Dear my friends

保護犬ディアナ、ムック、アナ、猫のロロはすでにお空組。
今は保護犬luckとの日々を綴る不定期日記。

年を重ねることと犬の咳

2016-07-01 01:56:15 | 病気に負けない

茨城から来たばかりの頃のボクちん

2003年推定2~3歳

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 目をそらさないでください ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

センターでは多くの子が家族のお迎えを待っています

迷子を探している方はいませんか?
6月27日~7月7日が期限の子たちの情報です

引き出しても引き出しても、保護数がそれを上回ります
こちらの収容犬情報をご覧ください



センターでは飼い主募集中の犬たち
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みんなとてもかわいい!普段の様子を是非ご覧くださいね



毎週更新されるちばわんボランティアによるセンターレポートです
6月28日訪問のレポートが更新されています

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普通でいい、安心できる場所でゆっくり休ませてあげたいです
どうぞよろしくお願いします


柴系MIX多頭飼育現場レスキュー
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定例のいぬ親会は毎月第3日曜日開催です


湘南地区は7月10日開催







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保護猫たちとまったり遊べる猫カフェブラン

本当の家族を待ってますにゃ


最期の最後まで手をはなさないで!


犯罪です!罰せられます!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

年をとるといろんなところに不都合が出てくる

猫の手なんか近眼用、遠近用、お手元用、さらに裸眼と

使い分けがたいへん

おまけに人間ドックでもオールAが自慢だったのに

左耳の聴力に問題あり

さらにさらにいったん眠りにつくと朝までぐっすりだったのに途中でトイレ

あ~ぁ、ほんまにあかんなぁ~

 

シニアになったムックを振り返ってみた

2004年10月のムック 可愛い女子に照れてます

 

若く見えても人間にすると80歳はとうに越している

心配は尽きない 

今まで犬の咳というものを聞いたことがなかった 

半年くらい前かなー ひょっとして今のが咳と思われるムックの咳に気がついた

でもたま~にだったし、コンコンで終くらいだった

2005年9月のムック コロコロ転げまわっていた

 

でもちょっと気になってきていた

11歳を過ぎたころから心雑音が少し出てきたねと言われていたし

半年前の血液検査では腎臓のBUN(尿素窒素)が基準値を少しオーバー

ご近所でも「ムックは若い!年には見えない」と言われていても

ちょっとしたしぐさに老いが見え隠れする

2007年3月 いつだってご機嫌

 

4月くらいからかな 

あ、また咳してると気づくことが増えてきた 

24時間見ているわけではないけれど明らかに増えている

2008年9月  やっぱり笑ってる

 

そして先週水曜日、激しく咳き込み苦しそうなので慌てて病院に電話

食べるしお散歩も行くしということで緊急性はないからと

今週月曜日、肺と心臓のレントゲンとエコーを予約ついでに腎臓と尿検査も

予約をしてから検査までの6日間がとても長くて

その間咳き込むことも増えているように思えて気が気ではなかった

2010年8月 何かご不満でも・・・・

 

不思議なことにお散歩中は出ないし、日によってはほとんどしない日もあって

このまま治るかも・・・なんてちょっと期待も

ところが

検査当日、朝の4時半ごろに苦しそうに咳き込むので目が覚めた

アナっちはピクリともせず熟睡

2016年6月 寝相の悪さでは誰にも負けないアナっち

 

おひとり様で車に乗って嬉しそうなムックどんだったけど

あっという間に病院

ポカンとしてる間に奥に連れて行かれた

2011年8月  まだ毛は薄くなってない

 

心不全、そして肥大(それも両方)さらには肺がとてもきたない(のだそう)

タバコも吸わないのになぁ~

腎臓のエコーはムックが嫌がったので中止

尿検査では比重もタンパクもまったく問題なしなので

エコーの必要はないでしょうとのこと

頑固になったねと先生

元気印のムックどんもついに毎日お薬生活に突入

2011年2月 ボール好き

 

 

それにしても憎いのはフィラリア

 

ムックは2003年にうちに来て2年ほどで陰転しているけれど

 

心臓(右心房)と肺動脈を最終的な棲家とすると言われている犬糸条虫だから

 

親虫が生存していた何年かは、心臓や肺にダメージを与えていたことは間違いない 

 

慢性フィラリア症の症状として

①咳(気管支静脈の血流悪化)、②息切れ(散歩を嫌がる)

