吉敷川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

キエビネ

2017-04-28 | Weblog
 秋吉台へキエビネを見に行く。
 前回見たときはつぼみが小さかったが、今回は一株だけだったが、すでに花開いていた。他のものもつぼみが大きく膨らんでいた。

 見頃はゴールデンウィークの中頃であろうか。

 このほかにもエビネの咲く場所があり、やはり見頃はゴールデンウィークの中頃であろう。

 きのこはアミガサタケが山道の足下に数本出ていた。そして、チャアミガサタケも見られた。


 見渡せば、緑がはじけるように、山塊を包み、まさに、わが里は命の祭典といった様相で、私たちは心沸き立つ思いを共有する。

 明日からしばらく休みます。
  「今日の写真」
  
  キエビネ 一株だけ咲いていた。他はまだつぼみで、ゴールデンウィークの中頃がみごろであろう。
  
  アミガサタケ Morchella esculenta (L.) Pers. 高さ10cmほど。山道の真ん中に生えていた。
  
  チャアミガサタケ Morchella esculenta (L.) Pers. var. umbrina (Boud.) S. Imai 高さ5cmほど。これも山道の側に生えていた
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シロキツネノサカズキ

2017-04-27 | Weblog
 午前中市内の森を歩く。杉林に孟宗竹が進出して、タケノコがもこもこと私の背丈近くに伸びている。

 きのこは少なかったが、もうシロキツネノサカズキは出ているのであった。
 年々歳々花相似たり、ただ、これを見る人は年ごとに老いていく。

 午後は妻の外出を、車で送り、一人庭作業を愉しむ。

 ただ、今年は何をどこへ植えるか、まだ考えがまとまらない。チューリップの球根を掘り上げてから考えたい。
  「今日の写真」
  
  ホウチャクソウ ナルコユリもたくさん出ていたがまだ花芽が小さい。
  
  ヒメダイダイタケ Cuphophyllus aurantius (Murrill) Lodge, K.W. Hughes & Lickey 傘径5mmほど。
  
  カタツムリの仲間 どうも私をにらんでいるようだ。
  
  ツエタケ類 Hymenopellis sp. 傘径8cmほど。
  
  シロキツネノサカズキ Microstoma floccosum (Schwein.) Raitv. 椀の径5mm前後。ちゃんと律儀に出てくれる。
  
  ブルーベリーの花① 昨年植えた幼木だが、花をつけた。
  
  ブルーベリーの花② 見るほどに可愛い、妖精のよう。
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ウメハルシメジ

2017-04-26 | Weblog
 柔らかに降る春の雨が大地を静かに潤す。
 正岡子規の歌、「くれないの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる」はちょうど今頃の歌だろうか。
 あのとげがいやで、庭に植えていなくて、春に伸びるバラの芽の様子が今ひとつわからないけれど・・・。

 本屋から電話があり、雨の中を出かける。山野の緑はいっそう濃さを増し、生の実感をしっかりと自分のものにする。

 『失われた時を求めて』高遠弘美訳の第2巻を求める。全14巻となる大著だが、第1巻を読み終えて、これはなんとか生きているうちに楽しみながら読み終えたいという欲が働く。

 読み終えた第1巻の副題は 第一編「スワン家の方へⅠ」であるが、第2巻は第一編「スワン家のほうへⅡ」となっている。
 時間を縦横に行きつ戻りつし、比喩や引用に富んだ追想などをさらりと愉しんだが、ストーリーはあってないようなもの、ゆったりと、時に自分の人生と重ねながら、読み続けたい。

 だが、今はまだ読みさしの『白痴』第2巻がもう少しで終わりなので、これを読了してから取りかかりたい。
 ドストエフスキーの狂気じみた会話のトーンにはなかなかついて行けないが、彼がこの物語に込めた真意を少しでもわかろうと、おのが非才を振り絞る。
 全4巻のこの物語を読了したら、しばらくドストエフスキーは置きたい、と思う。

 昨日、ウメハルシメジを探しに出かけた。
 昨年は異様なほど、たくさん生えたいた。そのことから、今年はたぶん管理者が、梅の樹下を、どれも丁寧に掻いていている。そんなわけで、きのこの出る気配がない。

 やっと一カ所だけ、わずかに生えた個体を見かけ、カメラに収めた。
 今日の雨でどう変わるか、あるいはその後に出るウメウスフジフウセンタケはどうなるか気にかかるところである。
 「昨日の写真」
  
