吉敷川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

クロアワタケ

2017-07-14 | Weblog
 午前9時に、九州からの菌類研究者お二方と、市内の公園で待ち合わせる。
 初めての方達だったが、すぐに分かり、挨拶もそこそこに、セミタケの発生場所へ移動する。

 3本ばかり生えていた場所だが、既に古くなっていて、その近くに新しいセミタケを3本見る。
 それを掘り上げ、次の場所へ向かう。昔は何十と溢れていたが、ここ数年、数が減り、今回は一本のみの採取となった。
 その間わたしは、クロアワタケやヒナアンズタケの写真を撮る。

 最後にメーンの発生場所へ向かう。わたしが見つけていたのは3本ばかりだったが、新たに探すと結構見つかり、採集するお二方も喜んでおられた。
 結局10数本採取し、お二方を山口駅までお送りする。


 昼食を早めに済ませ、今度は助手殿と秋吉台へ向かう。
 気にかかる梅雨時分のきのこがたくさんあるのだが、今年はまるで見ないままである。
 急ぎ足で気にかかる場所を、駆け抜けたが、なじみのきのこを何種か撮ったのみで、さらに次ぎに向かう。

 しかし、ここもやはりだめであった。
 気持ちばかりが空回りとなる。
  「今日の写真」
  
  クロアワタケ Retiboletus griseus (Frost) Manfr. Binder & Bresinsky 傘径6~7cm。近くには10cm以上になっているものもあった。胞子は楕円形で10×4.5μm。
  
  同上 管口、柄の様子。傷つけるとやや褐変する。
  
  ヒナアンズタケ Cantharellus minor Peck 傘径1cmちょっと。
  
  同上 ヒダ、柄の様子。
  
  セミタケ Ophiocordyceps sobolifera (Hill ex Watson) G.H. Sung, J.M. Sung, Hywel-Jones & Spatafora 一つの蝉の幼虫から2本出ていた。既に胞子を放出し始めているように見える。
  
  テングタケ類 Ananita sp. 傘径4cmちょっと。傘のKOH反応も見ていない。ツボもやや深くシロコタマゴテングタケでもなさそう。
  
  ウスキテングタケ Amanita orientigemmata Zhu L. Yang & Yoshim. Doi 傘径7cm弱。あちこちに出ていた。
   
  キクバナイグチ Boletellus sp. 傘径2cmの幼菌。3つに分かれたが、まだ幼菌でその判断がつかない。
                
                ベニイグチ Heimioporus japonicus (Hongo) E. Horak 傘径5cmほどだが、あんよは長い。
  
  モエギアミアシイグチ Retiboletus nigerrimus (R. Heim) Manfr. Binder & Bresinsky 傘径6cmちょっと。
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