吉敷川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

ミズキの花の咲く頃

2017-06-14 | Weblog
 市内の標高338mの鴻ノ峰を午前中歩く。
 カメラの三脚は持たず、歩くだけだが、わたしの心臓および脚の諸処の筋肉に、この坂はうってつけの鍛錬コースである。

 上る道々、ナナミノキの花を愉しみ、またミズキの花の下で憩えば、たちまち歌一首が心に浮かぶ。

 青春はみずきの下をかよふ風 あるいは遠い線路の輝かがやき  高野公彦

 今あちこちでミズキの花が盛りだが、遠くから見ると花の層が段々になっていてすぐそれと分かる。さて、わたしはまさに瑞々しい木の下に立っているが、あの輝かしい青春は、遠い線路の輝きに似て、遙かに遠い。
 この歌はいつ口ずさんでも、不思議と心が落ち着く。

 途中には、個人の方がしつらえた展望地がある。以前はそこのベンチに座ることはなかっのだが、今年になって、そこで休憩を取ることが多くなった。

 下っていると、一人の老人がカメラを首に提げて、上ってこられる。よく見れば県立博物館におられたMさんである。御年81歳とのこと、しばらく立ち話をし、別れたが、まだかくしゃくとしておられた。

 わたしたちも、まだまだこれからね、と互いに励ましながら、下っていったことである。

 天気予報の傘マークは、1週間後もまだ出ておらず、雨の予感が全くない。このところ毎日庭の水やりが欠かせなず、今日もバンペイユや野菜にたっぷりやった。

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