静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

中国の「自由無き豊かさ」を終わらせるには?  首相本人への不信感を閣僚交代で変えられる?  ”日本橋の青空”に回す金が有るなら電柱埋設に

2017-07-24 08:52:27 | トーク・ネットTalk Net
◎ 実は自信なき中国共産党 「獄死」劉氏の追悼恐れる http://digital.asahi.com/articles/ASK7P02XNK7NUHBI03M.html?rm=456
・ 「言論/思想/結社の自由」を認めない。複数政党政治を否定する。「三権分立」も否定する。一党独裁に理論的正当性はないこと自体、触れさせない、
  喋らせない。これらに異議を唱える人物は大衆の前から存在を消し、時には物理的にも抹殺する。そして、その遺骸を目に見える「墳墓」に埋葬もしない。
  最近亡くなった劉暁波氏の遺骨を「家族の希望により」海に散骨した、というのは此の実例である。
・ これを共産党政府が押し通す自信を支える根拠は二つ。
   <国民に消費財を潤沢に与え、物質的窮乏感から解放する>  <経済規模及び軍事力の相対的優位の維持>
  今のところ、中華人民共和国(PRC)は此の二つの根拠を維持し続けているので、『自由なき豊かさ』の押し付けでも、国民の反乱を招かずに済んでいる。
  
* では、これらの自由を実現すべき価値と信じる国々が、PRCの在り方を方向転換させるうえで効果的な方法はあるか?  方法は有る。
  それは、日本を含む進出国が、中国の人件費高騰による国際競争力低下を逆に促進すべく、他の国に生産拠点を移転する。そして、国営企業が主に担当する
  素材産業及び防衛産業において国際貿易ルールを更に厳格に適用し、海外市場での売り上げ増大にブレーキをかける。此の2点だ。
  要は、巨大市場に依存する国際経済が中国国内経済の停滞をカヴァーする循環で、間接的にPRCを他国が支えてしまっている構造を止めるしかない。

☆ 内閣改造、政権の浮沈握る 首相、過去に支持率回復成功  http://www.nikkei.com/article/DGXLZO19142660S7A720C1EA4000/?n_cid=NMAIL001
 ⇒ 過去には、閣僚の一新で「内閣として次は成果を出してくれるのでは?」という期待感が内閣改造後の支持率を回復させることも確かにあったろう。
   だが、今の状態は、資質に欠ける人物のせいで支持率が落ちたのではなく、そういう人物を任命した総理自身への失望に加え、任命責任追及から逃げる姿勢、
  私的人脈疑惑に絡む総理自身への人間不信、国会や街頭での傲慢な言動。 人徳/人品いずれも欠如した安倍晋三本人への不信感こそが内閣支持率低下の真因だ、
  と自ら気づいているか?  ・・・・そういう謙虚さがあれば、だが。 どうも、そうは見えないな。

★ 日本橋 首都高を念願の地下へ 橋磨きにも力 http://www.nikkei.com/video/5517971484001/(動画)
・ 江戸っ子を自任する人々、或いは東京文化が大好きな人にとり、日本橋はシンボリックな地名であり、活動拠点とするに十分な象徴だろう。
・ でも、日本橋の上から高速道路の橋桁が消え、青空が覗いたからといって、それがそんなに嬉しい事なのは、一部の人にとってでしかない。
  ⇒ 青空回復に何億円かかるのか知らぬが、同じ金を電柱埋設にまわしてはどうかね? これこそ政治家の印象操作ならぬ「シンボル操作」じゃないか?  
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ≪ 白鵬関の母の言葉 ≫  ... | トップ | « 多面的思考を問う試験とは... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

トーク・ネットTalk Net」カテゴリの最新記事