ブログ仙岩

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絵手紙

2017-07-27 08:03:24 | エッセイ
久ぶりに遠方の友より絵手紙が届いた。空蝉である。成虫が樹皮に産卵、幼虫が土に潜り7,8年して蛹になり、地上に出て、草や枝で脱皮した抜け殻が空蝉であり、むなしいことやはかない事のたとえに使かわれる。

同時に、ラジオから、小さな社の前を通ると、絵馬に「贅沢はいりません、小さな幸せを」の文字が見えたと。

絵手紙で元気を頂いたが、古今和歌集「空蝉は殻を見つつも慰めと」、転じて、後撰和歌集「空蝉の声聞くからに物ぞ思ふ」などが頭脳を駆け巡る。

また、いろは歌の、いろはにほへどちりぬるを(諸行無常)わがよたれぞつねならむ(是生滅法)うゐのおくやまけふこえて(生滅滅已)あさきゆめみじゑひもせず(寂滅為楽)は涅槃経が基になっている。
そして、祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。

これらのことから、人は自分で生きているとするから喜び、悲しみそして哀れみ、生かされていると思えば、諸行無常(すべのものはなくなる)でも当然と思えるから一切安らかになる・・・。


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