13トリソミー 陽花の記録

すべての幸せが君のものであれ

こども病院

2017-03-08 00:25:44 | 陽花の記録
■こども病院

 陽花が入院したのはこども病院の小児外科病棟。専門的で高度な医療が必要で遠方から来て入院しているお子さんも多かったようだ。病棟ではたくさんの子どもたち、お母さんたちに出会った。皆さん厳しい中でも明るい。わが子が頑張っている時に親が泣いているわけにはいかない。心の中はたくさんの思いがあふれているに違いない。でも、母は強い。何度もそう思った。たくましいお母さんたちの笑顔に、私も頑張らなくっちゃと励まされた。大変な状況にあるのは自分だけではないことを、こども病院に来て知らされた。

 けれどもその一方で、入院したのが小児外科病棟だったこともあって、陽花はそこでは気管切開をした赤ちゃんに過ぎなかった。手術は成功して良かったのだが、後は傷が治れば気管切開部のケアの仕方を覚えて退院です、という感じだった。陽花の場合は合併症が多い上に、術後も何度も呼吸が止まっている。
病院内の小児科、循環器、整形、耳鼻科、眼科、歯科を個別に受診させてもらったのだが、個々にひとつひとつの合併症や症状に対応することだけでいいのだろうか、本当に陽花の全体を診てもらえているのだろうかという思いが何度も湧きあがった。
気持に余裕がなく、イライラして不安な気持を主治医にぶつけたこともあった。その時は思い切って口にしたことで、応えてくださった先生の言葉に救われた。「その子のために」という目的さえひとつなら、医師に対し疑問も不安も口にすることでより理解し合えるし、よりよい方向に向かえる。そう思うし、そう信じたい。
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