13トリソミー 陽花の記録

すべての幸せが君のものであれ

手術

2017-03-08 00:19:23 | 陽花の記録
■手術

 入院の翌日、陽花は緊急で気管切開の手術を受けることになった。医師から説明を受け、手術の承諾書に署名した。急いで職場にいる夫に連絡した。全身麻酔で1時間半余りの手術だった。2人で手術室の前の椅子に座って「どうか上手くいきますように」と祈った。
長かった。無事終了の知らせにほっとした。手術室から出てきた陽花は首に巻いたガーゼに血が滲んで痛々しかった。えらかったね。よく頑張ったね。追い詰められて待ったなしの決断だったとは言え、これで呼吸だけは確保できたのだ。よかった。
 
 だがその思いは手術から2日目に打ち砕かれた。泣いてグズっていた時(声は出なくても泣いているのは様子で判ります)、ぐっと息をこらえてそのまま止めてしまったのだ。顔は真っ黒。慌ててナースコール。気管切開部からの吸引とバギング(手動給気)で回復したが、一体どうして!なぜ!呼吸を確保するために気管切開したのに!なぜ呼吸が止まるの!! 私たちは打ちのめされた。
 結局その後3日間で同様の「息止め」が5回起こった。その度にバギングで蘇生措置。陽花の病室はピリピリして、ナースコールすると看護師さんがすごい勢いで駆け込んでこられるようになった。
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