静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

 プロ野球&バドミントン選手 ⇔ パチンコ/競馬/競輪/競艇/toto    同じ 『賭博』 だろ?

2016-04-16 08:48:05 | 文芸批評
 * 時評・点描 「賭博」は犯罪なのか?=玉木正之 http://mainichi.jp/articles/20160416/ddm/035/070/064000c
・ 玉木氏は英国における「賭博解禁法」(1960年施行)を紹介し、上に挙げた5例は<一部公認・一部黙認>だ、と指摘する。  そして、
 <こういう状況は禁酒法(1920〜33年)の存在した時代のアメリカ社会と似ており、アル・カポネらのギャングが密造酒、密輸酒、秘密バーなどで大もうけしたのと同様、
  国が国民の欲求を禁止抑制すると反社会的勢力の利益源を生むとも言える>と。 其の実例として英国では反社会勢力が経営した「賭け屋」は市場原理で淘汰され、
  今では暴利をむさぼらず暗黒街の資金源にもならない「健全な賭け屋」が残った、という。
   ⇒ 玉木氏が言わんとするのは<一部公認・一部黙認>という如何にも日本的極まりない”玉虫色しのぎによる曖昧さ”こそが、社会に害悪を流しているのでは? 
  という文化批判である。 

  凡そ人類始まって以来の例の古典的職業と同様、≪ 射幸心 ≫も永遠に無くならないだろう。 ならば、スパッとシロクロ明解に「国民のささやかな娯楽を健全なビジネスとして
  市場原理が働く私企業で運営させようじゃないか」という真の解決策へ行かない、この日本社会独特のフニャフナヤした対応が問題だ、と玉木氏は言っているのである。  
   お気づきのように、ここで得体のしれない情緒的「ためらい」が解決にブレーキをかけるのが日本国。 その「ためらい」は、いつも理に合わない。 
  そして此の非合理な「ためらい」に<日本文化>という便利な語句が被せられ、何となく納得させてしまうパターンである。   
       まさに私の持論とピッタリだ。   皆さんは、このフニャフニャ・ためらいを それでも 肯定しますか?
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆ 2016.04.15. ≪ 小学生に... | トップ | 今日のオメザ ≪ 2人の仲を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

文芸批評」カテゴリの最新記事