  ウメハルシメジ Entoloma saepium(Noulet & Dass.) Richon & Roze 傘径4cmちょっと。
  
 シイタケ Lentinula edodes (Berk.) Pegler 傘径6cmほど。たぶんシイタケの春子はこれが見納め、と思う。
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キジ

2017-04-24 | Weblog
 今年は例年より、1~2週間季節が遅れていて、山野はまだ若葉の早緑がすがすがしい。
 鹿野方面へ向けて車を走らせる。

 きのこにはまるで出会わなかったが、山野草や、山野の風景を楽しみながら山道を駆け抜けた。

 山口市内へ入って、「新鮮市場」に寄れば、タケノコが安い。2本が200円ちょっとである。買って帰って、今年最初のタケノコをおいしくいただく。
  「今日の写真」
  
  鹿野のある風景 朱色はたぶんヤマザクラの葉であろう。
  
  ニホンシャクナゲ たくさん咲いていた。
  
  ヤマブキ 春は黄色の花が多い。
  
  シラネアオイ すでに遅いようだ。
  
  バイカイカリソウ 普通のイカリソウも今が見頃。
  
  マイズルソウ ユキザサの間違いでした。ご指摘をいただきありがとうございました。  
  
  フタバアオイ すでに咲いていた。
  
  同上     花をアップで。
  
  キジ 我が家のベランダから。稲を作らなくなって久しい水田跡に夫婦でご来臨、残念ながらご夫人は草の陰に隠れていた。
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アミガサタケ

2017-04-22 | Weblog
 重大なエラー
 「スタート」メニューが動作していません。
 とういう表示が突然出るようになって、復旧の方法を探ったが、結局、パソコンを買った家電量販店へ持ち込んだ。

 ところが意外な返事である。復旧は有料という。えっ、と我が耳を疑う。買って一ヶ月ちょっとで、その上私の恣意によるものではなく、明らかに、基本ソフトの欠陥である。

 また、5年の販売店保証もつけていて納得がいかない。若干の曲折があったが、昨日、無料で現状に復することで、ようやく決着がつき、今日、ほぼ復旧した。

 それにしても、「スタート」メニューが動作していません、とか、あるいは画像を処理しょうとしても、いきなりペイントが立ち上がり、いわゆるフォトのプログラムが消えているというのだから、いい加減にしてもらいたいものである。

 14時前に量販店を訪ね、16時過ぎにやっと、パソコンを持ち帰る。くたびれた。
 やれやれこれで、なんとか、ブログを更新できそうである。



 午前中は、あわあわと緑の芽吹く山肌を愛でながら、わがイーハトーブ:徳地の森を歩いた。
 マツカサチャワンタケもやっと見つけることができた。だがまだ、もみの花は咲いていないようだ。今時分、花粉が樹下のきのこに降りかかっているはずだが、今年はだいぶ遅れている。
 さらに、コガネネコノメソウやトウゴクサバノオもカメラに収め、正午を過ぎて帰途につく。
     「4月20日と22日の写真」
     
     マメザヤタケ属 Xylaria sp. 高さ2cmほど。アメリカフウから出ていた。
  
  アミガサタケ Morchella esculenta (L.) Pers. 高さ7.5cmほど。10数個出ていた。
     
     同上 高さ11cmほど。
     
     アラゲカワキタケ Panus lecomtei (Fr.) Corner 傘計4cm前後。幼菌時の美しい紫色はほとんど見られない。
       
       アミスギタケ Polyporus arcularius (Batsch) Fr. 傘計大きいものは4cmほど。
       
       ニセヒメチチタケ Polyporus arcularius (Batsch) Fr. 傘計3~4cm。
  
  ニセクロチャワンタケ Pseudoplectania melaena (Fr.) Sacc. 椀計2.5cmほど。
  
  マツカサタケ Auriscalpium vulgare Gray マツカサチャワンタケ Ciboria rufofusca (O. Weberb.) Sacc. 椀の径1cm弱。間違いの指摘をいただく。
  ありがとうございました。
  
  フクロシトネタケ類 Discina sp. 径10cmほど。
  
  コガネネコノメソウ 花の径4mmくらい。
  
  トウゴクサバノオ 花の径5~6cm。
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日が本当に長くなった

