日本海側を離れ、急速に回復した天気にも恵まれ・・・
やや汗ばむくらいの陽気の中、人の少ない、ニセコ・羊蹄山エリアを満喫。
奥尻島渡島以来の極上の天気に、ドライブも何も最高の時間を過ごし、
夕方にはJR比羅夫駅の、駅のホームでのんびりバーベキュー。
別の宿泊客と共に食事を楽しみに、最高の時間を過ごしたのでした。
そして翌朝。
羊蹄山を控えた朝の姿をとらえようと、寝ている妻を置いて、起床。
この日、気温は5℃。
随分と冷え込んだ中、思い当たる場所へ散策へ。
朝焼けを背に、そびえる羊蹄山。
来光も綺麗だけど、太陽が出しゃばりすぎない瞬間も、これまた綺麗・・・。
笠をかぶった羊蹄山に、太陽の光が後光のように照らし、それは神秘的な風景を目に焼き付けることが出来たのでした。
素晴らしい想い出に、感謝。
朝食前には宿に帰り、
バーベキューを共にしたお客さんも、朝一番の列車で出立。
その姿をお見送り。
そして私達も、出発。
青空は見えるものの、流れてくる雲に急かされるように比羅夫駅を後にしたのでした。
実はこの日は、ノープラン。
目的地は、長万部町の、とある温泉宿。
ものすごく成分量の濃い温泉なので、温泉を中心にした一日を楽しもうと、適当に現地に向かうつもりでいたのでした。
しかし走りだしてみると、色々欲が出てしまうもので。(笑)
妻から、洞爺湖とかメジャー処に向かう事を拒否られたこともあるのですが、これまた妻の提案で、昨日、霞かかってやや残念な風景だった「磯谷牧場跡地」を再訪してみようと決定。
さらに欲をかいて、「倶知安ニセコ線」(道道58号線)で高原ドライブを愉しみ、
「ニセコ五色」辺りも少しだけ眺めた後、ニセコ町を離れました。
良い思い出ばかりとなった、ニセコ・倶知安(一部、京極町)、有難う。
旅の後半、訪れる予定の無かった日本海側へ、再度向かいました。
国道5号線から、道道267号線へ。
同じ道は、基本的に使わない流儀で、岩内町~寿都町へ再訪しました。
さて、日本海側から、美しい羊蹄山は遠望できるでしょうか。(^^
再訪、「磯前牧場跡地」。
しかし・・・頑張ってこの風景。残念!!
近付くほどに雲が増えたので覚悟していましたが、前回より見えるものの、希望の光景には遠く及ばないものとなりました。
まぁ、欲をかきすぎない事ですね。(笑)
でも今度こそ、ニセコ・羊蹄山、さようならです。
悔しいので、折角日本海側に戻ったんだから、海の幸でも喰ってやれ!
