西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

宮崎自転車ネットワーク会議、食の大運動会反省会等々

2012-02-24 23:10:32 | 日記
さ~て、一般質問どうしようと、市役所最上階の市議会会派室で思念することから、今日は始まりました。
色々と浮かんでは消え、また浮かんで。西都の今を更に前向きに持って行くためには、どのように・・・・時間の経つのはあっという間です。時計を見るともうお昼です。

お昼ご飯を食べなくっちゃ、私の最近(一年近く)のお昼ご飯は凄くシンプルです。
妻がつくってくれた、小さなお弁当か(議会中はこれです)、スープとカロリーメイト
のどちらかです。

最近贅沢になって、野菜サラダを一品つけますし、運が良ければ(コンビニの棚にあれば)明治のLG25(21だったっけ?)をつけます。
満足です・・・っふっ。

昼から国土交通省の宮崎事務所に行き、「宮崎市自転車ネットワーク会議」にオブザーバーとして参加しました。
警察庁の通達を如何にこの宮崎の地で活かすか、議論が交わされています。
県警も宮崎県も宮崎市もそして国土交通省も真剣に議論を交わしています。
きっとこのことは、実を結ぶと信じています。

私は傍聴しながらいくつかのことを思いました。
*通達を出したときの本質が、東京の会議の中での妥協(折衷案と言っても良い)によって、失われるのじゃないか。
*自転車という物の定義を曖昧にしては、自転車交通が分かりにくいものになってしまう
*自転車を歩行者にちかい乗り物と考えるか、自動車の代わりを果たす乗り物と考えるか
*またその両方の考えを明確にして、自転車交通を考えるか
*自転車のある空間は、都会でのそれと、地方でのそれとは違う
*つまり、全てをトップダウンでなく、骨子のみ(自転車は車両です、左側通行ですなど)共通にして、細かいところは地域性にまかせる
*子どもも乗る、自動車免許も持っていない人も乗る(交通法規について正規に学んでいないという意味)自転車です、直感で分かる法規、条例にしないと混乱するおそれがある
*自転車に乗る人の意見を重要視して欲しい
 他色々と考えさせられました。
でも先ほど言いましたが、皆一所懸命知恵を出し合い宮崎にあったものをつくろうとしています、期待したいと思います。

明日もまた国土交通省に行って、ワークショップの最終まとめをしてきます。

夕方は妻高校のPTA役員の選考委員会でした、妻高の伝統を守り子ども達の環境整備する役員です、しっかりと選んでいきたいと思っています(私から声がかかった方、断らないよう~に)

よるは西都原のコノハナ館で「食の大運動会」の反省会でした。
私はPTAがあり途中からの参加でしたが、各団体熱心に今回の作品の思いを述べていました
優勝したグリーンツ-リズムの説明

真剣に聞いています

色々な反省点も出ました、充分参考にしていきたいと思います。
皆さんの思いを集約すると、楽しかった、勝負にこだわるのもあり、農業と商店街の融合、町の活性化のヒント、これからの絶対継続して欲しい、・・・等々前向きな意見がいっぱい出ました。再度お昼間の反省会をしたいと思っています。

にこやかな(365日半袖の)高瀬実行委員長

締めを商工観光課吉野課長が努め、


そしていつもの通り、全員で記念写真を

来年も頑張りましょう。

ミスター観光協会瀬戸さんが新たな催しの広報をしています(瀬戸さんは素晴らしい局長です、考えは前向きで、いつもにこやかで、何より行動力があります)。

で瀬戸さんが広報したものをでっかく
皆さんのご来場をお待ちしています

西都モノクロームphotoー北京ー(Toshiro,s都市論)


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全員協議会そして宮崎県市長会研修会

2012-02-23 23:32:04 | 日記
さて、いよいよ議会が近くなってきました。
サクッと今日の一日を書きますと、朝9時から産業建設常任委員会が開かれました。

テーマは原油高騰により、打撃を受けているビニールハウス農家の状況説明です。
とてもシャレにならない油代の高騰により農家の皆さんは危機を受けています。

その詳しい報告を受けました、またそれに西都市としてどう取り組むかが話されました。
各議員皆、たくさんの意見を述べましたし、当局(農林振興課)の必死に取り組んでいる様子がうかがえました(更に先進地事例調査お願いします)。
是非将来につながる施策でこの現状を打破していきたいです。

10時からは議運です、今定例会における市長提出予定議案(36件)・報告案件・追加予定議案・一般質問通告者など話し合いがされました(私は議運のメンバーでないので、正確に言うと、そのような話し合いがされたと報告を受けました)。

11時すぎからは議会全員協議会です、話し合われたテーマは3つ
①住宅新築リフォーム支援事業助成金について
②宮崎ケーブルテレビの西都市へのエリア拡大について
③第5期西都市介護保険事業計画についてです

それぞれについて、活発な意見が出されました、私としては①と②についてはとても喜ばしい話なので大賛成です。
特に①については一般質問(昨年の12月議会で私が述べました)が、形となります。
是非、このようなチャンスを、新築しようと思っている方々、建築関連業者の方は充分活用して欲しいと思います(この助成は回り回って西都市に還元されるものです)。
②は一度お釈迦になりそうなのが、再浮上してきたものです。
取り合えず妻地区6000世帯を対象に加入活動を行っていくそうです。採算ラインが30%で、それがうまくいけば更に広範囲に広がって行くそうです。
妻地区の皆さんは、是非要項、説明書等を見て頂いて前向きに検討して頂くと有り難いなと思った次第です。
③は現在パブリックコメントをとっている最中です、それを見て報告があると思います。

