13トリソミー 陽花の記録

すべての幸せが君のものであれ

生命(いのち)

2017-03-07 23:12:58 | 陽花の記録
■生命(いのち)

 結婚2年目、「もしかして?」の予感に妊娠検査薬を買いに行った。
はっきりした陽性反応に2人して大喜びした。自分のお腹の中に新しい生命が宿っている。うれしいと同時に不思議な感覚だった。「生命は授かるもの」だから羊水検査はしないと2人で決めた。夫はそれまで以上にやさしくなった。階段には「ゆっくり、ゆっくり」の張り紙。おかげで?赤ちゃんはすくすくと順調に育った。出産は近くのS病院に決めた。検診のたびにドンドンという心音を聞き、超音波の映像を見ると喜びが込み上げてきた。先生はずっと「ちょっと小さめだけど順調ですよ。」と言ってくださっていた。立会い出産に備えて2人で両親教室にも通った。

 けれども妊娠10ヶ月目に入って、やっぱりちょっと小さめで頭が小さいのも気になると、胎児の血流をみる超音波検査を受けた。最初に「赤ちゃんに“異常”があるかもしれないから。」と言われた時はびっくりして不安に襲われた。けれども検査の結果は「明らかな“異常”はなし。」ほっとした。が、先生は“異常”の可能性を否定してくれない。むしろ「生まれてから検査などが必要ならしましょう。」という言い方。高齢出産で慎重になっているのかなと思った。まあ、分らないことを心配しても仕方ないし、何と言っても赤ちゃんはこんなに元気に動いているのだから、誕生の日を楽しみにしようと気持を切り替えた。
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