間が空きました。
続きです。
最終日、明け方。
町の灯りよりも、漁船の灯りの方が多いと思うくらい、仄かに瞬きが見えます。
空には期待通りの星空。
先に見える水平線からは、今日の天気を約束する太陽光のグラディエーションが広がっています。
・・・でも、少し霧がかっているかな。
気圧の波と、寒暖の差が、明け方の霧を生みます。
こんな時は、雷雨に注意。
荷物を片づけ、湯を沸かします。

最小限度の状態にしながら、この岬での、もう一つの至高の瞬間。
『朝日』を拝みます。
少し早く起きすぎたか、ゆっくり朝日を待つことができました。
近くのトイレで洗面。
地元の人曰く、
「ここのトイレは、地下の汲み出しだから、飲めるんだ。変なところで買うことねぇよ。」
たまたま飲料水は確保してありましたが、なるほど、蛇口をひねると冷たい水が出てきました。
通常の水道は、冬冷たく、夏暖かい水が出ます。
地下水は、冬暖かく、夏冷たい水が出る・・・。
けして綺麗な環境ではありませんが、かなりこの水の存在は有り難かったです。
近頃は、キャンプ場でも張り紙を見ないと危ない時代ですからね。(笑)
寝起きの頭をピリッとさせ、また高台に戻ります。
戻ってすぐに、湧いたお湯へ、持参の自家製ブレンド珈琲粉を投入。
これぞ、正真正銘のトルココーヒー。
少し湧かして火を止めて、粉が沈み始めたら上澄みをすすります。
ただ、さすがに今回はペーパーで濾しました。(ちり紙で、です。)
相当に素朴な味わいですが、昔のカウボーイが飲んでる飲み方と大差なし。
ワイルドで、なかなかいけますよ♪
丁度珈琲がマグカップに注がれた頃、『朝』が顔を出しました。

(日の出前のグラディエーションを見たい方、画面をクリック☆)
近海漁船の汽笛に誘われるように、浮き上がる太陽。
緋色の柔らかくも透き通った光が、目に優しく入ってきます。
静かに、今日の日の旅の安全を祈りました。
今度は内陸の峠道を目指します。
1号静岡方面ではなく、愛知(名古屋)・長野経由、東京行き。
良い感じで、距離があります・・・。
漁師町の朝は早いとはいえ、住民が本格的に動き出す前に移動開始。
高台から港に降りて一枚写真に収めると、やんわりと出発。

今度来られるときは、数日滞在したいものです。
国道260号から県道17号線へ。
しばらく、静かな海岸線を通ります。

美しく入り組んだこの海沿いから離れると、もう海とはサヨナラ。
内陸へ内陸へ、沢山の峠を越えるルートを目指すことになります。
希望としては、お伊勢参りや鈴鹿サーキットなど、立ち寄りたい箇所は沢山あったのですが、冷静に慎重に地図から時間を検討すると、遊んでいられない行程であることが判明しました。
極力効率よく、それでいて走りや風景を堪能できるルートを選択しながら、進んでいくことになりました。
警察さんにお世話にならない程度に、地元車両速度+単車特典の淡々としたペースで走ります。
『伊勢』の地名に心引かれながら琵琶湖方面を目指していましたが、先程の「冷静に」時間を計算し、ひとまず伊勢湾を内湾ギリギリに抜けることとします。
いくら快調でも、絶対的な距離を考えて、ここだけは都市部の幹線バイパスを通り抜けます。
三重・滋賀・愛知・岐阜・長野・山梨・・・では、ただ距離を誇るだけのつまらない旅になります。
三重・愛知・長野・・・となれば、走ったときの楽しい思いでも残るというもの。
松阪牛で有名な松坂辺りから、国道23号線に出ます。
当然と言えば当然ですが、地元の人達が常日頃『松阪牛』を食べているはずもなく、その証拠に、松阪牛をウリにした焼き肉屋は、市の境界線に集中。中心部にはほとんど見られませんでした。(笑)
地元民じゃない私に、看板は強烈なインパクト。
昼頃であれば、焼き肉の苛烈な良香が漂っていたはずです。
朝早い内に通過できて、幸いでした。(笑)

