吉敷川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

ヒビワレキクバナイグチ

2017-07-17 | Weblog
 森に溢れる蝉の声、明るい鳥の声、さやさやとささめく風の音、ややくぐもった木々のささやく声。
 わたしたちは心和ませて、いそいそと歩けば、長靴の下で落ち葉が鳴る。

 森は静かな音に溢れている。

 もう50年も連れ添った老いた二人は、夏の暑さを懐かしむように歩く。林床は乾いていたが、夏のきのこがそこここに出ていて、老いた二人を元気づける。

 今日は大原湖畔のセラピーロードを歩いたが、外国人の留学生を案内する森の案内人に出会う。
 わたしはいつもあの人達のような誠実な人になりたいと思う人たちであった。
 これらの案内人に、案内される人たちもまた倖せと言うべきであろう。

 長靴は体温がたまりやすく、時々頭が沸騰する。そんな折に吹く一陣の風をなんとたとえよう。宮沢賢治なら素晴らしい言葉を見つけてくれると思うのだが・・・。

 わたしたちは汗をだくだくに掻いて、正午過ぎには、冷房を効かせた車中の人となる。
  「今日の写真」
  
  クロアザアワタケ Boletus nigromaculatus (Hongo) Har. Takah. 傘径3cm弱。コケの斜面に点々と生えていた。管口を傷つけると
  青変し後赤変する。
  
  ヒビワレキクバナイグチ Boletellus areolatus 傘径6cmほど。3種に分かれてやっとそのうちの一つを確認する。
  
  同上 管口と柄の様子。柄の上部は黄色。
  
  同上 切断した様子。青変性があり、肉ははぼ白い。
  
  ハイチャヒダサカズキタケ Hydropus marginellus (Pers.) Sing. 傘径2cmちょっと。スギかヒノキの古い倒木に群生していた。ピントが甘いけれど・・・。
  
  同上 垂生するヒダと柄の様子。
  
  キアミアシイグチ Retiboletus ornatipes (Peck) Manfr. Binder & Bresinsky傘径2cm弱の幼菌。近くには傘がオリーブ褐色の老菌がたくさん見られた。
  他は明日掲載したい。
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