柴犬日記と犬の児童小説

初めて飼った犬の記録と犬が出てくる児童小説

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NO.5 柴犬 くるくる回り始めたらウンチの兆候

2016-11-26 09:23:21 | 
 タロキチが家に来てから狂犬病の注射をするため、すぐに動物病院に行きました。初めての動物病院です。
待合室にはチワワやトイプーなど小型犬を膝の上に抱えた奥様方がたくさんいました。タロキチは順々に奥様達の膝に前足を掛け、小さい犬たちの匂いを嗅いで回ります。その姿は田舎者丸出しで「お前はほんとに京都生まれなのか」と言いたくなります。挙句の果てはフロアーのど真ん中でウンチをし出しました。同じ場所でくるくると回転し始め、人間のように腰をかがめます。私は犬がウンチをするところを目の当たりにしたことがなっかたので何が始まるのかと戸惑っていましたら、隣に座っていた奥様が「これはウンチの兆候ですよ」と教えてくれました。ほー、犬もウンチをするときは、人間のスタイルと一緒か、と感心していたら、スタッフの女性が雑巾と消毒液みたいなものを提げて来て、手際よく処理しました。
 順番がきて診察室に入りました。女医さんが「太郎さんですね」と言いました。えっ、犬を「さん」付けで呼ぶの。こりゃまた、たまげたなー。でも、何か自分が尊重されているような気がして、いい気持ちになりました。犬を診察台の上に乗せるよう促されたので持ち上げようとしましたが、どこをどう持っていいいのか分かりません。とっさにタロキチののど元に左手をやり、右手は尻尾をつかんで診察台に上げました。スタッフの二人の女性がクスッと笑い、先生は「犬を飼うのは初めてなの?」と子供に言うような優しい口調で尋ねました。
 先生は触診をしながら「うーん、線が細いですねえ」と言いました。「それはどういうことですか」「ペットショップに長くいた犬は、運動不足で筋肉がついていないんですよ」いよいよ注射が始まります。「痛くないですか」私は自分に注射されるような気持でいました。相好を崩した先生は注射を一瞬のうちに終えました。「しばらくしたら、また体重を計りに来てくださいね」えっ、体重を計って、また金とられるの?動物病院の診察料は非常に高いと聞いていたので私は警戒しました。「体重を計るだけなら料金はかかりません」先生は笑顔でそう言うと奥の方に入って行かれました。
 初めての動物病院体験で非常に疲れました。家に帰り、診察台にタロキチを乗せたときに持った尻尾を眺めていたら、付け根は意外に太そうに見えましたので、触ってみました。結構、肉がついていて、胴体と尻尾の接合部分には縫い目の跡のような線上の模様が横一直線についています。おー、神様が、この部分で胴体に尻尾を取り付けたんだなあ、と思いました。以後、逃げ回るタロキチを捕まえるときは、尻尾の付け根をつかむようにしています。
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