ここから先、愛知県豊田市辺りから始まる、国道153号線を目指します。
1号線よりはマシなはずの23号線で、トレーラーに交じりながら、津・鈴鹿・四日市・名古屋と、一気に伊勢湾を廻りきります。
このバイパスは良くできていて、渋滞しながらも、信号の切り替えが上手なのか、全体の流れは非常によいです。東京都内の某環状線などは、比べるべくもありません。
しばらく快走しながらも、無機質な街の風景を抜け、ようやく国道153号始点に到達。

よく整備されたエリアを快調に抜け、お昼には待望の峠道入り口付近まで来ていました。
時間はかなり早めでしたが、脱水防止と混雑回避のために、通りかかった食堂で昼食休憩とします。
もっとも安いのが『鰻丼』という私には厳しいお店でしたが、この休憩は大正解でした。

(この旅、最高の贅沢を見たい方、画面をクリック☆)
都市部の灼熱の暑さは、確実に私の体力を奪っていて、汗も出ないほど。
ゆっくり水分補給し、体熱を下げ、栄養補給し、地図でルートの詮索。
一息つき、頭に水をぶっかけて、再出発です☆
国道153号線は、のんびりした峠道がいくつもつながる、優良のドライブ国道です。
ただ今回、最初から最後まで付き合うには余裕が無く、極力直線的に抜けていくルートを模索しました。
そして、待望の長野県に突入。

実際走っていて、目に飛び込んでくる風景を見ると、この選択が間違っていなかったと確信します。
ただ、前方には力強い入道雲の壁が・・・。(汗)

やっぱり、雨男にはつきもののイベントのようです。
極力直線を、という発想に基づいて、途中、県道46号線に入ります。
『田舎』を地で行ったような、ほのぼのとした田畑。
その途中から、今度は国道418号線へ。

青と緑の風景が、山道に沿うように、延々と続きます。
そして国道418号線某所で、一息入れます。
随所にある『道の駅』、侮りがたし。

車であれば、野菜を買いだめして帰るとこでした。(笑)

今度は県道1号線へ。
この県道、ず〜っと行くと県道18号線に繋がるのですが、この道程は実に変化に富んでいて、極端なアップダウンはないものの、山間の自然や生活風景、道を繋げることの難しさ、様々な要素が詰まった昔ながらの『道』。今の直線的な『バイパス』とは全く意味合いが違う、情緒豊かながら生活道路としての質実さもある細道です。

この一連の流れの間、ずっと雷雨に追っかけられていました。(笑)
でも、生い茂る木々のお陰で、雨に打たれ続けることは避けて通れました。

地図を見ると分かるのですが、国道152号線が現在も分断されている(自然の難所で工事が進まない)為に、『道』としては併走しているもっとも近い通りです。
私は、この1号・18号線から、国道152号線に抜ける場所を探しながら進んでいました。

県道22号線。
県道18号線から国道152号線に繋がる抜け道です。
ここでとっても痛い目を見ることになりました。
土砂崩れがあったのか、工事中で行き止まり☆
もうちょっと早く掲示してくれていれば・・・と苦笑いしつつ、再び近づいてきた「ゴロゴロ・・・」の音に急かされるように、18号線へとんぼ返り。(爆)

この後、県道49号線を使い、ようやく国道152号線に合流することが出来ました。
いやぁ〜、今回の旅で最も長く感じた時間帯でした。(笑)

この152号線は、開通していないこともあって、ただ観光のために通人はあまりいないようです。
あまりにも自然豊かな1本道で、存分に森林浴を楽しめます。
少し雨のぱらつく中でしたが、心が潤うような緑に囲まれた快適ルート・・・と、幾つかのコーナーを抜けたところで、一匹の動物が目の前に現れました。
『カモシカ』です。
私に気が付き、元来た山へ戻っていきました。
私も単車を止めて、無理と分かって静かにカメラを向けます。