2017-04-19 | Weblog
 パソコンに突然現れた、
 重大なエラー
 「スタート」メニューが動作していません。

 というトラブル解決のため、手を尽くしたが、解決に至らず、Tさんの勧めもあって、パソコンを買った家電量販店へ電話することとなった。

 電話をすれば、パソコンを持参してくれとのこと、明日にでも持って行きたい。

 ただ、その間ブログは休むことを余儀なくされる。


 今日も正午過ぎから2時間弱、近くの森を歩いたが、カメラに収めるようなきのこは見られなかった。
 また、わたしがどうも分からない黒褐色のキクラゲの仲間を探したが、消えていたり、あるいは古くなって縮れていて、結局採取しなかった。

 朝から、『失われた時を求めて①』を愉しんだ。ただ、作者の思考回路が複雑なのか、ドストエフスキーの著作より、読むのに時間がかかる。
 読書の愉しみがわが人生に残っていることをよしとする。



 ふと、窓から外を見れば、午後6時を過ぎているというのに、戸外はとても明るく、日はことのほか長くなっていることを知る。

 そうして、わが60兆の細胞たちも、また活気づいていることを自覚する。
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Windows10 の故障

2017-04-18 | Weblog
 昨日の激しい風雨が 一気に季節を進めたのか、市内の国道9号線から眺める山々は、様々な色彩の淡い光が揺れていた。
 水彩の名画を目の当たりにするようなその景観は、わたしたちに「ほうっ」とため息をつかせるのであった。

7 6歳のやや衰えた網膜に、しっかりと調和した色彩を刻んで、 江汐公園ヘ向かう。

 遊歩道を歩けば、老いた夫婦連れが多かった。挨拶を交わしながら、午前中をかけて一周し、もう一カ所に寄って昼食を済ませて帰宅した。
 きのこはヒナコガサのたぐい、ウラベニガサ、コブリマメザヤタケ、ヌメリイグチ、アミタケ、ハマシメジ、カバイロサカズキタケ、ウラスジチャワンタケなどを見る。

 午後、パソコンを操作していて、
 スタートメニューのアイコンをクリックしたところ

 重大なエラー
 「スタート」メニューが動作していません。次回のサインイン時に修正を試みます。


 の表示が出て、ループ状になり、スリープもシャットダウンもできない。(スタートメニューのアイコンを右クリックすればスリープ、シャットダウンはできる)
 その上、jpeg等の画像ファイルを開く際、デフォルト設定の「フォト」アプリで開いていたのが、突然「ペイント」で開くようになり、「フォト」での写真加工ができなくなった。

 ネットでエラーの種類を検索したところ、()こういった例がたくさんあって、どうも Windows10 の宿痾かもしれない)処方が書いてあったが、素人の域を超えているので、pasokon sさんへ電話をし、教えを請う。

 今日は出張中なので、明日午前中に連絡するとのことであった。

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『白痴2』

2017-04-17 | Weblog
 読書にも倦んで、雨が激しく降る町なかへと出かける。

 椹野川に架かる橋をわたれば、山口大学へ通じる道が一直線に延びている。
 その両側に植栽されたケヤキの若葉が折からの激しい風と雨に翻弄されながら、それでも萌葱色の身を震わせて、命の盛りを歌う。

 山大前の本屋「文栄堂」へ寄り、ラジオのテキストを求め、さらに文庫本コーナーを探せば、光文社古典新訳文庫『白痴2』が鎮座していた。
 注文しようと思っていたのでとてもうれしい。

 土砂降りの中をもう2箇所ほど寄って、買い物などを済ませる。

 昼からは、ここ数日読んでいたプルーストの「スワンの家の方へ1」を置き、『白痴2』を読み始める。
 巻末には訳者 亀山郁夫氏の読書ガイドがある。それも40ページに及ぶもので、親切にも、第1巻の概要までが書かれているのが老人にはありがたい。
 小説家ドストエフスキーの執念深さというか、その並々ならぬ意図のあれこれを心にかけながら、本文を読むことになる。
 ただ、宗教とりわけキリスト教がほとんど理解できないわたしには、作者の意図が理解できないことが多い。
 にもかかわらず、彼の饒舌と言ってもいい語り口は、わたしを引きつける。読書ガイドの助けもあって、わたしには難解なドストエフスキー作品も身近なものとなっている。
 この文庫本の『白痴』は第4巻まであるようで、3、4巻の発刊はまだこれから先のことになるのであろう。

