東京アパートメント

てくてく歩きで楽しむ生活

親友とのわかれ

2018-05-27 | 日記・エッセイ・コラム
◾️2018年5月27日 午前8時16分

親友annが天に召された。

朝、目が覚めて、携帯を見ると、annのお姉さんからのLINEが…

どきりとする。

訃報の連絡をなかなか理解することが出来ず、何度となく読み返す。

その日が来るのが遠くない未来だとわかってたはずなのに、

私は何をしていたんだろうと、悔しさがこみ上げる。

辛くて、悲しくて、悔しくて、

久しぶりに声をあげて泣いた。


頭がボーとする中、母に電話をして報告をすると、

今日中に、annのご実家に向かいなさいと言われた。

どうしたらいいのか分からずに、狼狽える私に、

人生の先輩としての、知を与えてくれた。

母の言うように、annのお母様にメールをし、

夕方にご自宅に伺う許可をもらう。

花を買い、携帯のアドレスに住所が入っていることを確認して、電車に乗った。

駅に着き、タクシーに乗り、住所を告げる。

分からないと言われ、グーグルマップで一生懸命ナビをする。

17:40到着。

annのママと泣きながら、ハグをした。

横たわる彼女の顔は、安らかで、笑顔で、きれいだった。

笑顔で横たわる彼女の柔らかい短い髪に触れ、

冷たいおでこを撫でて、泣いた。

よくがんばった。よくがんばったねとつぶやき、

ふたたびおでこを撫でた。

あなたに支えられて、今の私がある。

ann、ありがとう。

そして、安らかに。

以心伝心

2018-05-15 | 日記・エッセイ・コラム
◾️5月15日(火)

この日は、マンションの設備点検の立会いのため、

会社を休むということにしていたが、

本当の目的は、annのお見舞いに行くこと。

土日は、お見舞い客も多そうだったから、

平日にふらりときたよということにしたかったから。

午前中に、設備点検の立会いを済ませ、

彼女の病院のお見舞い時間に合わせて、

家を出る予定だったが、少し遅くなってしまった。

今年に入ってからは、特に私自身、彼女の力になれていないことが、

心苦しくて、お見舞いの品をたくさん持参したいと思っているのだが、

annのお母さんが、いつも申し訳ないというので、

どうしたらいいのか分からなくなっていた。


この前のお見舞いの時に、飲むのが辛いのは、

喉の痛みではなく、身体に響くからだと聞き、

どういうタイプのものが飲みやすいかと聞くと、

クーリッシュのように、袋状で、

口から直接飲むタイプのものであるとわかった。

とにかく、腕を上下に動かすのがしんどいと。

話をゆっくり聞いていくと、スープのようなものの方が良さそうだと思ったが、

火を通さず飲ませるものは、やはり不安だし、

ということで、柑橘系の飲むゼリーを3つ買い、

ふたたび電車に乗り込んだ。

病院に行くまでに、どんなものか、1つは自分で試してみるつもりだった。

飲んでみて、爽やかで、ゼリーといっても、かなりさらさらで飲みやすいものだとわかる。

昨日、彼女からLINEが来ていたのだ。

笑顔の自撮り写真。

今年に入ってから、私が撮れなくなってしまった彼女の写真である。

もしかしたら、体調がいいのかもしれない。

病院にたどり着き、ナースステーションにお見舞いに来たことを告げると、

約束してますか?と。

いえ。

あちらのご両親に確認してください。

あら、annは来ること、知ってるの?

