レイクパウエル・グレンキャニオンダム

巨大なレイク・パウエル・グレンキャニオンダムに到着した。
　　　惑星の世界へたどり着いたのでは、と思わせる３６０度、見渡す限り
　　　が黄土色の岩石砂漠の世界。
　　　
　　　１９５６年に、電力、水不足ために、そこに、コロラド川を堰き止めて
　　　作られた。ダムの水の色はパステルカラーのブルーで、周りの風景とも
　　　異色で不思議な雰囲気を醸し出していた。

　　　現地の日本人男性ガイドは、何かと哲学的な説明の好きな人だった。
　　　こんなことを、地球上に動植物が現れ始めて２０億年。
　　　それを１日２４時間に置き換えると、人間の一生なんて時間にすると、
　　　０，４秒。１才の人から８０才の人も関係なく生きた証は、一瞬の
　　　まばたきでしかない。と言った。変な人だった。

　　　また、こんな事もアメリカから見た日本。アメリカは太平洋の島々を
　　　始め、日本をアメリカの植民地にする機会をねらっていたらしい。
　　　もし、アメリカと日本の戦争が無かったら、日本はハワイと同じように、
　　　アメリカの一つの州になっていたかもしれない。
　　　う～ん、理解出来るような、出来ないような話。

　　　旅行中の食事は和洋中と、その日によって変わり変化を付けてくれた
　　　ので厭きなかった。バスでの移動時間も長く、山中や砂漠などでお昼を
　　　迎えた、ビックなサンドウィッチを持たされた。
　　　時には風景を眺めながらとか、またバスの中で取る食事も楽しかった。
　　　
　　　アメリカ人は明るく陽気で気さくな人々だった。

🍀明日に続く。