灯(ともしび)

あなたの心に灯がともりますように

An die Freude『歓喜に寄す』

2016年12月13日 | 新日記


「人」という字は一人の人間を支えているもう一人の「人」がいてはじめて「人」という文字が成り立っている。
本当に人の世はこの文字の通り。

一人で生きているつもりでも、たくさんの人に支えられている。
「友」と言う字を白川静著「常用字解」辞典で調べてみると、もともとは右手の形が二つ連なって並んだ文字となっている。そこから白川氏は「手を取り合って助け合うの意味」としている。
さらに続けてこうある。「助け合う人間関係の「とも、ともだち、なかま」の意味に用いる」とある。
堅苦しく定義づけなどせずとも、「友だち」はやっぱりかけがえのない存在だ。
 あらためて友にありがとうなどと言ったことがないけれど、今日は言いたくなった。
「友よ!ありがとう!」
嬉しいにつけ、悲しいにつけ、ふと心に去来する友よ。
ありがとう.
みなさん、いつもありがとう。

 喜びの歌を歌いたくなった。

 歓喜の歌は、

フリードリヒ・フォン・シラーの詩作品『自由賛歌』(Hymne à la liberté 1785年)がフランス革命の直後『ラ・マルセイエーズ』のメロディーでドイツの学生に歌われていた。そこで詩を書き直した『歓喜に寄す』(An die Freude 1803年)にしたところ、これをベートーヴェンが歌詞として1822年から1824年に書き直したものだ。
An die Freude

O Freunde, nicht diese Töne!
Sondern laßt uns angenehmere
anstimmen und freudenvollere.
(ベートーヴェン作詞)

「歓喜に寄せて」

おお友よ、このような音ではない!
我々はもっと心地よい
もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか
(ベートーヴェン作詞)

歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
天上の楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高な汝(歓喜)の聖所に入る

汝が魔力は再び結び合わせる
時流が強く切り離したものを
すべての人々は兄弟となる
(シラーの原詩:
時流の刀が切り離したものを
貧しき者らは王侯の兄弟となる)
汝の柔らかな翼が留まる所で

ひとりの友の友となるという
大きな成功を勝ち取った者
心優しき妻を得た者は
彼の歓声に声を合わせよ
(略)






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2 コメント

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歓喜の歌 (まめ)
2016-12-13 20:13:39
私も若い頃一度、この曲の合唱をオーケストラ伴奏で経験しました。
寄せ集めの合唱団で、譜読みができる人はそれぞれ自宅で手持ちのCD等で自主練習だったので、記憶に残っているのはゲネプロくらい。思い出というほど強いものではありません。
でも、歌ったことが無ければ感じなかったであろうこの曲の良さを少し知ったと思います。
歌詞の本当の意味を理解することが出来てはいませんが、歓喜するのは世界の覇者になる等ではなく、「ひとりの友の友となる」また「すべての人々は兄弟となる」のですね。
私も、みなさんありがとう!です。
すべての人々は兄弟となる (花)
2016-12-13 21:27:47
まめさん、
  この合唱付き第九は、共に歌ってみると感動が違いますね。
 生きとし生けるものたち、みなつながりあって、生きていことを喜びたいですね。
 ありがとう。

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