いえ。暇ができたので、ふらっとよりました。
ちょっとだけ、顔を見て帰ります。

コンコン、ann、どう?
お見舞いの約束するとannもだけど、私もがんばらなきゃと思っちゃうから、
ふらっと来たよ。

私がそう言うと彼女は、

声を出すのがなによりも苦しいのに、

それがいい、それが一番うれしい

と、言葉を絞り出してくれた。

昨日、送られてきた写真よりも虚ろな顔をした彼女がいた。

テレビには、相撲中継が流れ、病室にはモワッとした空気に包まれていた。

こんな病室から連れ出してあげたい…

そう思うけど、それは、できない状況だった。

それから、黙って、3〜5分病室に滞在し、annに促されて、

病室を後にする。

annのお母さんが先に病室を出たのを見計らい、

annの横を通り過ぎる間際に、ゼリーを渡した。

ありがとうという彼女のか細い声を聞き、

出ようと彼女の横を完全に通り過ぎたのに、

振り返って、後ろから手を握った。

黙って握っていると、

あったかいね

とか細い声で言われ、とっさに、

annの手も温かいよ。また来るね。またね

またね

とお互いに言って、病室を出た。

その後ロビーで、ご両親と1時間程度お話をし、

お母さんと、LINEを交換させていただき、

1時間経過したところで、annがお母さんをLINEで呼んでいたので、

ご両親に、「今日はannに、挨拶できたので、

今日はこれで失礼します。また来ます。」と言って、

病院を後にした。

きっと想いは通じてる。そう、思った。

いやぁ、間が空いてしまいました・・・。

2014-03-10 | 日記・エッセイ・コラム
■3月10日(月)

なんにんかの知り合いに、ブログを再開すると息巻いた物の、
12月の続投稿以来、ぱったりになってしまった。。。
反省。

入院先からお届けしていたブログも、退院して、日常生活が始まると、
その他の事に、興味をとられしまい、すっかり書くという事を忘れてしまいます...

ましてや、仕事を開始すると、どこにそんな隙間があったんだっけと思うようになりますし...

ま、時間配分とか、その時重きを置いている物とかによって、価値観って容易く変わるなって思います。
ま、言い訳はしません、熱しやすく冷めやすいこの性格に起因しているものだということも
きちんと自覚しております。

今は、また、まったり期間。
充電期なんだと思って、また、こりずにこっそりと更新。
楽しみにしてくれる人がいるといいのだが...

やはり年末は、紅白を観ねば!!!

2013-12-31 | 日記・エッセイ・コラム
■12月31日

今日は、病室でずっとまったりしてましたが、
7時になり、ついに禁断の言葉『テレビカード、買う?』の文字が・・・。

やっぱり観たいよねぇということで、急いで、テレビカードを買いに行き、
カードを入れたら、ニュース...
唖然としていたけど、紅白って19時ぴったりから始まる訳じゃなかったんだね。

紅白を、前半から着席して、病院で、ヘッドホンして、観た紅白は、
なかなかシュールでよかったんじゃないでしょうか?
20時にお見舞いの方の退出時間。これは、後ろ髪をひかれますね。。。
私は、挨拶もろくすぽちゃんとせず、紅白にかぶりつく。
っていうか、テレビが、1週間ぶりですからね。
かぶり付きですよ!!!

いいところまで行ったのよ。
中間休み。確か、そんなのもあったねぇ~と観ていたら、
ここで、終了。就寝時間が・・・。

結局、ももクロもあまちゃんバンドも観れず...
小泉今日子、潮騒のメモリーズ、薬師丸ひろ子だと思ったのに。

さてさてどうなったかは、自宅に撮ってあるものをみるまでの楽しみってことだね~。
よいお年を~♪

おみくじ

2013-12-31 | 日記・エッセイ・コラム
2013年12月30日

朝食に今日もやつがついてきた。
やつとは、おみくじ付きふりかけ。
添加物の入っていないというこの子は、アレルギーの子供を対象にしているのか、毎日お願いもしないのに、おみくじがついてくる。
頼んでもないけど、おみくじと書かれたら、気になっちゃうわけで、病院で色んな病状の人がいる中、不吉なのがでたら、不謹慎じゃんとか、憤慨しつつも、気になっちゃうわけで。

今日も、クールな気持ちで閲覧、拝見したわけです。
結果は、プチ吉。放課後にいいことあるかも。らしい。
って、今日は30日ですから~。
普通の学校、休みですから~。
残念っ!!!

