13トリソミー 陽花の記録

すべての幸せが君のものであれ

すくすく陽花

2017-03-07 23:29:19 | 陽花の記録
■すくすく陽花

 そして出産1週間目に私は退院。陽花と一緒に帰れないのはやはり切なかった。初夏の日を浴びて陽花に会いに病院に通う毎日が始まった。飲めるミルクの量はどんどん増えていき、生後10日目には保育器を出た。念願の抱っこをさせてもらい大満足。夫と2人でさわりまくった。

 以降、授乳のコツを教えてもらう。口蓋裂の子どもに適しているというおおきな乳首と弁のついたハーバーマン乳首という哺乳瓶をN先生が取り寄せてくださった。それを使って呼吸状態を見ながら授乳する。舌根沈下は起こさなくても気道が狭いのでミルクを飲むと息がゼイゼイガラガラする。
血中酸素濃度(SPO2)のモニターの数字を見ながら、顔色や様子を見ながらの授乳。飲めなかった分は鼻から胃へのチューブで注入(経管栄養)してもらう。最初は緊張したがだんだん慣れてきた。何といってもこれをクリアーしたら退院だ。

 私は昼間に授乳と沐浴に行く。さらに夕方仕事から帰ってきた夫と2人で面会・授乳に行くのが日課になった。陽花はすくすく成長して口から飲める量も増え、ついに生後24日目、経管栄養用のチューブをはずした。
ミルクは全部自分で飲めるようになったのだ。ほっぺはプクプクになり、お腹が減っては大泣きし、グビグビとすごい勢いでミルクを飲んだ。陽花のパワー炸裂だった。退院して家に帰る日が待ち遠しかった。車のベビーシートもレンタルし、家のポストにも陽花の名前を書いた。一家3人の暮らしの始まり…夢のようだった。
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