黄昏どきを愉しむ

古希を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
あれこれ首突っ込んで まだまだ若くありたいと老いを楽しんでま~す

東京美術館巡り 第5話

2017年07月01日 | 日記・エッセイ・コラム

 午後の陽ざしは強い。

 人の流れもせわしなく途切れることのない ここ東京。

 有楽町界隈も川の流れのように…人が流れる。

       

 帝国劇場のあるビルの9階へエレベーターで上がる。

 出光美術館係員のしっかりと教育された 誘導、礼儀作法

 応対の見事なこと…このおもてなしの心 こそ この美術館の素晴らしさだ。

       

 うす暗く、落ち着いた照明 しっとりとした雰囲気の別世界が

 これから 鑑賞する名品を際立たせる 効果にも…

  この美術館へも 毎回の上京の折には欠かさず足を向ける

  素敵な場所なのだ。 そして いつも感動の企画なのだ。

 「長谷川等伯と雪舟 水墨の風」展へ。

   

 雪舟と言えば、かの地まで行き、本場の水墨画を学び、日本に大きな

 影響を与えた本人だ。

 一方、長谷川等伯は、水墨画を日本人の感性にかなった表現にまで高めた。

 この二人を中心に 中国の絵画の名品を交えての 展示なのだ。

 等伯については、先年、直木賞を受賞した

  安部龍太郎の「等伯」を読み   感動した。    

 画業について窓が大きく開き、さらに 興味を拡げ「若冲」「永徳」へと

     

 本を重ねる時間が多くなり、こうした機会の理解に大いに役立った。

 

 先ずは会場は「雪舟」から 

  水墨と言えば 先ずは 南宗時代の「牧谿」を挙げねば。

  「平沙落雁図」

 

  そして 「雪舟」「破墨山水図」  室町時代 

 

    雪舟 「四季花鳥図屏風」

 

 

  第2章では 「等伯」

  ここ展示には、先ほどの「牧谿」「能阿弥」「山田道安」「狩野探幽」が並ぶ。

 

  等伯 「松に鴉・柳に白鷺図屏風」(部分)

 

  等伯「竹鶴図屏風」

 

 

  以前、「等伯」の読後感の折にも アップしたんですが 

 

  長谷川等伯と言えば 真っ先に この絵を。  この企画にも相応しいのではと…

  あえて ここで もう一度  アップして 等伯の凄さを感じていきたい。

  

   国立博物館にある国宝「松林図屏風」

   

       

 (左隻)

  (右隻)

 

 等伯には 肖像画の名品が残っています。

 この「利休居士」 利休の肖像画では最も有名な1枚です。

  豊臣政権下の実力者であった利休  等伯の理解者でもあったと。

        (京都市 不審庵所蔵)

  さらに 面白い話題で 利休は 世界的にも有名な方

  その証拠が 意外なとこで…切手になっているんですよ。

 この肖像画が原本? (私の意見ですがね)   

 上(ロシア)下(ルーマニア)  

  西洋と東洋を結んだ文化   切っても 切れない???

 

 3章では  室町水墨の広がり

  土岐富景 「白鷹図」

 墨の使い方 鷹の姿が くっきりと表現されて…好きな絵ですね。

  毎度思うに…「いいものを見、触れ 味わう」と 心地よく疲れる。

  「忙中閑あり」  

 出口を出て ミュージアムショップを覗き、 9階の窓から望む景色

 日比谷公園 皇居 武道館 ビル群…

 

 都会は忙しく動いている   その中で 「静けさ」は 貴重品だ。

  老人?(いや まっこと老人です)には さすが 足に来ている。

 都会は 人ごみに酔い、向かってくる人を避け、乗り換えに迷い

 連絡通路を探し、長い長い階段、エスカレーターと 

 やっぱり 足腰 鍛えていないと これからは「しんどい」なぁ~

  さて、次の話は また 明日  第6話を。

  

 

『たのしい』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 東京美術館巡り 第4話 | トップ | 東京美術館巡り 第6話 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。