静夜思

愁多酒雖少 酒傾愁不来

≪ 人権言わないから中国はトランプ好き? ≫  『自由』『基本的人権』も 一つのイデオロギーに過ぎないというのか?

2017-11-11 09:38:48 | つぶやき
★ トランプ氏をべた褒め 理由は「人権言わない」 https://mainichi.jp/articles/20171111/k00/00m/030/089000c?fm=mnm
・ <中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は10日までに、トランプ米大統領が中国の人権問題を取り上げないことなどを理由に「中国の民衆はトランプ氏が大好きだ」とべた褒め
  する社説を掲載した。>
・ <環球時報社説は、中国人がトランプ氏に好感を抱く理由として(1)気取ったクリントン元国務長官と違って率直な性格(2)西側のイデオロギーを押し付けてこない
  (3)中国の体制を尊重している--などを挙げた。>
⇒ まず、<トランプ米大統領が中国の人権問題を取り上げないことなどを理由に「中国の民衆はトランプ氏が大好きだ」>の部分。環球時報社説の原文に接していないので、記事の
  書き方に準ずるしかないが、トランプを大好きなのは「中国の民衆」でなく「中国の政権幹部」ではないか?

★ 最もひっかかるのは、『言論・思想・表現などの自由』を含む『国民の基本的人権尊重』を【西側のイデオロギー】と断じている点である。周知のとおり<イデオロギー=Ideology>の語義は、”一つの姿を理想<=Idea>と定義する価値観”であり、漢語でいう(~主義)と同義であろう。社会主義、共産主義、資本主義、国家主義などなどを想い浮かべればよい。  
  言い換えると、一つの価値観を至上のものと断定し、其の実現に努める事こそが<善>だとする生き方を指す。 ”~主義者”の生き方であり、宗教信心を支えとする生き様に近い。

間違えてはならないのは、イデオロギーの定義に、民族や歴史の違いを超越した【普遍性】の概念は含まれないことだ。何故なら、「~主義」と奉じて追求される世の仕組みが地球上の全てで成功し、支持されるものではない、との前提があり、それは何よりもソ連の失敗が証明している。

中国政権党の立場は、『様々な自由を基盤に追求・尊重される基本的人権』もこのような価値観の一つに過ぎず、普遍性などない<One of Them>だというものゆえ、【西側のイデオロギー】と言い換えるるわけだ。  完全な自由市場経済や代議制民主主義を採用しない強権統治の諸国(例:ロシア、中国など)が、決まって『自由』『基本的人権』を制限/抑圧する理由は、とっくに共産主義は捨てた主義無し国家なのに、自由や人権を己と同等の「~主義」と並置することで自己正当化する為だ。
 ぶっちゃけ、専制政治には、それらの価値観<自由&人権>が邪魔であるからだ。      知識人ではなく、中国の一般民衆はそこをどう思っているのか、私は尋ねたい。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ≪ ロシア革命から100年 ... | トップ | ≪ 相撲協会の隠蔽体質いずこ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

つぶやき」カテゴリの最新記事