吉敷川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

ビロードチャワンタケ

2017-06-30 | Weblog
 先日来やや、まとまった雨が降り、今朝も弱い雨が残っていた。
 上がるのを待って、10時過ぎに市内の公園へ出かけてみる。
 吉敷川は少し精気を取り戻したようで、茶色っぽい水が、勢いよく流れていた。

 湿った大地からは、イグチ類なども出始めており、何種かカメラに収め、いったん我家に帰って昼食を済ませる。
 今度は目のいい助手殿と二人、市内の森へ出かけた。

 やはり雨が降れば、夏のきのこが顔を出し始める。ヤブ蚊と格闘しながら、生き生きとしたきのこをカメラに収めるのは、とても楽しい。
 小さなクヌギタケ類のきのこなど、胡散臭いのは知らん顔をする。見なかったことにすれば気分は楽。
 生きた木の幹にたくさんのヒメチシオタケを見つけ、カメラに収めようとしたら、助手殿が「マムシ」と言う。
 えっ、えっ、えっと、それらしきところに目を走らせるが、確認できない。やっと、まあるく輪を描いたように蝮がうずくまっているのを見る、危なかった。


 さて、これからの天気は、どうも太平洋高気圧の張り出しが強く、梅雨前線は途切れ、西日本の梅雨は雲散霧消しそうな気配である。
 最悪、梅雨明けと言うことになりそう・・・。
 わたしは腹を大きく膨らませ、深呼吸をする。

    「今日の写真」
    
    クモタケ Nomuraea atypicola (Yasuda) Samson 高さ6cmほど。粉々の分生子は大分雨に洗われたようだ。
    
    イロガワリ Boletus pulverulentus Opat. → Cyanoboletus pulverulentus (Opat.) Gelardi 傘径3cmちょっと。他にも幼菌がたくさん生えていた。
    
    ヘビキノコモドキ Amanita spissacea S. Imai 傘径3.5cmほど。傘の溝線は水分の少なかったことを如実に示しているのだろう。
    
    同上 傘径4.5cmほどの別のきのこ。
    
    アマタケ Gymnopus confluens (Pers.) Antonín, Halling & Noordel. 傘径2~3cmほど。まだ若く、次第に柄の基部から黒色化する。
  
  ビロードチャワンタケ Jafnea fusicarpa (W.R. Gerard) Korf 傘径1cm。やっと出だしたが、今年は少ない。
  
  ヒナノヒガサ Rickenella fibula (Bull.) Raithelh. 傘径1cmほど。コケの中にたくさん出ていた。
  
  クロヒメチャワンタケ Plectania platensis (Speg.) Rifai 傘径1cmちょっと。見た目はクロチャワンタケとまったく変わらない。しかし子囊胞子は
  楕円形で、胞子の丸いクロチャワンタケとは区別がつく。
 
 ヒメチシオタケ Mycena sanguinolenta (Alb. & Schwein.) P. Kumm. 傘径0.8cmほど。たくさん生えていた。
    
    まむし 全く目立たない。
 
 ダイダイガサ Cyptotrama asprata (Berk.) Redhead & Ginns 傘径0.6~0.8cm。見つけるとどうしても撮してしまう。
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