「キュィッ! キュィッ!」
山間に声が響きます。
警戒の声でしょうか。
すぐそこで声がするので、場所はすぐに特定できますが、結局姿を見ることはできず。
しばらく静かに山奥を見上げ、再び走り出しました。
だいたい私の無計画旅には『野生の動物』が付き物で、素晴らしい出会いがあります。
ただ、『野生』はカメラを用意するのを待ってくれるほど、のんびりしていません。
以前の旅でも、かなりの頻度で野生動物に遭遇・ニアミスしています。
しかし、『いろは坂』の猿とは訳が違います。
「おぉぉ、出た出た!! 早くカメラ立ち上がれ〜。」
と、ゴソゴソやっている間に、被写体は安全圏へ。(苦)
一度、集落を繋ぐ細身との途中で、『鷲の群』と道を独歩する『キジ』に遭遇しましたが、これは人間を恐れず、のんびりしたものでした。
4足の動物は特に、警戒心が強いようです。
カナディアンロッキーを旅したときは、野生の動物が人間を相手にしていない(それだけ、人間と動物の距離が、長い間保たれている)ので、不思議な距離感と間合いがあって、ある程度自由に写真を撮ることが出来たのですが、日本は国土が狭いこともあって、動物の生活圏と人間の生活圏が大きく重なり合ってしまっているのでしょうね。
・・・話が逸れました。
この『カモシカ』との遭遇以後、快適に高遠町という名所の多い、味のある地域を抜けました。
すでに夕方の時間帯。
もったいない・・・と思いながら、流れに身を任せて通り過ぎます。
しかし時間は17時過ぎ。
朝・昼と早めに食事をとったことと、これから先まともに食事にありつけるか不安だったこともあり、茅野市に入った直後にあった、古ぼけたドライブイン的な食堂に入りました。
世間一般的にありがちな、『峠の蕎麦屋』。
正直なところ、到着直後は『話のネタにもしない』つもりでした。
しかしここで、最後の『出会い』に恵まれます。
長くなりすぎましたので、これは後程。
つづく
続きです。
最終日、明け方。
町の灯りよりも、漁船の灯りの方が多いと思うくらい、仄かに瞬きが見えます。
空には期待通りの星空。
先に見える水平線からは、今日の天気を約束する太陽光のグラディエーションが広がっています。
・・・でも、少し霧がかっているかな。
気圧の波と、寒暖の差が、明け方の霧を生みます。
こんな時は、雷雨に注意。
荷物を片づけ、湯を沸かします。

最小限度の状態にしながら、この岬での、もう一つの至高の瞬間。
『朝日』を拝みます。
少し早く起きすぎたか、ゆっくり朝日を待つことができました。
近くのトイレで洗面。
地元の人曰く、
「ここのトイレは、地下の汲み出しだから、飲めるんだ。変なところで買うことねぇよ。」
たまたま飲料水は確保してありましたが、なるほど、蛇口をひねると冷たい水が出てきました。
通常の水道は、冬冷たく、夏暖かい水が出ます。
地下水は、冬暖かく、夏冷たい水が出る・・・。
けして綺麗な環境ではありませんが、かなりこの水の存在は有り難かったです。
近頃は、キャンプ場でも張り紙を見ないと危ない時代ですからね。(笑)
寝起きの頭をピリッとさせ、また高台に戻ります。
戻ってすぐに、湧いたお湯へ、持参の自家製ブレンド珈琲粉を投入。
これぞ、正真正銘のトルココーヒー。
少し湧かして火を止めて、粉が沈み始めたら上澄みをすすります。
ただ、さすがに今回はペーパーで濾しました。(ちり紙で、です。)
相当に素朴な味わいですが、昔のカウボーイが飲んでる飲み方と大差なし。
ワイルドで、なかなかいけますよ♪
丁度珈琲がマグカップに注がれた頃、『朝』が顔を出しました。

