静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

★ 太白  2015.01.24       < イスラム国 日本人は多神教だし無神論者だから軽蔑 >

2015-01-25 19:16:52 | トーク・ネットTalk Net
  ★  日本を敵視 「米欧に加担」「不信心」 04年、アルカイダも標的  http://mainichi.jp/shimen/news/20150125ddm007030107000c.html
  
   ああ、やはりそうなのか! 秘かに想像していたことが表に出てきた。中東/アフリカを分割支配した西欧植民地主義時代への怨念、十字軍時代からの怨念、これは容易に
   理解できる。  だが、日本政府や日本人への敵意が、単に憎きアメリカとの同盟国であるからだけではなく、文化や個人レベルでの敵意に変わっている点が私はただ事では
   ないと感じている。 日米同盟は60年の昔からあるのだから、真の敵意は日本人の宗教への態度に向けられているのが鮮明になった。

  ★  時代の風:  道徳の低下と孤独な社会=京都大学長・山極寿一  http://mainichi.jp/shimen/news/m20150125ddm002070108000c.html?fm=mnm

    <現代の社会でなぜ道徳の力が弱ってきたのか。人間に普遍的な恥の意識がそう簡単に薄れるはずはない。恥を感じたときにその行為を抑制できる環境や、
    罪を感じるルールが内面化されていないのが原因だと思う。 隣人関係が希薄になり、共同体内部でうわさ話によって抑制し合うことがなくなってきた。
     さらに、多様な文化や価値観が入り交じり、どのルールを基準にしたらいいか判断が難しくなった。宗教が模範を示す力を失ったのも大きな原因だろう。
    道徳は自分が属したい共同体があってこそ成り立つ。それがなければ、道徳は心に宿らないのである>。 
 
    <道徳の低下は、現代の日本人が急速に孤独になったことを示している。それを少しでも埋め合わせようとして、人々は自分の行為をブログやフェイスブックに載せて
    報告する。しかし、ネット上の共同体には行為を抑制する力はないので、逸脱した行為を止めることも罰することもできない>。  珠玉の名言ではないか。 
    <文部科学省は国の検定を受けた教科書の導入を検討している。しかし、道徳を教える前に、恥と罪を意識する信頼できる共同体づくりが先決なのではないだろうか>。

    さて、地縁・血縁の崩壊したいま、ヴァーチャルではない共同体づくりは何から始まるか? 
コメント
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