静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

☆ 暁 星 ;  2015.02.18   ≪ 言論・表現の自由の今 浅田次郎氏  愚民政策を止めよ ≫

2015-02-18 09:26:12 | トーク・ネットTalk Net
  ☆  文化国家「逆行」を憂慮  http://mainichi.jp/shimen/news/20150218ddm004070003000c.html

  ・ 特定秘密保護法について<今の日本でなぜ必要なのか、僕には疑問なんですよ。・・・関係省庁や当局の秘密保護は役所の内規で規制できるし、国民全体を法律で
    規制する輪の中に入れていい根拠はないと思います。外国政府と機密情報を共有するために必要だという政府の主張には、説得力がありません。>
    ← その通り。どの国が、たった1片の法律を作ったからと情報交換に応じるか? 信頼関係の問題で、法整備の有無なんかではない!
  ・ <背景には、情報は国益を損なわない範囲で国民に知らせるべきだ、という愚民思想があると思います。明治維新の頃はそうではありませんでした。江戸時代末期には
    国民のほとんどが読み書きできて、新政府の太政官布告を直接理解したのです。明治政府は国民を信頼しました。それが明治維新の成功した第一の理由ではないかと
    思っています>。
  ・ <自分は大学を出ていなくて学問がないからこそはっきり言えるのですが、東大出のエリートも中卒の労働者も、ものの考え方にほとんど違いはありません。語彙(ごい)の
    数は違うから、議論した時にはかみ合わないかもしれません。ですが考える力は学歴も性別も年齢もまったく関係ないと思っています。
    重要なことを国民に諮らず閣議決定で決めていく今の政権のやり方は、民主主義にも反し、独善的ではないでしょうか>。

  浅田氏の論旨は実に明解極まり、良識そのものである。文化国家のみならず民主主義への逆行だ、という指摘は完全に正しい。否定したいのは与党と霞ヶ関で生業を立てて
  いる人だろう。   国民の多くも同じことを感じ考えていると信じたい。   もしそうなら、何故その声が政党政治に反映されないのか?  
     やはり、選挙制度、議会制度、統治構造そのものにメスを入れないと、この理不尽で愚かな政府がトンデモナイ結果を招くのではないだろうか?
コメント
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