(日の出前のグラディエーションを見たい方、画面をクリック☆)
近海漁船の汽笛に誘われるように、浮き上がる太陽。
緋色の柔らかくも透き通った光が、目に優しく入ってきます。
静かに、今日の日の旅の安全を祈りました。
今度は内陸の峠道を目指します。
1号静岡方面ではなく、愛知(名古屋)・長野経由、東京行き。
良い感じで、距離があります・・・。
漁師町の朝は早いとはいえ、住民が本格的に動き出す前に移動開始。
高台から港に降りて一枚写真に収めると、やんわりと出発。

今度来られるときは、数日滞在したいものです。
国道260号から県道17号線へ。
しばらく、静かな海岸線を通ります。

美しく入り組んだこの海沿いから離れると、もう海とはサヨナラ。
内陸へ内陸へ、沢山の峠を越えるルートを目指すことになります。
希望としては、お伊勢参りや鈴鹿サーキットなど、立ち寄りたい箇所は沢山あったのですが、冷静に慎重に地図から時間を検討すると、遊んでいられない行程であることが判明しました。
極力効率よく、それでいて走りや風景を堪能できるルートを選択しながら、進んでいくことになりました。
警察さんにお世話にならない程度に、地元車両速度+単車特典の淡々としたペースで走ります。
『伊勢』の地名に心引かれながら琵琶湖方面を目指していましたが、先程の「冷静に」時間を計算し、ひとまず伊勢湾を内湾ギリギリに抜けることとします。
いくら快調でも、絶対的な距離を考えて、ここだけは都市部の幹線バイパスを通り抜けます。
三重・滋賀・愛知・岐阜・長野・山梨・・・では、ただ距離を誇るだけのつまらない旅になります。
三重・愛知・長野・・・となれば、走ったときの楽しい思いでも残るというもの。
松阪牛で有名な松坂辺りから、国道23号線に出ます。
当然と言えば当然ですが、地元の人達が常日頃『松阪牛』を食べているはずもなく、その証拠に、松阪牛をウリにした焼き肉屋は、市の境界線に集中。中心部にはほとんど見られませんでした。(笑)
地元民じゃない私に、看板は強烈なインパクト。
昼頃であれば、焼き肉の苛烈な良香が漂っていたはずです。
朝早い内に通過できて、幸いでした。(笑)

ここから先、愛知県豊田市辺りから始まる、国道153号線を目指します。
1号線よりはマシなはずの23号線で、トレーラーに交じりながら、津・鈴鹿・四日市・名古屋と、一気に伊勢湾を廻りきります。
このバイパスは良くできていて、渋滞しながらも、信号の切り替えが上手なのか、全体の流れは非常によいです。東京都内の某環状線などは、比べるべくもありません。
しばらく快走しながらも、無機質な街の風景を抜け、ようやく国道153号始点に到達。

よく整備されたエリアを快調に抜け、お昼には待望の峠道入り口付近まで来ていました。
時間はかなり早めでしたが、脱水防止と混雑回避のために、通りかかった食堂で昼食休憩とします。
もっとも安いのが『鰻丼』という私には厳しいお店でしたが、この休憩は大正解でした。

(この旅、最高の贅沢を見たい方、画面をクリック☆)
都市部の灼熱の暑さは、確実に私の体力を奪っていて、汗も出ないほど。
ゆっくり水分補給し、体熱を下げ、栄養補給し、地図でルートの詮索。
一息つき、頭に水をぶっかけて、再出発です☆
国道153号線は、のんびりした峠道がいくつもつながる、優良のドライブ国道です。
ただ今回、最初から最後まで付き合うには余裕が無く、極力直線的に抜けていくルートを模索しました。
そして、待望の長野県に突入。

実際走っていて、目に飛び込んでくる風景を見ると、この選択が間違っていなかったと確信します。
ただ、前方には力強い入道雲の壁が・・・。(汗)

やっぱり、雨男にはつきもののイベントのようです。
極力直線を、という発想に基づいて、途中、県道46号線に入ります。
『田舎』を地で行ったような、ほのぼのとした田畑。
その途中から、今度は国道418号線へ。

