13トリソミー 陽花の記録

すべての幸せが君のものであれ

急変

2017-03-08 00:44:18 | 陽花の記録
■急変

 11月19日、昼頃から急に呼吸が早くなってきた。呼吸はどんどん苦しそうになる。ただ抱いていることしかできない。抱いていると苦しそうな様子が幾分やわらぐ。お腹が減るようなので少しだけ口からミルクを飲んだ。チュッチュッと一気に飲んだ。だが夕方にはますます呼吸が荒くなり、熱は40度に。急性気管支炎らしい。先生が解熱剤や気管支を広げる薬を点滴してくれる。呼吸はまるでマラソンを走り続けているようでとてもしんどそう。息も絶え絶えの状態で見てられずに、何とか息がしやすくなってほしいと願う。少しでも楽なようにと夜には酸素テントを設営してもらいそこに入った。

 心配でその夜は夫にも泊まってもらうことにする。私は明日にそなえソファーに横になりかけた。そして日付が変わる頃、急に呼吸が落ち着いてきたかと思うとそのまま呼吸が停止。慌ててナースがバギングをしながら医師を呼ぶ。N先生が駆けつけてくれた。しばらく心肺停止状態だったようだ。心臓が止まるなんて、今までなかった。心臓マッサージとバギングで心臓の動きは回復したが意識と自発呼吸が戻らない。
 私たちは病室の外に出され、長い長い時間が経過した。陽花は人工呼吸器をつけられた。病室は機械だらけになり、冷たい機械の音が響いていた。医師から今の状態の説明を受けた。翌日、高カロリーの点滴をするために足の付け根にカテーテルを入れるという。けれども容態は安定。血液は酸性に傾いているものの、尿は出ているし、口元も指先も時々動かしている。あとは自発呼吸の戻るのも早いだろう。今までいくつもの危機を乗り越えてきた陽花だ。大丈夫。何があってもずっと一緒に頑張るからね。体をさすりながら2人で陽花に話しかけた。
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