公立中高一貫校の問題点の一つは、カリキュラムです。文科省の締め付け、教育委員会の指導で、中学校の学習内容は、決められた通りに実施しなければなりません。高校で教える内容を先取りして教えることは、ほとんど出来ないのです。多くの私立中高一貫校は、教育課程を柔軟なものにして、先取り学習を積極的に行っています。ここでも大きな差が出ます。
それでなくても、今のカリキュラムは「ゆとり教育」。土曜日も休み。少しは改善されたとはいえ、かつてのような盛りだくさんでもなく、内容もずいぶんと易しくなっています。
けれども、有名大学の入試は、ますます激戦模様。そのため、私立では中学1年から、積極的に主要教科(英数国)の学習時間を増やしています。そういうことを一切出来ないのが、公立校の宿命。この縛りは大きい。
同じように、入試も、学力検査をしてはならないことで、国語や算数、理科、社会の学力を確かめる方法がありません。基礎学力が不足しているような子どもが、受かる場合もあります。作文や資料の読み取りなどが、中心ですから。だから、入ったあと、数学や国語などでつまずく子どもたちも、残念ながら出てきているようです。
それぞれの公立中高一貫校ごとの特色にふさわしい、もっと柔軟なカリキュラムや入試制度を認めない・保障しない限り、仕組みそのものが、すでに私立と太刀打ちできないものになっているのです。
さらに、教員採用・養成。中高一貫校の教員といっても、あくまでも公立校の教員ですから、一律の採用試験になります。中高一貫校を希望しても、なれないどころか、なれたとしても、担任を6年間も持てないうちに、規則で、普通の中学や高校に異動します。せっかく培った、中高一貫校での経験やノウハウが中途半端に。転勤したらそれ以後、全く生かされないままに、教師人生を終えてしまいます。そういう状態に置かれておいては、これでは、全く落ち着いて、地道な教育実践ができません。
中には、管理職になるための、その経験作り、通過体験として赴任する人もいるようで、「中高一貫」とは名ばかりの似て非なる学校になっていくことにも。
中高一貫校については、独自の教員採用試験を行って、意欲のある先生を獲得していく必要があります。中学から高校までの6年間を見通して、積極的に働ける先生・人材を集める。現在私立の中高一貫校で働いている先生も、積極的に採用していく。それも、すぐに現場に出すのではなくて、一年間くらい、徹底して研修を課し(その場合の給料は、新規採用と同じにする必要があります)、その研修の後に本人の適正・希望と、学校の体制を勘案して、配当する。研修中に、あまり向かないと本人が思ったら、普通の中学・高校の教員として配置する・・・。長期的な展望に立った教員作り・人材作りを考えなければならない、と思います。
今ならまだ間に合います。「綻び」が「破綻」にならないよう、地域も保護者からも期待され、信頼される公立一貫校作りを行うべきです。
それでなくても、今のカリキュラムは「ゆとり教育」。土曜日も休み。少しは改善されたとはいえ、かつてのような盛りだくさんでもなく、内容もずいぶんと易しくなっています。
けれども、有名大学の入試は、ますます激戦模様。そのため、私立では中学1年から、積極的に主要教科(英数国)の学習時間を増やしています。そういうことを一切出来ないのが、公立校の宿命。この縛りは大きい。
同じように、入試も、学力検査をしてはならないことで、国語や算数、理科、社会の学力を確かめる方法がありません。基礎学力が不足しているような子どもが、受かる場合もあります。作文や資料の読み取りなどが、中心ですから。だから、入ったあと、数学や国語などでつまずく子どもたちも、残念ながら出てきているようです。
それぞれの公立中高一貫校ごとの特色にふさわしい、もっと柔軟なカリキュラムや入試制度を認めない・保障しない限り、仕組みそのものが、すでに私立と太刀打ちできないものになっているのです。
さらに、教員採用・養成。中高一貫校の教員といっても、あくまでも公立校の教員ですから、一律の採用試験になります。中高一貫校を希望しても、なれないどころか、なれたとしても、担任を6年間も持てないうちに、規則で、普通の中学や高校に異動します。せっかく培った、中高一貫校での経験やノウハウが中途半端に。転勤したらそれ以後、全く生かされないままに、教師人生を終えてしまいます。そういう状態に置かれておいては、これでは、全く落ち着いて、地道な教育実践ができません。
中には、管理職になるための、その経験作り、通過体験として赴任する人もいるようで、「中高一貫」とは名ばかりの似て非なる学校になっていくことにも。
中高一貫校については、独自の教員採用試験を行って、意欲のある先生を獲得していく必要があります。中学から高校までの6年間を見通して、積極的に働ける先生・人材を集める。現在私立の中高一貫校で働いている先生も、積極的に採用していく。それも、すぐに現場に出すのではなくて、一年間くらい、徹底して研修を課し(その場合の給料は、新規採用と同じにする必要があります)、その研修の後に本人の適正・希望と、学校の体制を勘案して、配当する。研修中に、あまり向かないと本人が思ったら、普通の中学・高校の教員として配置する・・・。長期的な展望に立った教員作り・人材作りを考えなければならない、と思います。
今ならまだ間に合います。「綻び」が「破綻」にならないよう、地域も保護者からも期待され、信頼される公立一貫校作りを行うべきです。










>狭い施設設備
生徒数に変化はありません。そのぶん高校募集を減らしたり募集停止にしているので、今までどおりです。また、都立中高一貫校では両国の校舎は新しくありませんが、他の校舎は公立とは思えないほど綺麗です。東京都は資金力がありますからね。
>所詮、公立校のセンセイ
それは偏見です。公募なのでやる気と実力のある教員しかきません。
>4年経てば異動、長くても6年、8年で異動
都立中高一貫校は人事異動で特別扱いされています。
>公立中高一貫校の問題点の一つは、カリキュラムです。文科省の締め付け、教育委員会の指導で、中学校の学習内容は、決められた通りに実施しなければなりません。高校で教える内容を先取りして教えることは、ほとんど出来ないのです。
これは一番の間違いです。都立中高一貫校のすべては私立中学とまったく変わらないスピードです。特に速いのは区立九段で、高2の前期までに高校全範囲が終わり、2年間を受験対策に費やしています。公立中高一貫校の最大のメリットは、私学と同じような先取り教育が可能なことです。
>(英数国)の学習時間を増やしています。そういうことを一切出来ないのが、公立校の宿命
カリキュラムを見ればわかりますが、土曜日も全員参加の補習という形で授業をしていたりするので、かなり主要科目の時間は普通の公立中学より多くなっています。
>担任を6年間も持てないうちに、規則で、普通の中学や高校に異動します。
先ほども言いましたが、都立中高一貫校は人事異動で特別扱いなので、大丈夫です。