 久しぶりに吉敷川の水も褐色となって、水量を増している。しかし、今夜遅くには雨も上がりそうだという。
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オオゴムタケ

2017-04-16 | Weblog
 新緑の萌え始めた山野を愛でながら、萩方面へ足を伸ばす。
 最初にウメハルシメジを探したが、1個も生えていない。もう1~2週間あとにまた来てみたい。

 歩くだけ、歩くだけと呪文のように唱えながら、きのこのない森を歩く。サイハイランはまだ花芽も立っていない。

 桜が終わり、八重桜がそろそろ満開である。気温は25度を過ぎようとしていて、どこも人出が多い。
 あちこち歩いたが、きのこがないので、車の中で昼食を済ませてあとは帰るだけ・・・。
 帰途は日頃は通らない遠回りの山道を選んで駆け抜ける。
 早緑は匂うばかりで、山道を走り抜ける愉しさを満喫する。

 帰宅して支度を解かず、そのまま庭に出る。バンペイユの厚い落ち葉はいつまでも腐らず、庭いっぱいに散らばって、見苦しいので、ガンザキで集めてゴミ袋(大)に入れたが、3袋になった。

 隙を見せると、近所の無法猫が畑に糞をするので、土を軟らかくしたところには、必ず覆いなどをすることにしている。

 それと、駐車場のシャッターはアルミ製の伸び縮みする横開きで、閉めたときには横にやや伸びるため下部の隙間から、イノシシの赤ちゃんが通り抜けて、庭に回り、地面をあちこち掘っている。
 多分ごく小さなイノシシだと思うが、なんとか入り込まないようにと、今日は応急処置を施しておく。
  「今日の写真」
  
  オオゴムタケ Trichaleurina tenuispora M. Carbone, Yei Z. Wang & C.L. Huang 椀の径5cmほど。
  
  カシサルノコシカケ Fomitiporia robusta (P. Karst.) Fiasson & Niemelä 傘径12cmほど。
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「植え替え」など

2017-04-15 | Weblog
 昨日、乾燥したミズゴケを、たっぷり水を入れたバケツに浸しておいた。

 今日は幸い朝から雨、ビニール屋根の倉庫内で、そのミズゴケを使ってフウランなどの植え替えを行った。
 どうも深い鉢だと、根が下部のほうまで達していないようなので、浅い鉢などに替えて、できるだけ根を鉢の外に出すようにしてみた。

 さらに雨が上がった庭に出、大きくなりすぎた鉢植え(盆栽の素材として20年近く前に購入したもの)のシンパクの植え替えを行う。
 径35cm深さ50ほどの鉢に植えたまま、いったい何年になるのだろう。

 縦に長い鉢から、育ちすぎたシンパクを抜き出すのは至難の業で、汗びっしょりになりながら、あれこれやっている間に、鉢が割れた。

 できるだけ根を刈り込み、根鉢を薄くして、別の薄い大きな鉢へ植え替える。形を整えて盆栽にするのがわたしの願いである。
 庭の農道面に接している部分の垣根にはドウダンツツジを植えているのだが、白い花の蕾が膨らんできた。
 また、渋柿の若葉も少し大きくなった。今年はひょっとしたら実を付けるかもしれない。

 昼から県立図書館へ出かける。わたしはドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読み、『罪と罰』を読み、彼の語り口に慣れ、一気に『悪霊』を読了した。
 そうして、彼の4大長編と言われるもう一作『白痴1』を読了する。

 続きの亀山郁夫訳の『白痴2』を図書館で探したが見つからない。あきらめて我が家に帰り、『白痴2』をネットで検索する。
 この2月に刊行されたばかりのようだ。
 図書館になければ、自分で買うしかない。明日にでも本屋に注文したい。
 『罪と罰』を読んだおかげで、ドストエフスキーの息づかいにも慣れ、どんな小説にも取り組めるようになった気がする。

 読みたい本はたくさんあり、さしむき、もう4~5年前買っていた、プルーストの『失われた時を求めて①』を引っ張り出して、読み始める。
 あちこち赤線が付されているのだが、まったく覚えていなくて、プルーストのコンブレーの幼き日の思い出につきあう。
 光文社古典新訳文庫で10数巻あるようだが、なんとしてでもこの黒い目で、そしてあの世でなくこの世で読了したいと切に思う。

 今日は断続的に雨が降ったが、明日は出かけられそうである。
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