まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

日帰りで瀬戸内海を往復

2017-09-07 20:34:09 | 建築まち巡礼ふるさと編 My Home Town, Setouchi

高松の家に用事があり、長男と二人で新幹線・日帰り旅行を決行。往きは朝の瀬戸内海。逆光です。

与島の上を通過中。遠くに大槌、小槌が見えます。

高松駅に到着。駅から瀬戸大橋通りを東に向かい目的の病院を目指します。艮櫓と琴電。廃校にはなりましたが母校の城内中学校前です。

電車が通り過ぎると使われていない校舎が見えるはずでしたが、既に跡形もなく仮囲い。何かができるのでしょうか?県立ホールやミュージアムの並びなので公共施設が建つのかもしれません。どうか、ホールやミュージアムのように、お城から(東の)屋島への景観を阻害することのないことを願うばかりです。

途中には、何港でしたっけか?

向こうに見える四国ドックは半世紀前と変わっていない!ように見えます(よくある記憶のねつ造でしょうか?)。玉藻橋がこんなアールデコの造形だったとは今はじめて気づきました。昭和初期の築造のはずです。

この後すぐに病院到着。

懐かしい流正之さんの彫刻が出迎えてくれます。まだまだお元気とのこと。

病室の窓から香川県立体育館がよく見えます。丹下健三先生の設計ですが、今は耐震性能の不足のため使用禁止になっていると建築雑誌で読んでいました。

気になるので、探索に出かけました。・・・力強い・・・構えた闘犬のようです。

コルビジェ的?生々しい造形。いいですね。

中は少し優しいモダニズムです。

帰りも電車です。やさしい山の姿がこの地方の特徴です。

夕日の瀬戸内海。またしても逆光でした。右手に本島や広島が見えていると思います。真ん中は高見島?

 高谷時彦記

I went to my home town TAKAMATSU with my son to see his grandpa sick in hospital.

I always feel that I'm home, seeing Setonaikai or the inland sea of SETO.

Our high school English teacher used to say " the beauty of the inland sea of SETO is beyond description."

It had almost become a cliche to us.

But now after 45 years since then,  I nod in sympathetic agreement with him!

Tokihiko Takatani

Architect/Professor

Takatani Tokihiko and Associates, Architecture/Urban Design, Tokyo

Graduate School of Tohoku Koeki university ,Tsuruoka city, Yamagata


郡山でも駅前商店街は様変わり

2017-09-07 13:55:58 | 建築まち巡礼東北北海道 Tohoku, Hokkaido

久しぶりに郡山駅前商店街をのぞきました。郡山は人口33万人ほど、東北地方でも大きな都市のひとつです。昭和の後期には、駅前に丸光、西武、ダイエー、丸井などたくさんの大型店が出店し、地元百貨店と覇を競っていましたが、先日ぶらっと歩いたところでは、大型店として目立っていたのは地元百貨店やヨドバシカメラでした。商店街も歩いてみました。南東北の中核都市なので小都市のようにシャッターどおりではありませんし、地元百貨店前にも人通りがあります。ただ、かつての「昭和の賑わい」の中核だったアーケード街の物販店舗はほぼ飲食系の店に置き換わっていました。ですので日曜の昼間歩くと下の写真のような風景となります。

昔は洋装店やかばん屋、家具店など買い廻り品の店が多かったのだと推測します。しかし人口構造、都市構造の変化で中心部には飲食店が立地する条件が整ってきたということでしょう。買いまわり商店街を懐かしむ声もあるかもしれませんが、私は、飲食店街が悪いとも思いません。昼間もやってもらえればよいのではないでしょうか。そのためには中心部に住む人の数や来街者数を増やす努力を続けるしかありません。

少し歩くと、屋台なども出店したイベントをやっていました。ジャズ演奏もあります。不思議な人形も販売に一役買っています(椅子に腰かけています)。ご主人の双子の弟さんでしょうか?

高谷時彦記

Visited the downtown area of Koriyama city, the third largest city in Tohoku Region.

The revitalization of the area is one of the biggest challenge they face.

The key issue, I think, is how to make various and vibrant places for young families to live in and visit! 

Tokihiko Takatani

Architect/Professor

Takatani Tokihiko and Associates, Architecture/Urban Design, Tokyo

Graduate School of Tohoku Koeki university ,Tsuruoka city, Yamagata