nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

南九州花紀行 2

2017-06-23 10:59:33 | 旅行記
平成29年6月12日(月)
 市内中心部とは思えない静けさで、ゆっくりと寝ることができました。
 今日も雨の心配はないとのことで、今ツアーのハイライト『ジャカランダ』を見る日なので一安心。
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 朝食は昨晩と同じく一階の『レストラン・フォレスト』で、注文による洋食でした。
 テーブルには『タケシマユリ』の花が飾られており、まずマンゴジュース、ヨーグルトとシリアルが出ました。
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 次いて『焼きたてのパン』『生野菜サラダ』に『カボチャのスープ』、それに『オムレツ・ハム・ソーセージ
 ・ベーコン』と朝からお腹が膨らみます。特に暖かいパンは美味しかった。
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 ここで特注の一口料理『鶏の南蛮揚げ』と『牛肉ステーキ』の味に満足。最後にコーヒーとデザート、牛乳で
 少々食べ過ぎたようです。
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 9時にホテル出発、日南海岸沿いの国道220号線に出て間もなく『こどものくに』や『青島』を過ぎると『青
 島の隆起海床と奇形波蝕痕(波状岩)』つまり(鬼の洗濯岩)の奇岩が見えてきました。
 バスは『道の駅フェニックス』で停車。その奇岩やブーゲンビリア等の花々を見物しました。
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道の駅フェニックス
 眼下に広がる太平洋、海岸線に続く波状岩、フェニックス並木など、日南海岸随一の雄大な景観が展望できま
 す。日南海岸ドライブの休憩スポット。四季を通して美しい花々が咲き誇り南国情緒いっぱいです。
 海沿いの遊歩道を降りると、鬼の洗濯板が続く海岸に出ることができます。 【宮崎市観光協会 HP】
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 海沿いにある展望所から眼下に広がる奇岩の不思議な造形を見たり、崖沿いに咲く『サンゴシトウ』『ブー
 ゲンビリア
』『ランタナ』などの花々を楽しみました。
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 展望所から駐車場に戻ると、その斜面に咲く彩り豊かな花々が目につきました。
 上部に『サンゴシトウ』、下の方には『ベニチョウジ』。
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 『シロバナベニチョウジ』と『コルチカム』も見ることができました。
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 バスはフェニックスのある道をさらに南下して『ジャカランダの森』のある『宮崎県総合農業試験場・亜熱帯
 作物支場
』に向かいました。
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 『亜熱帯作物支場』に着くと、先ず『トロピカルドーム』(大温室)の見学から始まりました。
 ここでは亜熱帯作物支場の研究成果を展示するとともに、珍しい亜熱帯性の花卉、花木(約80樹)や果樹
 (約30種)を植栽しており、一年中様々な花や果実を楽しむことができるという。
 画像はトロビカルドームと『ユーチャリス』。
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 『トケイソウ』と『パラミツ(ジャックフルーツ)』。