そして、プチって有りなの?
なんだか、気になっちゃうおみくじに今後も振り回される予感。。。

痛み止め

2013-12-30 | 日記・エッセイ・コラム
2013年12月30日

朝3:40に目が覚める。
消灯時間が21:00ですから、6時間以上寝てるんですから、当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど、お目目パッチりで困る。
誰かにメールしたら、確実に怒られる時間帯ですし。
なので、ブログを執筆してみる。

背中の管が抜けてから、ロキソニンを飲まないと、痛みがあるから、6時間以上あけて、飲み続けているんですが、昨日の夜は、その前の晩の痛みが厳しかったので、座薬を刺してもらうことに。

30分は、トイレに行かないでねと言われた座薬。なんだか違和感にモジモジ。
この30分絶対我慢しないと過酷な夜が来ると思って、耐えてみたら、結果はロキソニンより効果あり。

快眠を得られたわけです。

ハードル高かったけど、やってよかった~。ま、日中は、ロキソニンで我慢するけどね。ただ、問題は、寝てる最中に痛み止めが切れると言うことなんです。
快適な快眠の果ての寝起きかと思ったけど、昨日も、4:30にロキソニン飲んだもんなぁ。
今日も、そろそろ限界なので、4:00にロキソニン飲んじゃいま~す。

それにしても、夜になると、1段と救急車のサイレンが目立つわ。本当にレスキューとか、医療関係者の方々のご苦労はすごいものだとつくづくと。今朝からは、言われずとも検温できる子になっていたいです。

家電からの卒業。

2013-12-29 | 日記・エッセイ・コラム
2013年12月29日
昨日、長らく繋がっていた点滴とおさらばし、今日、背中からでてた管を抜きました。
点滴が抜けた時もかなりの爽快感でしたが、背中のくだが抜けた時、ようやく家電から人間に戻れたような気がしました。

毎日、背中からでた管とその先の新幹線で飲むお茶のセットみたいなのを小脇に抱え、点滴も気にする毎日は、思った以上に苦痛でした。
自然と背骨も曲がり、小股すりきみに歩くようになってて、点滴が落ちにくいという理由で左腕上下禁止。
できれば寝ててくださいとやんわりと言われ続ける生活は、思った以上に苦痛でした。

ですからですから、今日、背中の骨髄から、管が抜けていく感じがなんとも言えず、うれしかった~。

思いの外、抜くの痛くなかったし。

今日は、久々にうれしくて、くるっと、二回転しました。
そして、念願のシャワーも始め、おっかなびっくりだったけど、これを逃したら、明後日の文字に闘志を燃やして、やってやったわ!

わ~い、なんてことな~い!!

日常に出来てることの有り難みをかみしめて、これからは些細なことにも感謝できそうな自分がいます。

ありがたや。

2013-12-29 | 日記・エッセイ・コラム
2013年12月28日
今日は、術後初めての洗髪。
昨日は、まだまだ洗わんでも行ける気がすると思ったけど、今朝起きたら、髪の毛、ぺったりんこで、たくはちろうみたいになってしまってて、やっぱり、髪の毛を洗いたいことを、看護師さんに主張してみたところ、洗っていただけることに。
自分でも毎日、タオルで体拭いたりとか、有る程度の努力はできるものの、洗髪だけは、努力ではどうにもならず、首部をたれるおいら。

いやぁ、気持ちいいね。
サッパリ!!

紅葉

2013-11-27 | 日記・エッセイ・コラム
■2013年11月27日(水)

ちょいとお腹の調子がよくないから、病院に行く道中。
せっかくだから、iphoneのマップを利用して、目的地まで
散歩して行く事にしたわけですが、紅葉が綺麗で、なんだか得した気分。

やっぱり、朝の散歩気持ちいいな

スカイツリーとアサヒビールと炎のオブジェ

2013-11-23 | 日記・エッセイ・コラム
■2013年11月23日(土)

今日は、おかんが、上野に来て、
一緒に、浅草まで散策してきました。

時間が許せば、スカイツリーの足下まで歩きたかったんだけど、
時間が足りず、浅草で散策終了になってしまいました。
そして、さすがに祝日。
すごい人、人、人なのでした。。。