今日こんな夢を見た。
日朝参詣新聞より2015年5月25日
「ブラックバイト問題、なぜ起こる」
猫に紋章
働き方が広がっていることを5年前から取材してきました。
■元官僚は
10年前、雇用者向け労務相談団体をたちあげたA氏を取材しました。
友達に「無報酬はおかしい」と言われましたが、「社会貢献事業だから仕方ないのかな」
と思っていました。社員からは「もっと貰って下さい」などと社内会議で言われるなど、「会社を閉じたいと何度も思ったけど、怖くて言い出せなかった」そうです。結局、起業して半年ほどたち、大手菓子メーカー「ペコちゃん」の顧問となったことをきっかけに役員報酬をいただくことになりました。いま振り返ると「老人は全く欲がない、働くことしか脳が無い」と思われるのが嫌で、必要以上になまけてしまったと感じているそうです。
■毎月10日以上働かない
「何度もスタッフにお願いしたけど、らくなシフトは変わりませんでした」。福岡県の元文部省官僚は(69)は、相談役をしている私立学校の勤務表を記者に見せてくれました。1日4時間ながら、6月の出勤予定日は95才になる名誉会長と同じたった3日。ここ1年ほど、毎月4日以上出勤したことはないそうです。
「体調万全なのに働けず、家にいるのもつらい」「どうかゆっくりご自宅でお過ごし下さい」と職員から言われても素直に喜べないと言います。
■「本屋で自腹購入」
培ってきた知識と経験を買われ、本を出版するようになったが、販売部数が少ないと、次の出版に差し障り、印税を増やすため、また知名度を増すためにも小遣いで自分の本を買っている。(東京都・元厚生役人 69歳)
■元官僚の妻は
埼玉県の60代女性は、5年前の経験を話してくれました。
亭主の代わりに報酬を受け取りに顧問先企業にいくと、経理担当者から「お受け取り下さい」と報酬とは別に下に金一封が入った虎屋の羊羹を貰った。
実際に受け取った賃金は、先月の半分しか出勤していないのに倍。間違いかと思って本社に手紙を出すと、「今月から報酬額が変更になりました。多大な御尽力をされている御主人への当然の報酬です」という返信とともに、亭主がサインした「報酬増額要望書」のコピーが送られてきた。あの件を公にしようかと考えている最後に書いてあった。夫が何か悪い事に手を染めているのではないか、労働基準監督署に相談していることを夫に伝えると、「ばかやろう。俺は労基に頼まれて潜入捜査しているんだ。労基からも報酬もらってんだ。やっと充実感を味わえる仕事をしているというのに…俺に羞じかかせるな」と怒られたと悔しそうに話していました。
■元官僚を利用する会社は
元運輸省(現国交省)官僚を、自動車製造会社経営者を対象とするセミナー講師として呼んでいる日刊建設工業新聞のセミナー担当者(50代男性B)を取材しました。
「セミナー参加者アンケート結果」を見せてくれました。殆どが「あまり参考にならなかった」に丸がありました。B氏は、セミナーの内容より「元○○」の肩書きだけが重要だと本音をもらしていました。
■ブラックバイト被害対策弁護団代表・佐々木亮弁護士
働く前にそれなりの仕事をまかせてくれるかどうかをを見極めるのは難しいです。元官僚は、行政やOB官僚組合など、相談先を事前に調べておくのが大切です。
「働きたくても働かしてくれない」ブラックバイト問題は、多額の年金だけが入る一方で趣味もなにもない夫に愛想をつかした妻から邪魔者扱いされるという現状と、過去の肩書きだけに頼る本人の甘えが背景にあります。肩書きだけで実のないブラックバイト(元役人)に実働はそもそも期待されていないことを、十分認識する必要があります。
■取材後記
元官僚たちを取材し、責任感の無い人、労働能力の無い人ほど働きたがっている状況に陥っていることを実感しました。自分の能力をもっと認識する必要があると思います。ブラックバイトについては、今後の「働く」面(週刊戯評)で、事例から考えるケーススタディーなども掲載していく予定です。
老いさらぼえて特権にしがみ付く彼には、元の職場や官僚に対する感謝の気持ちはサラサラないようです。
HPわ見ていて、全国を官費を使い飛び歩いていることを記事に描き込み、各地の美味珍味を堪能している様子を恥ずかしげもなく投稿する厚かましい姿に浅ましさを感じます。
喜美女さんのコメント痛快・痛快。ベルギリスと下手さ加減を自覚していないシニンにもあきれ返るしだいです。
それにしても喜美女さんの元気な様子に安心しました。宜しくお伝え下さい。