところが北朝鮮は、社会主義的平等社会の基準がなく軍拡を中心に封建的階層国家を作り上げてきたために、平等性を排除し、国際市場に統合される過程を通さず、封建的階層国家のまま軍拡を行う事で、国家と階層の維持を図ろうとしている。
今、私たちにとって必要なのは、格差社会の打破、平和的生存の確保である。
北朝鮮は、アメリカが攻撃を加える可能性があるということで、国家の自衛権を主張し、ミサイル開発、核開発を行おうとしている。
しかし、この結果は、格差社会を維持し、軍拡を進めるアメリカとその従属国家群、アメリカに従属しないが、それをモデルに格差社会をその国内に安定的に作ろうとする国家群に寄与するものであり、民衆の平和と平等に寄与するものではない。
北朝鮮のミサイル発射は、軍拡を進めようとする日本の好戦的政治グループに、兵器産業と、軍拡への歯止めを提供するものに他ならない。
北朝鮮が提起すべきものは、軍拡の緩和、民族統一への近隣諸国の援助への道であるべきだ。
また、日本は北朝鮮が軍拡が権利だと主張してもそれを無視し、軍縮と民族の平和的統一に寄与する姿勢を示すべきだ。
かって、ソビエトは社会主義国家圏への侵略を止める事を口実に、アメリカを中心とする資本主義国家の攻撃を抑止することを理由に、核開発やミサイル開発を含む軍拡を続けた。
この軍拡が国家財政を圧迫し、民衆の貧困を深めその政治体制さえ、崩壊させていった記憶は私たちの中から消えている。
しかし、このことをよく考えてみなければならない。ソビエトでは軍拡が負担となり、民衆の貧困を深める事となり、崩壊の原因になったのに、アメリカではそのような結果が現れず、ソビエト崩壊後も世界1の軍事大国として、軍事力行使も辞さない国際政治を拡大し、経済的繁栄も確保しているように振舞ってきたのか。
それは社会構造にその答えがある。ソビエト社会は官僚という特権層を作り出したが、社会主義により、民衆の中に平等を広げなければならず、そのための基準があった。
この基準こそ軍拡を生産性の基礎に置く官僚主導の政治体制を行き詰まらせた。
では、アメリカ社会は何故、行き詰まらず、軍拡を実現できたのか。それは、その社会が経済的不平等を当然のこととする社会であるからだ。社会総体の富を浪費する軍拡が、生産をとおす事によって、社会的負担を見えなくするのである。
国民全体にわたる平等の基準はなく、富の一部が消滅しても社会総体はびくともしない。不平等な社会構造が、富の分配を簡単にしているのだ。減少した富は、不平等な格差の中で、下層にそのつけを押し付ければいい。
その格差社会にあって、1番怖いのは、生産が停止したり、金の循環が止まったりする事だ。
生産を止めず、金の循環を止めない需要が勝手に作り出せる生産。それが軍需産業だ。
アメリカは、不平等、格差社会のために、ソビエトとの軍拡競争に勝った。そして、新しい軍国主義国家となった。
冷戦終了という機会も軍縮には導かず、アメリカは新たな敵を作り、軍事を強化し、不平等社会を維持しつづけてきた。
社会から平等性を排除することによって、社会の維持に軍拡を役立てる。この手法が消滅した社会主義国家圏の中から、登場する。ロシア、そして中国である。平等性を否定した社会の見かけ上の経済発展には、軍拡はこの上なく貢献するといっていい。
ところが北朝鮮は、社会主義的平等社会の基準がなく軍拡を中心に封建的階層国家を作り上げてきたために、平等性を排除し、国際市場に統合される過程を通さず、封建的階層国家のまま軍拡を行う事で、国家と階層の維持を図ろうとしている。
今、私たちにとって必要なのは、格差社会の打破、平和的生存の確保である。
北朝鮮は、アメリカが攻撃を加える可能性があるということで、国家の自衛権を主張し、ミサイル開発、核開発を行おうとしている。
しかし、この結果は、格差社会を維持し、軍拡を進めるアメリカとその従属国家群、アメリカに従属しないが、それをモデルに格差社会をその国内に安定的に作ろうとする国家群に寄与するものであり、民衆の平和と平等に寄与するものではない。
北朝鮮のミサイル発射は、軍拡を進めようとする日本の好戦的政治グループに、兵器産業と、軍拡への歯止めを提供するものに他ならない。
北朝鮮が提起すべきものは、軍拡の緩和、民族統一への近隣諸国の援助への道であるべきだ。
また、日本は北朝鮮が軍拡が権利だと主張してもそれを無視し、軍縮と民族の平和的統一に寄与する姿勢を示すべきだ。
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