灯(ともしび)

あなたの心に灯がともりますように

老い支度

2017年02月22日 | 新日記
 先日がんの疑いが濃厚と言われて専門医に診てもらったことが精神的に後を引いている。
 
 父を看病して、宙を泳ぐように、苦しさから逃れようとしていた様子が心に焼き付いている。
 苦しむ様子を見ながら何もできないで見ているしかなかったことが、心を苦しめてきた。
 
 病気への恐怖心が消えない。

 幸いがんでなかったので、ほっと一息ついているが、この先のことを考えるようになった。
 ちょうどその時、新聞に「樹木葬」の案内が紙面一面を使って掲載されていたのに目を惹かれた。
 私たち夫婦にお墓は要らないと考えている。
 その結果、「樹木葬」もいいかもしれないと思っている。
 明日、夫の仕事が終わってから、樹木葬のお寺に行ってみようと思っている。

 そう思いだしたら、なんだか急にさみしくなってきた。
 まだまだ世の中に打って出ようなどと、この年になっても考えていた私が急にしおらしくなって、老い支度をするようになったかと思うと愕然とする。
 
 まだ早い老い支度なのだろうか?
 
 
 
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4 コメント

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老い支度 (まめ)
2017-02-22 16:47:10
ちょうど、先ほど友人(10歳下)とお墓のことを話し合ったところでした。
友人のお連れ合いは、公務員で、早期退職と再就職を控えて、色々なことを整理している時期なのです。
散骨で意見が一致、調べ始めたそうです。
老い支度は、思いついた時がその時期だと思います。
気になったことを家族と相談することができるなら幸いです。

私は、夫にいきなり末期癌が見つかり、お墓と遺産相続(遺産は殆ど、自宅の土地だけですが)の準備をしました。
これをしていたので、色々なことが大変スムーズに運びました。

次に本当に自分の老い支度が始まったのは、連れ合いの死後、三年から五年後だったろうと思います。
送ってすぐは余りに落ち込んでいたので、何もできませんでしたが、少し元気になってからでした。
夫の看病をするには我が家が不便だったので、自分が弱った時、このままでは暮らせないと思ったからです。
車椅子でも移動できるようにしたのです。
トイレと脱衣場を一緒にし、洗面台は廊下の一角に、ひとり暮らしなら何とか住める間取りにしました。

伴侶を亡くすと、本当にもう、生きる姿勢がまるっきり変わります。
老いも死もいよいよ近く感じられます。

しかし改築後、段々元気になり、活動は逆に広がり、この間取りでは収納場所が不足で、その点は不便になってしまいましたが・・・
自分が想像する将来の姿なんて、当たらないものだなあ!と思います。

他にも老い支度は色々しましたよ。
自分史(写真)アルバムや、自分の葬儀用賛美歌伴奏カラオケCD等を作りました。
それは新しい活動の種になったわけです。

老い支度結構!
テレビで老い支度(お墓の事)をした人が「元気になった。」と話しているのを見ました。

病気の恐怖は、どう考えればよいのでしょうか。
まだ癌の疑い濃厚までなったことが無いので、良く分かりません。
来週、腎臓のCT検査を受けます。念のため程度です。

「疑い濃厚」と言われれば、物の整理を始めるかな?
手術入院の前には、保有する保険の一覧表を作りましたね。医療ミスが有っても親族が困らないように、分かりやすく・・・

でも、花さんのはもっと強く深い恐怖だったのでしょう。
良い老い支度ができたら、また自然に新しい元気が湧いて来られるのかも知れません。


遠い先 (花)
2017-02-22 18:47:14
まめさんへ
 実際に伴侶に先立たれると、死というものを意識しないではいられませんね。
 まめさんは、気丈に、よく頑張っていらっしゃいました。
 ご主人様を励まし、看病しながら、先のことを考えて、お亡くなりになった後は、ご自分の行く末をしっかりと設計して。
 完璧な終活ですね。
 今日見てきた樹木葬の場所はあまりにも遠すぎて、ダメ。
 もう遺産相続に関する公正証書はもう作って手続きは済ませているので、動産・不動産に関しては憂うことはありません。
 あとは精神的にも身体的にも、健やかな状態で老いていくことを望むだけですが、どうなることでしょう。
 宗教という心のよりどころがある人は強いと今になって思います。
 老い支度もいよいよ佳境に入った昨今です。
Unknown (渚)
2017-02-22 19:45:53
いくつになっても新しいことに挑戦して、学校へ行ったり試験を受けたり勉強会に参加したり前向きな花さんに「老い支度」の言葉は似合いませんね。

老い支度には二つあると思います。
①残された人が困らないように身辺を整理して解るようにしておくこと
②自分の心身の変化に合わせて生活スタイルを変えていくこと。

①は必ず必要ですね。
5年前義父が亡くなったとき、残った家族が困らないように段取りをしておく発想がなかった人だったので、大いに困りました。
年金手帳・印鑑などどこにあるか義母も知らなかったのです。
手続き・仏事だけで忙しいのに無駄な労力を費やしました。
寺への対応・地域の風習・法事も夫の幼馴染に聞きながら
これを教訓として私たちは重要なものはどこにあるのか明らかにしておくこと、片付けるべき問題は子供の代に持ち越さないように解決することを心掛けています。
遺言状も書きました(まだ流動的なので公正証書にはできません)
煩わしい仏事の詳細も私は記録を作り始めています。

②はしようと思えばすればいいし、何も断捨離の流行語に左右されなくてもいいと思います。
自然とできることは限られてきますから。
うちは植木屋さんなしで大木に夫が登って枝を切ったりしてきましたが、できなくなる日を考えて幹を切って行っています(これがなかなか大変ですが)
生垣の世話が大変になり切ってしまいました。
つる薔薇も中木もどんどん低くしています。
あとは少しづつものを捨てています。



捨てる (花)
2017-02-22 20:39:09
渚さんへ
 そうですか。
 お義父様亡き後の事大変だったようですね。
 実家の父と母は、生前に遺言書を公正証書としていました。そのおかげで、法的には文句なく三姉妹が分けたはずなのに、骨肉の争いが起きて、人間不信になりました。
 わたしより数倍金持ちの姉たちが、欲をだすのですからあさましい限りです。
 そうそう。おっしゃる通り、預金通帳とか、年金手帳、印鑑の管理など、わかるようにすることは大切ですね。
 亡くならないにしても、入院したり、言葉がしゃべれない状態になったときなど、困ることが多いですから、家族のものは知っておく必要はあります。
 老い支度は似合わないとおっしゃっていただけて、ちょっと嬉しいです。
 自分で老い支度をしながら、ちょっとさみしさを感じていましたから。
 まめさんのご友人がおっしゃるように、きちんとした後、気持ちが軽くなって前向きになる場合もありますよね。
 どのみち、やっておかなければならないことなので、道をつけてから、また前向きに、チャレンジしたいと思いました。
 みなさんのお知恵を拝借できて、ありがたかったです。
 まめさん、渚さん、ありがとうございました。
 

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