と、目に付いた食堂?らしき所に立ち寄ったものの・・・
だよね~(´Д`)
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。
食べ放題は終了していたものの、焼き牡蠣と、塩ウニのオニギリで幸せになる事がきました。
でも何でだろう、この絵を見ていたら、岩手県に行きたくなってきた。(笑)
北海道というと、ウニ・ホタテ・イカ! なんですよね。
ただの思い込みなのは、よく承知しているのですが。(^^;
喰いっぱぐれを回避し、これまた妻の提案(妻からのルート提案って、けっこう珍しいんです)で、これまた日本海側のソーランライン(国道229号線)を南下し、弁慶岬を越えたあたりにある道道523号線に向かいました。
島牧村、某所。
この道は「月越原野」と言われ、穏やかなワインディングの続く道。
しかし残念ながら天候に翻弄され、期待していた風景は数少なく・・・
一瞬の晴れ間を突いて現れた、この牧歌的風景が最高の贈り物になったのでした。
この高原道路を抜け長万部町に入った頃は、雨を匂わす天気となり、当初の予定とおりの温泉三昧に心切り替えて、一直線に「二股らぢうむ温泉」へドライブ。
一気に山深くなる風景が、温泉での時間を期待させます。
そして辿り着いた、「二股らぢうむ温泉」。
世界最大含有量のカルシウムを誇る、超期待の温泉宿でした。
部屋は広めで綺麗で、湯治もする人が多い様子。
部屋の窓を開けると、この旅2度目のキツネとご挨拶。(^^
さて、温泉。
露天風呂に繋がる浴槽には、ご覧のような成分が固着した野趣味溢れる状態になっています。
湯の温度も様々で、立ちながら入る浴槽もあったり、湯治のためと思われる温泉プール(主に歩行で使われている方が多かった気がします)など、好きな人が好きなように時間を過ごせる状態です。
露天風呂から外を見ると目に付くのが、成分が凝結して巨大なドームになっている部分が目に入ります。
この二股らぢうむ温泉はカルシウム泉と先に書きましたが、風呂に入ると『ザラっ』とした肌触りを感じます。
それもそのはずで、↑湯花のように見えるのが、手ですくい集められるくらいの『成分』であり、体にこすりつけると、塩で体を揉んでいるような、そんな感覚になります。
熱すぎない浴槽でのんびり入っていると、ジワジワ芯まで温まります。
お湯を出てからも、汗がジワジワ出る感じがあって「こりゃ効いてるなぁ~」と実感できる、スゴイ温泉です。(^^;
ただ、一つ気になる点がありました。
この露天風呂エリアは、混浴です。
どうもマナーに欠ける客もいて、女性にはハードルが高いと思われます。
時間を選べば、気にせず入れる時間もありましたが、こればかりは読めませんものね。
もちろん、男女別の内風呂(女性風呂には、簡易な露天もあるとのこと・妻情報)も完備されていました。
立って入られる浴槽もあります。
こちらでは体も洗えます。
ただ、超・お湯成分が濃いため、石鹸の類が効果を発揮しません。(笑)
ソープなど使っても、なかなか泡立たたず。(爆)
むしろ、温泉(体を洗う場所限定)で直接ガシガシ洗った方が、衛生的にも効能的にも良いかも。(^^;
余談ですが、飲用として冷水が引いてあり、淡水と炭酸水どちらも飲めます。
飲んで入って、入って飲んで。
食事は、期待しないで正解です。
『ここは湯治場』と割り切って泊まれば、世界最高成分の極上温泉宿と言えるでしょう☆
実はこの日が、北海道の最後の夜。
食後は即就寝。
早朝5時から温泉に入られるので、起きてすぐに向かうと、すでに先客が。(笑)
湯治と思われるお客さんは、だいたい良い方ばかり。
軽く挨拶と言葉を交わして、お風呂を後に。
ここを6時には出発し、函館港へ向かわねばなりません。
要改善!! と言いたい部分はあるけど、温泉の魅力は・・・否定しがたい!