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 『ベンケイカズラ』と事務所の入り口には『ジャカランダ』 の植栽の花が咲いていました。
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ジャカランダ【Jacaranda】 
 ノウゼンカズラ科の高木で,羽状複葉のシダに似た,軟らかな感じのする葉をつける。花は藍色から紫色で
 釣鐘形をし,頂生する円錐花序に多数つき,樹冠をおおうように咲き美しい。
 熱帯,亜熱帯では街路樹,庭園樹として広く植えられている。熱帯アメリカに約 50種が知られているが,そ
 のうちブラジルジャカランダノキJ.ovalifolia R.Br.は高さ15mくらいになる高木で,葉は 2回羽状複葉になり,
 長さ40cmくらい。                          【世界大百科事典】
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 次いでいよいよ本番の『ジャカランダの森』に5分ほどで到着、その途中の車窓から見た日向灘の眺めも素
 晴らしいものでした。
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ジャカランダの森
 世界3大花木と言われるホウオウボクカエンボクジャカランダ
 そのひとつのジャカランダが宮崎県総合農業試験場内の有用植物園に植栽されております。
 開花時期は5月の下旬頃から6月末頃まで青紫色の花を咲かせ高貴な雰囲気に漂わせます。
 日南市に植栽された経緯としましては、昭和39年にブラジル県人会の方から宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作
 物支場にジャカランダの種を譲渡され試験場内で育成し敷地内に植栽いたしました。
 それから14年たち昭和53年に初めてジャカランダが開花し、その後毎年 5月下旬頃~ 6月末頃まで開花してお
 ります。
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 亜熱帯作物支場内には約 300本植栽されておりましたが、平成23年3月に新たに約 400本を植栽しジャカランダ
 の森が広がり現在総数は700本に至っております。 【宮崎県総合農業試験場 HP】
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 傾斜地にあるジャカランダの森の上部の方でバスを降り、ジャカランダを見物しながらジグザクの道を下ると
 いう趣向です。花の紫と葉の緑が重なって、桜のような絢爛豪華さはありませんが、しっとりと落ち着いた清
 楚な感じの花見となりました。
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 曇り空のため花が空に溶け込んで色が沈んでしまっているのが残念です。
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 見栄えのする場所では、撮影のため待ち行列が出来ていました。
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 林の途切れた場所からの日南海岸の景観も見ることができ、その先に待っていたバスに乗り『道の駅 なんごう
 近くまで下りました。
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 ここで再びバスを降り、道の駅の道路を挟んだ反対側のジャカランダの林に向かいました。
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 こちらには『日南海岸国定公園贄波園地』の立札があり、林の外側から見物するようになっていました。
 ここからも日向の海を眺めた後、一休みするため『道の駅なんごう』に向かいました。
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 道の駅のベンチに座り、日向の海を眺めながら「マンゴーソフト」を味わいました。
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 ジャカランダの見物の後、昼食場所の『南郷プリンスホテル』へは10分ほどで到着しました。
 ホテルの前は左右の小高い丘陵に囲まれた小さな入り江となっており、プライベートな海水浴場になってい
 ました。
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 海に面したレストランでの昼食は、刺身などの和食となりました。
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 昼食後は内陸部へと入り、鹿児島県曽於市にある広域道路を進み、国道10号線との交差点にある『道の駅す
 えよし
』でショッピング・タイムとなりました。
 ここには『四季祭市場』として、現地の農産物や果物、蜂蜜などの品物が中心になっていました。
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 今日の宿へは国道10号線から九州自動車道の『末吉財部 I C』に入り『溝辺鹿児島空港 I C』で下り、神降川
 沿いに進み、1時間10分あまりで妙見温泉『妙見石原荘』に着きました。
 川沿いのロビーでお茶とお菓子の接待を受け、対岸に目をやると茅葺の古民家を移築してホテルに改造した
 建物があり、周囲の雰囲気に溶け込んだ景観となっていました。
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妙見温泉・妙見石原荘
 霧島山系から流れ出る天降川沿いに位置し、霧島火山帯の恵みを存分に受けた源泉を7本備えております。
 その1万坪の敷地内には四季折々の野の花が咲き乱れ、渓流には鮎やハヤ、鯉などの魚影が写り、せきれい、
 やませみ、かわせみなどの鳥たちが水辺に遊びます。
 その景色を楽しみ、豊かな自然と触れあいながら進むと、離れには源泉そのものが湯量も豊富に湧き出す大
 浴場や、渓流の清々しさも存分に味わえる露天風呂があります。
 新鮮な湯を楽しんでいただくために源泉近くに湯船を作り趣きの異なる5つのお風呂をご用意しています。
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温泉の効能
 源泉名 : 天降殿源泉
 泉 質 : ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉
 成分総計 : 2,264(mg/kg)
 加水/加温 : なし
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露天風呂付客室
 昔から鹿児島には地元の石を使った石像建造物が多くあります。
 蔵を持てるのは「ぶげんしゃどん(鹿児島弁でお金持ちの意)」だけだということを知った当主は、
 自分もいつか蔵を持ちたいという思いがありました。
 そして2007年秋、自然豊かな妙見温泉に歴史を感じる石肌をもった重厚感のある石の蔵が完成しました。
 昭和の初期に建てられた米倉庫として長年使用されていたものを、一つ一つ解体し、丁寧に積み重ねました。
 源泉100%掛け流しの露天風呂付の客室4室とレストランをそなえ、そのしつらえは土・木・石の天然素材を
 ふんだんに使い、全国各地から指折りの職人さんは腕をふるって完成させました。
 現代を感じながら、どこか懐かしさのある、落ち着いたしっとりとした空間を演出してくれます。
                                    【石原荘 HP】
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 私どもはその露天風呂付き客室を利用しましたので、5つの露天風呂は利用せず、早速部屋の源泉掛け流しの
 露天風呂で汗を流しました。
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 夕食はその『レストラン食菜石蔵』で『懐石料理・水無月のおもてなし』を頂きました。
 半個室の部屋は、天然素材で作られた壁やテーブル、椅子等がいたるとこに配置され、何か懐かしいレトロな
 ものが現代的デザインを採り入れ、心地よく過ごすような造りになっていました。
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 最初に一献として『果実酒・梅酒』と『金目鯛の養老蒸し』、次いで『青梅白ワイン煮・茗荷寿司・白だつ』
 が出ました。それぞれが優しい味わいで、すんなりと喉を通っていきます。
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 次に『もろこし豆腐・蛸柔煮・サーモン胡瓜巻・近海のぶえん』、そして『陸蓮根すり流し・帆立糝薯』。
 もうこれらの料理は絶品としか言いようがありません。
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 これこそ待ってましたという料理、『天降川(あまりがわ)天然鮎塩焼』が火鉢ごと篭に入れられて出てきま
 した。採りたての、まさに草魚に相応しい味わいでした。
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 『夏越の薬石』と『黒豚』。  
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 『塩トマト薄蜜煮』、『和牛沢煮鍋』。
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 食事は『田植えの朴葉めし』とありましたが、笊に入った朴葉を開けると、なんと鰻の握り飯でした。
 ほぼ満腹状態でしたが、これには思わず口に入れました。
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 デザートは『みつ豆とアイス最中』、何とも贅沢な夕食に満足しました。
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 念願の『ジャカランダ』には少しばかり残念な気持ちもありましたが、食事の方ではほぼ満足の内容でした。
 天降川の瀬音も耳に入らず、旅館お勧めの薩摩焼酎に陶然となって眠りにつきました。
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 9.00. ホテル発 → 9.30. 道の駅フェニックス 9.50. → 10.50. 宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場・トロピカル
 ドーム 11.15. → 11.20. ジャカランダの森 … 11.35. → 11.40. … 道の駅 なんごう 12.20. → 12.30. 南郷プリンスホテル
 (昼食)13.30. → 14.55. 道の駅 すえよし 15.15. → 16.30. 妙見温泉・田原荘着
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