これのことです↓
日本酒や焼酎の一升瓶に付いてるもので、「安心・安全にしてリユースできる規格統一びん」の証として知られております。醤油の瓶にも付いてますよ。
一升瓶はリユースの優等生。日本酒・焼酎・醤油などが詰められて何処かで販売され、その空き瓶が何処かで回収されて何処かの製造元にまた納入され再び商品が詰められて・・・といった具合で日本中に流通しています。環境問題云々言われるずっと前から資源の有効利用の見本のような存在だったんですな。規格が統一されてるからこそ成せる業なのでしょう。
ところが、ちょっと前にコスト削減目的だったのかどうか分かりませんが、中国から安価な一升瓶を購入し使用していた焼酎蔵があったそうです。もちろん「丸正マーク」は付いてません。その一升瓶は国内の正規瓶と違って瓶の口径の大きさにばらつきがあり、瓶詰めして打栓した商品が漏れるトラブルが生じたそうなんですが、運悪く一部その瓶が正規瓶と混ざって流通してしまい、空瓶として別の製造元(日本酒・焼酎・醤油など)に納入されてしまいました。知らずに使った蔵の人たちは気の毒にも、出荷した商品が漏れているとの苦情が寄せられ対応に追われたことがあったそうです。とんだ災難ですよね。
あなたの手元にある一升瓶には「丸正マーク」が付いてますか?