長万部町の誇りとして、上手に育て続けてほしい温泉でした。
北海道の最終日は、朝からしっかりした雨。
朝9時半出航のフェリーに間に合わせるため、長万部ICから、一気に函館へ戻ります。
長万部の海側(内浦湾側)って、地図で見てもお分かりの通り綺麗な直線の海岸線で、国道5号線も、ひたすらひたすら直線で流れも良いのですが、それにしても距離があるので、高速道路敷設して、正解でしたね。(^^;
お陰で全く心配することなく、函館港へ到着。
雨の中、お土産など見て廻る時間もあるくらいの余裕をもって辿り着きました。
これで、抜けるような青空だったら、どうなっていたことやら。(笑)
良い意味で後ろ髪惹かれる事無く、雨に押されて乗船手続き、乗船へ。
重ね重ね、素晴らしい想い出をありがとう。
北海道、遠からず、また来たいです。
行動範囲を大きくセーブした今回の行程は、大正解でした。
実は、道内の宿泊日を2日も減らし、ここからの移動に充てました。
北海道から、内地(青森県)へ。
この旅は、もう少しだけ続くことになります。
つづく。
やや汗ばむくらいの陽気の中、人の少ない、ニセコ・羊蹄山エリアを満喫。
奥尻島渡島以来の極上の天気に、ドライブも何も最高の時間を過ごし、
夕方にはJR比羅夫駅の、駅のホームでのんびりバーベキュー。
別の宿泊客と共に食事を楽しみに、最高の時間を過ごしたのでした。
そして翌朝。
羊蹄山を控えた朝の姿をとらえようと、寝ている妻を置いて、起床。
この日、気温は5℃。
随分と冷え込んだ中、思い当たる場所へ散策へ。
朝焼けを背に、そびえる羊蹄山。
来光も綺麗だけど、太陽が出しゃばりすぎない瞬間も、これまた綺麗・・・。
笠をかぶった羊蹄山に、太陽の光が後光のように照らし、それは神秘的な風景を目に焼き付けることが出来たのでした。
素晴らしい想い出に、感謝。
朝食前には宿に帰り、
バーベキューを共にしたお客さんも、朝一番の列車で出立。
その姿をお見送り。
そして私達も、出発。
青空は見えるものの、流れてくる雲に急かされるように比羅夫駅を後にしたのでした。
実はこの日は、ノープラン。
目的地は、長万部町の、とある温泉宿。
ものすごく成分量の濃い温泉なので、温泉を中心にした一日を楽しもうと、適当に現地に向かうつもりでいたのでした。
しかし走りだしてみると、色々欲が出てしまうもので。(笑)
妻から、洞爺湖とかメジャー処に向かう事を拒否られたこともあるのですが、これまた妻の提案で、昨日、霞かかってやや残念な風景だった「磯谷牧場跡地」を再訪してみようと決定。
さらに欲をかいて、「倶知安ニセコ線」(道道58号線)で高原ドライブを愉しみ、
「ニセコ五色」辺りも少しだけ眺めた後、ニセコ町を離れました。
良い思い出ばかりとなった、ニセコ・倶知安(一部、京極町)、有難う。
旅の後半、訪れる予定の無かった日本海側へ、再度向かいました。
国道5号線から、道道267号線へ。
同じ道は、基本的に使わない流儀で、岩内町~寿都町へ再訪しました。
さて、日本海側から、美しい羊蹄山は遠望できるでしょうか。(^^
再訪、「磯前牧場跡地」。
しかし・・・頑張ってこの風景。残念!!
近付くほどに雲が増えたので覚悟していましたが、前回より見えるものの、希望の光景には遠く及ばないものとなりました。
まぁ、欲をかきすぎない事ですね。(笑)
でも今度こそ、ニセコ・羊蹄山、さようならです。
悔しいので、折角日本海側に戻ったんだから、海の幸でも喰ってやれ!
と、目に付いた食堂?らしき所に立ち寄ったものの・・・
だよね~(´Д`)
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。
食べ放題は終了していたものの、焼き牡蠣と、塩ウニのオニギリで幸せになる事がきました。
でも何でだろう、この絵を見ていたら、岩手県に行きたくなってきた。(笑)
北海道というと、ウニ・ホタテ・イカ! なんですよね。
ただの思い込みなのは、よく承知しているのですが。(^^;
喰いっぱぐれを回避し、これまた妻の提案(妻からのルート提案って、けっこう珍しいんです)で、これまた日本海側のソーランライン(国道229号線)を南下し、弁慶岬を越えたあたりにある道道523号線に向かいました。