青と緑の風景が、山道に沿うように、延々と続きます。
そして国道418号線某所で、一息入れます。
随所にある『道の駅』、侮りがたし。

車であれば、野菜を買いだめして帰るとこでした。(笑)

今度は県道1号線へ。
この県道、ず〜っと行くと県道18号線に繋がるのですが、この道程は実に変化に富んでいて、極端なアップダウンはないものの、山間の自然や生活風景、道を繋げることの難しさ、様々な要素が詰まった昔ながらの『道』。今の直線的な『バイパス』とは全く意味合いが違う、情緒豊かながら生活道路としての質実さもある細道です。

この一連の流れの間、ずっと雷雨に追っかけられていました。(笑)
でも、生い茂る木々のお陰で、雨に打たれ続けることは避けて通れました。

地図を見ると分かるのですが、国道152号線が現在も分断されている(自然の難所で工事が進まない)為に、『道』としては併走しているもっとも近い通りです。
私は、この1号・18号線から、国道152号線に抜ける場所を探しながら進んでいました。

県道22号線。
県道18号線から国道152号線に繋がる抜け道です。
ここでとっても痛い目を見ることになりました。
土砂崩れがあったのか、工事中で行き止まり☆
もうちょっと早く掲示してくれていれば・・・と苦笑いしつつ、再び近づいてきた「ゴロゴロ・・・」の音に急かされるように、18号線へとんぼ返り。(爆)

この後、県道49号線を使い、ようやく国道152号線に合流することが出来ました。
いやぁ〜、今回の旅で最も長く感じた時間帯でした。(笑)

この152号線は、開通していないこともあって、ただ観光のために通人はあまりいないようです。
あまりにも自然豊かな1本道で、存分に森林浴を楽しめます。
少し雨のぱらつく中でしたが、心が潤うような緑に囲まれた快適ルート・・・と、幾つかのコーナーを抜けたところで、一匹の動物が目の前に現れました。
『カモシカ』です。
私に気が付き、元来た山へ戻っていきました。
私も単車を止めて、無理と分かって静かにカメラを向けます。

「キュィッ! キュィッ!」
山間に声が響きます。
警戒の声でしょうか。
すぐそこで声がするので、場所はすぐに特定できますが、結局姿を見ることはできず。
しばらく静かに山奥を見上げ、再び走り出しました。
だいたい私の無計画旅には『野生の動物』が付き物で、素晴らしい出会いがあります。
ただ、『野生』はカメラを用意するのを待ってくれるほど、のんびりしていません。
以前の旅でも、かなりの頻度で野生動物に遭遇・ニアミスしています。
しかし、『いろは坂』の猿とは訳が違います。
「おぉぉ、出た出た!! 早くカメラ立ち上がれ〜。」
と、ゴソゴソやっている間に、被写体は安全圏へ。(苦)
一度、集落を繋ぐ細身との途中で、『鷲の群』と道を独歩する『キジ』に遭遇しましたが、これは人間を恐れず、のんびりしたものでした。
4足の動物は特に、警戒心が強いようです。
カナディアンロッキーを旅したときは、野生の動物が人間を相手にしていない(それだけ、人間と動物の距離が、長い間保たれている)ので、不思議な距離感と間合いがあって、ある程度自由に写真を撮ることが出来たのですが、日本は国土が狭いこともあって、動物の生活圏と人間の生活圏が大きく重なり合ってしまっているのでしょうね。
・・・話が逸れました。
この『カモシカ』との遭遇以後、快適に高遠町という名所の多い、味のある地域を抜けました。
すでに夕方の時間帯。
もったいない・・・と思いながら、流れに身を任せて通り過ぎます。
しかし時間は17時過ぎ。
朝・昼と早めに食事をとったことと、これから先まともに食事にありつけるか不安だったこともあり、茅野市に入った直後にあった、古ぼけたドライブイン的な食堂に入りました。
世間一般的にありがちな、『峠の蕎麦屋』。
正直なところ、到着直後は『話のネタにもしない』つもりでした。
しかしここで、最後の『出会い』に恵まれます。
長くなりすぎましたので、これは後程。
つづく













