インドでは、どうすることも出来ない位、カースト制度が、現在も毅然と
存在していて、カースト制度を色で表すと、「最も地位の高いバラモン
は白で、宗教を司る僧族」次が「クシャトリアで赤、王族武士」3番目
が、「ブァイシャで黄色、農業商業など営む平民」最下位が「シュドウは
黒で労働者となる」それによって身分が決められ、どこまでも差別される。
インド旅行中、9日間一緒だった、現地ガイドのチャウラ―さんは、カ
-スト制度の事を聞くと、いやな顔をして余り話題にしなかったし、答え
てもくれなかった。
日本語と英語とヒンディ語を話し、ガイドとゆう、新しい仕事に就いて、
いる、若い彼は、カースト制度について反発もあるのだろう。
アグラーの街から南西に40k。ファーテ―プル・スイクリー(勝利の街)
へバスで来た。ここは16世紀、ムガル時代の王都の遺跡が有った。
岩山の上に廃都となってしまったが、、堂々とした城が観えてきた。
城の周囲は、何と10k。 赤い砂岩で造られていて目立つ。
王がここに住んだ年月は、たったの14年間。
広い城の中には、謁見の間。五層の宮殿。王子の生母も間。イスラム教
の妻のための金曜礼拝堂。ヒンディ教の妻の礼拝台。
数多くの建物が当時のまま残されていた。
アクバル大帝は、各宗教との融和を図った。アクバル大帝の第1夫人は、
ヒンディ教で、第2夫人はキリスト教。第3夫人はイスラム教だった。
🍀 明日に続く。