島牧村、某所。
この道は「月越原野」と言われ、穏やかなワインディングの続く道。
しかし残念ながら天候に翻弄され、期待していた風景は数少なく・・・
一瞬の晴れ間を突いて現れた、この牧歌的風景が最高の贈り物になったのでした。
この高原道路を抜け長万部町に入った頃は、雨を匂わす天気となり、当初の予定とおりの温泉三昧に心切り替えて、一直線に「二股らぢうむ温泉」へドライブ。
一気に山深くなる風景が、温泉での時間を期待させます。
そして辿り着いた、「二股らぢうむ温泉」。
世界最大含有量のカルシウムを誇る、超期待の温泉宿でした。
部屋は広めで綺麗で、湯治もする人が多い様子。
部屋の窓を開けると、この旅2度目のキツネとご挨拶。(^^
さて、温泉。
露天風呂に繋がる浴槽には、ご覧のような成分が固着した野趣味溢れる状態になっています。
湯の温度も様々で、立ちながら入る浴槽もあったり、湯治のためと思われる温泉プール(主に歩行で使われている方が多かった気がします)など、好きな人が好きなように時間を過ごせる状態です。
露天風呂から外を見ると目に付くのが、成分が凝結して巨大なドームになっている部分が目に入ります。
この二股らぢうむ温泉はカルシウム泉と先に書きましたが、風呂に入ると『ザラっ』とした肌触りを感じます。
それもそのはずで、↑湯花のように見えるのが、手ですくい集められるくらいの『成分』であり、体にこすりつけると、塩で体を揉んでいるような、そんな感覚になります。
熱すぎない浴槽でのんびり入っていると、ジワジワ芯まで温まります。
お湯を出てからも、汗がジワジワ出る感じがあって「こりゃ効いてるなぁ~」と実感できる、スゴイ温泉です。(^^;
ただ、一つ気になる点がありました。
この露天風呂エリアは、混浴です。
どうもマナーに欠ける客もいて、女性にはハードルが高いと思われます。
時間を選べば、気にせず入れる時間もありましたが、こればかりは読めませんものね。
もちろん、男女別の内風呂(女性風呂には、簡易な露天もあるとのこと・妻情報)も完備されていました。
立って入られる浴槽もあります。
こちらでは体も洗えます。
ただ、超・お湯成分が濃いため、石鹸の類が効果を発揮しません。(笑)
ソープなど使っても、なかなか泡立たたず。(爆)
むしろ、温泉(体を洗う場所限定)で直接ガシガシ洗った方が、衛生的にも効能的にも良いかも。(^^;
余談ですが、飲用として冷水が引いてあり、淡水と炭酸水どちらも飲めます。
飲んで入って、入って飲んで。
食事は、期待しないで正解です。
『ここは湯治場』と割り切って泊まれば、世界最高成分の極上温泉宿と言えるでしょう☆
実はこの日が、北海道の最後の夜。
食後は即就寝。
早朝5時から温泉に入られるので、起きてすぐに向かうと、すでに先客が。(笑)
湯治と思われるお客さんは、だいたい良い方ばかり。
軽く挨拶と言葉を交わして、お風呂を後に。
ここを6時には出発し、函館港へ向かわねばなりません。
要改善!! と言いたい部分はあるけど、温泉の魅力は・・・否定しがたい!
長万部町の誇りとして、上手に育て続けてほしい温泉でした。
北海道の最終日は、朝からしっかりした雨。
朝9時半出航のフェリーに間に合わせるため、長万部ICから、一気に函館へ戻ります。
長万部の海側(内浦湾側)って、地図で見てもお分かりの通り綺麗な直線の海岸線で、国道5号線も、ひたすらひたすら直線で流れも良いのですが、それにしても距離があるので、高速道路敷設して、正解でしたね。(^^;
お陰で全く心配することなく、函館港へ到着。
雨の中、お土産など見て廻る時間もあるくらいの余裕をもって辿り着きました。
これで、抜けるような青空だったら、どうなっていたことやら。(笑)
良い意味で後ろ髪惹かれる事無く、雨に押されて乗船手続き、乗船へ。
重ね重ね、素晴らしい想い出をありがとう。
北海道、遠からず、また来たいです。
行動範囲を大きくセーブした今回の行程は、大正解でした。
実は、道内の宿泊日を2日も減らし、ここからの移動に充てました。
北海道から、内地(青森県)へ。
この旅は、もう少しだけ続くことになります。
つづく。