吉敷川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

ニセニクハリタケなど

2016-12-28 | Weblog
 今日は仕事納めの日であるが、大晦日までにもう一度くらいは森を歩きたいものと思いつつ、低山を徘徊する。

 きのこは少ないだろうと期待せずに歩いたが、アラゲキクラゲが、ヒラタケが、エノキタケが歓迎してくれる。

 予想に反してアラゲキクラゲを1kgほどゲットし、他のきのこもほどほどにあって、写真を撮るにも心が躍る。
 
 気がつけば正午を過ぎていた。
 帰りに寄る所があったのだが、まっすぐにわが家へ向かう。


 笠も漏りだしたか     種田山頭火

 笠も、の“も”が効いている。己も老い、破れ傘も漏り始めたか、と気づく作者の胸中がわたしには痛いほど分かる。そうした年代にさしかかってきているのである。若いときには年寄りのことなど何も分からなかったのに・・・。

 29、30、31と今年もあと三日、早いなあ・・・。
       「今日のきのこ」
       
       ネンドタケ Fuscoporia gilva (Schwein.) T. Wagner & M. Fisch. カサ径4.5cmほど。
       
       同上 カサ表面。
       
       同上 カサ裏面。
     
     ヒラタケ Pleurotus ostreatus (Jacq.) P. Kumm. カサ径4cmほど。
     
     クシノハシワタケ Lopharia cinerascens (Schwein.) G. Cunn. このパターンはよく見かける。
        
       ツチグリ Astraeus hygrometricus [non (Pers.) Morgan] sensu auct. jap.内皮の径は2cmほど。
       
       アラゲカワラタケ Trametes hirsuta (Wulfen) Pilát カサ径6cmほど。ただのカワラタケと一緒に生えていた。カサに毛をかむる。
       
       同上 管孔の様子。
 
 ニセニクハリタケ Steccherinum murashkinskyi (Burt) Maas Geest. パッと見には分からなかった。撮り終えてよく見ればアレッと思う。嗅いでみるとシナモン
 様の匂いがする。
     
     同上 カサの様子。
     
     同上 カサ裏の針の様子。
               
               ヒメキクラゲ Exidia glandulosa (Bull.) Fr. この時期最も多く見られるきのこ。
     
     キクラゲ類 Auricularia villosula ではないかと思われる。ここ十数年でとても多く見られるようになった気がする。キクラゲとしていたが、似て非な
     るものと教えていただく。
     
     同上 別の場所で。
     
     クロゲシジミタケ Resupinatus trichotis (Pers.) Sing. サ径2cmくらい。カサの基部に剛毛が見られる。
     
     同上 ヒダの様子。
       
       アラゲキクラゲ Auricularia polytricha (Mont.) Sacc.カサ径大きなものは8cmほど。たくさん出ていた。
    
    同上 別の場所で。
 
 エノキタケ Flammulina velutipes (Curtis) Singer カサ径4cm弱。既に古いものが多かったが、なんとか写真にできてベリーグーである。
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