③肝臓・腎臓の障害、④腹水、⑤多飲、⑥四肢のムクミなどとある

ムックの場合①と③の腎臓

②もちょっとあるけどお散歩は嫌がらない 

2012年12月 お出かけはいつもうれしいね

 

ミクロを退治し親虫の寿命が尽きたとしても死骸は体外に排出されることはなく

ムックの肺の周りに写っていた白いモヤモヤした影はおそらく死骸らしい

親虫の数にもよるけれど、陰転してもなお苦しめるのだ

原因不明と言われる

ディアナの免疫介在性溶血性貧血も、原因の一つとしてフィラリアが上げられている

2013年3月のディアナ

 

毎年予防さえしていたらフィラリアとは無縁でいられる

蚊の活動が盛んになるこれからの季節

くれぐれも月に一度のお薬忘れないようにしないとね

最後に先生がポツリと言った

貧血もないし、痩せていないからまだ大丈夫だけど

ムックがそれだけ長生きしたってことよ

2014年7月 ぱっかん得意

 

人間と同じだね

87歳で亡くなった母がよく言っていた

長く生きすぎたから間質性肺炎や脊柱管狭窄症になっちゃったって

80歳の時はこんなことなかったのにって 

そうね、ムックも人間に換算すると猫の手の親世代だものね

でもね嫌なこと痛いことはしないからまだまだ頑張ってそばにいてね

 

 

 

 

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ちばわんのいぬ親会・ねこ親会が続きます
イベント情報をお確かめの上
どうぞお近くの会場に足をお運びください


ちばわんには本当の家族との出会いを待つたくさんの子がいます

ちばわんでは保護犬、猫を家族に迎えてくださる方を、いぬ親さん、ねこ親さんとしました

どうぞ家族を待っている犬たち(いぬ親さん募集)家族を待っている猫たち(ねこ親さん募集)をご覧ください


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4 コメント

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Unknown (shirei)
2016-07-04 08:48:12
とても勉強になる記事でした
フィラリア症も治療して陰転したら健康を取り戻せる
心臓肥大などは残ってしまっても健康なワンコ同様に犬生をおくれる
それ位しか知りませんでした
フィラリアの後遺症なるもの、、、とても重く考えさせられました

最後の写真、
猫の手さんの後ろ姿、背中を向けてるけど手はムックくんに添えられていて
ムックくんのパパさんに向ける笑顔に、なんか泣けました

ムックくん、またとびっきりの笑顔をみせてね
Unknown (猫の手)
2016-07-05 10:30:53
♪shireiさん、こんにちは。

フィラリアのことで余計な心配をおかけしてしまったかもしれませんね。
フィラリア陽性だからと言ってその後遺症で心不全になるというわけではないのです。
誤解を招いてしまったようで申し訳ないです。
心不全はフィラリアに関係なく高齢になると多く見られる病気です。
記事訂正しておきますね。
ただまったく関係ないかというとそうでもなくて
原因がわからない病気の原因として考えられているということです。
フィラリア陰転後、健康に暮らして天寿を全うする子もたくさんいます。
ムックが長く生きたということよという先生の言葉はそこら来ているんです。
16歳は今ではまあまあ長生きかな?でもこれからです。

ムックはとてもいい子です。
最後まで笑っていられるようにしてあげたいです。
Unknown (shirei)
2016-07-05 22:47:15
わぁーなんかスミマセン

フィラリア陽性が陰性になったのに心臓肥大が見つかり、後遺症だろう・・・と
(その子は先生にそう言われたらしいので)
まだまだ若いのに心臓のお薬を飲んでるワンコを知っていたので。。。
そういう事もある、という認識でした
私は肺の影、というのがとても気になったんです
フィラリア治療中において先生に良く聞かれるのが『咳してませんか?』です
うちの胆泥症の子もそうですが、あくまでもうちの子の場合って所ですよねぇ
病気の事って、ケースバイケースで分からない事が沢山
そのケースバイケースでさえも、いち情報として得るのは貴重だと思ってるんです
猫の手さんの記事、とても勉強になりました
ありがとうございました
Unknown (猫の手)
2016-07-05 23:33:49
♪shireiさん、こんばんは。

shireiさんのほかにもいらしたのでちょっと補足しました。
保護犬にはフィラリア陽性が多いでしょう。
それで保護犬の印象が悪くなっても困るし、それだけが原因じゃないので。
確かになんだかわからない肺の影は、
先生も親虫の死骸かもしれないとおっしゃってましたが
断定はできないんでしょうね。
ひと口にフィラリアと言っても年数にもよるし個体差が大きいですね。

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