北野進の活動日記

珠洲市議としての活動報告。志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

産廃処分場に異議あり!輪島で新たな動き

2016-09-15 | 輪島産廃問題
輪島市大釜地区で建設が計画されている県内最大規模の産業廃棄物処分場について、輪島市内で新しい動きがスタートした。

   

計画が浮上して10年余りが経過するが、この間、15000筆近い市民の反対署名が提出され、2度にわたる市議会の反対決議もあり、さらに市長が設置した検討委員会でも「建設反対」が明記されるた答申が提出されるなど、輪島市民にとっては建設中止が既定路線であるかのような流れが続いてきた。
ところが先の6月議会で急転直下、市と市議会は受け入れに向けて大きく方向転換をした。
処分場からでる浸出水を公共下水道に接続して処理するという市長が提案した計画を議会が可決したのだ。
建設を前提とした事業であり、事実上、議会は過去2回の反対決議を撤回する議決をしたのである。

今日も朝から夜までテレビのニュースは東京都の築地市場の豊洲移転に関わる問題を報じている。
専門家会議の結論がどこでどうひっくり返ってしまったのかが当面の疑問点である。

これと同じような不可思議な展開となったのが輪島の産廃処分場問題である。

産廃処分場に関わる専門家の意見も聞きながら約1年間の議論を経てまとめられた「建設反対」の検討委員会答申が、なぜ反故にされたのか全くわからない。
公共下水道接続は、答申で指摘された産廃処分場の諸々の問題点を一気に解決する妙案では決してない。
それどころか公共下水道接続それ自体の新たな問題点を指摘する専門家もいると聞く。

答申を覆すならば、最低限の手続きとして再度検討委員会を立ち上げ、そこであらためて議論してもらうのが筋というものだろう。
内容も、手続きも疑問だらけである。

予定地周辺住民はもちろんのこと、もう産廃処分場はできないだろうと思っていた多くの市民にとっても寝耳に水だ。

ここままでは地域の将来、輪島の未来に禍根を残すとの思いから、予定地地区の区長さんら住民が立ち上がった。
(チラシ参照)

本来は世界農業遺産に認定された能登の里山里海と埋立期間が50年にも及ぶ巨大な産廃処分場が共存するのかという点で、輪島市だけの問題ではなく能登全体の問題でもある。
当日は検討委員会の委員長を務めた金沢大学の碇山洋教授の記念講演もある。
「建設反対」の答申は一体どうなったんだ???という思いだろうと思う。
関心のある方、ぜひご参加を!
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環境
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