三重大学 青木直人の論文捏造、不正

三重大学大学院生物資源学研究科と、名古屋大学大学院生命農学研究科の青木直人准教授による論文捏造、研究不正事件の追及ブログ

毎日新聞: 不正論文:三重大が准教授を懲戒解雇…データを改ざん

2011-02-14 | メディアによる報道
不正論文:三重大が准教授を懲戒解雇…データを改ざん
毎日新聞 2013年05月10日 23時56分(最終更新 05月11日 00時55分)

 三重大(津市)と名古屋大(名古屋市)は10日、三重大大学院生物資源学研究科の青木直人准教授(47)が科学誌へ投稿した論文11本に、改ざんしたデータ計69点を使用していたと発表した。三重大は9日付で懲戒解雇した。

 両大によると、青木准教授は1996~2010年度に発表した論文11本で、実際には行っていない実験を行ったように見せるため、別の実験結果を改ざんして使用。1枚の画像を反転させるなどし、複数の実験を行ったよう装った。青木准教授は名大院助手を経て、三重大院に赴任。分子生物学、食品機能化学などが専門で、11本のうち9本は名大院所属時に発表した。

 三重大は11年2月、論文に不正があるとの告発を受け、調査専門委員会を設置。実験ノートや画像データを調べ、関係者から聞き取りを行った結果、不正があったと認定した。青木准教授は「誤って載せた」などと、故意の改ざんを否定しているという。

 青木准教授は、文部科学省などから9件計5357万円の公的研究資金を受け、うち6件の研究で執筆した論文に不正があった。返還について両大は「指導に基づき、適切に対応する」としている。

 三重大の吉岡基(もとい)理事は記者会見で「画像などのデータは通常、間違いや不正はないという前提で研究を進めるため、発覚しにくかった」と説明。再発防止のため両大は、教職員の研修や、実験データ、記録の保存を各研究室が責任を持って行うよう指導する。【大野友嘉子】


http://mainichi.jp/select/news/20130511k0000m040121000c.html
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