吉敷川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

『春と修羅』の中から

2017-03-20 | Weblog
 林と思想     宮沢賢治

 そら ね ごらん
 むこうに霧にぬれている
 蕈(きのこ)のかたちのちいさな林があるだろう
 あすこのとこへ
 わたしのかんがえが
 ずいぶんはやく流れていって
 みんな
 溶け込んでいるのだよ
   ここいらはふきの花でいっぱいだ
                             1922.6.4
      中村稔編『新編宮沢賢治詩集』   (『春と修羅』第一集)


 今日は早くも春分である。
 昨年の秋分の日から、黄道を回るとされる太陽の動きは、天の赤道から下へと下がっていたが、今日からいよいよ、天の赤道を越えて北半球へと上がってくる。
 日は次第に高くなり、季節はまたぐっと進む。

 折から待望の雨が降り出した。大地をやさしく濡らす春の雨はいい。
 見たいきのこがたくさんあり、雨が上がった後、どこへ行こうか、悩ましい。

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 『注文の多い料理店』 | トップ | クロサルノコシカケ? »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む