昼食を食べるやいなや、宮崎市にあるニューウェルシティ宮崎での研修会に参加してきました。
演台は「災害の想定と危機管理のありかた」というもので、講師は宮崎大学工学部 土木環境工学科 原田隆典教授です。
副題が~地震・津波災害が怖くない社会への道~でした
いつものようにザックリと
・研究内容は2050年までに「地震が怖くない社会」となる科学技術的知識開発
・その為には①敵を知る(地震のこと)②戦略・方法③専門家と市民の志
・日本は地震国、20世紀に死者行方不明になった数が千名を越えたじしんは実に九回 あった。19世紀は8回
・活断層は日本の形で全域に存在している
・地震の発生は止められないが、被害は人間の注意次第で止められる
・いままで個別の地震として想定していたが、実は複数の震源域が連動した地震が発生
・2011/3.11以降変化した地震観(以前)内陸規模はM7~8クラス・海溝型100年から 150年間隔で同じ場所で繰り返し起きている規模はM7.5~8、30~40年間隔で起き るM7~7.5クラスの2種類  (以後)内陸規模はM9クラス・海溝型は上記の2種類 に加えて数千年間隔で繰り返し起きるM9の超巨大地震
・東日本大震災以前のハザードマップと被害の差
・企業防災のすすめ、行政・民間組織・企業の三者をネットワークした防災力
・日向灘地震の危険性(活動期に入っている)
・危機管理におけるリスクの基礎知識 R=CxP Rはリスク Cは被害額および死者数 P は発生する確率、これによって考えられる事は「災害が発生した時のCを想定し、こ れを減らすための①戦略②計画的対策③技術開発の3つに重点を置く
・この公式に原発災害を当てはめる、「耐震対策・防波堤・多重安全対策があるので地 震に対して絶対安全である」と言いきっていた。つまりPを0として考え、Cの損害額 について対策を打っていない(考えていない、と言うか、考えるなと言う空気)
・その結果、想定外という言葉だけがむなしく響く(これは私の思いです)
・R=CXPという危機管理を多方面から考える
・危機管理に想定外という言葉はない
・地震のメカニズムの説明と事例
・建築物の耐震シュミレーション
・防災の面から見た自助・共助・公助の概念
・専門家の勉強不足と自信過剰が目立つ
・それは専門家の「挑戦する力」と「本質を見抜く力を」衰退させる
・災害に対して責任のある人間の心構え
・ノーベル賞作家パール・バック「大津波」の一節「日本に生まれて損をしたとおもわんか」と問う息子に、父親は毅然と答える「人は死に直面することでたくましくなるんじゃ。だからわしらは死を恐れんのじゃ。死は珍しい事じゃないから恐れんのじゃ。ちょっとぐらい遅う死のうが、早う死のうが、たいした違いはねえ

尚、原田先生の研究内容は「宮崎大学地震」と検索すれば見られます。
私も地方政治家として勉強していきます。

西都モノクロームphotoー北京ー(Toshiro,s都市論)
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今日は短く

2012-02-22 21:29:49 | 日記
toshiro君、なが~い、貴方のブログなが~い。
と言われます(しょうがないじゃん、書きたいことがあるんだもん)。

3月に入ったら、議会は始まるし、それ以外にも予定が私の手帳にびっしりと書かれています。
また、宮崎県空手道連盟の佐藤会長から電話があり「あ~橋口さん、2つお願いがあります・・・・・・」、当然私の返事は「はい、分かりました、頑張ります」しかありません。
これでかろうじて空いていた、スケジュールの空欄も、あることをやらないといけない時間となりました。

でも佐藤会長の話は、怠惰な私の尻を叩いてくれますし、いつも素敵な結果を私にもたらしてくれます。
50を過ぎると、色々なことがおっくうになってしまうので、何も言われないとダラ~ツとしてしまう私です(以前カウチポテトの話を書きました)。それをよっしゃ、やろうと思わせて頂けて感謝です。

と、言うことで、また書くことが多くなると思うので、行事のない時は「さらっ」といきます。

今日は次の議会の一般質問を考えていました、まだまとまっていませんが、考えに考えて、「ピカッツ」(頭の事じゃないよ)と閃くのを期待します。

夕方はいつもの楽しい稽古でした、今日は(元)空手協会の黒田さんが稽古を見に来てくれたので、基本稽古をお願い致しました。
協会の基本稽古を子ども達と一緒にやって、気持ちの良い汗を流しました。
黒田さん有り難うございます。

西都モノクロームphotoー北京ー(Toshiro,s都市論)

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芦北うたせカップの続き、妻高PTA研修

2012-02-21 21:08:00 | 日記
芦北うたせカップの報告を先日いたしましたが、神原会長(國際空手道松濤會)からメールをいただきましたので、会長にブログに載せることの許可をいただきました。
それでは

橋口さん

 お疲れさまです。

昨日は遠路、熊本県芦北町までご苦労様です。また選手達も頑張った様子で喜んでおります。
貴ブログでも述べられている通り、芦北町では町立中学4校全校で空手道を武道の必修としています。

以前、私が昨年8月に日本空手道会館で3日に亘り開催された全国指導者研修会に参加したことはお話しましたが、これは2012年度から始まる武道必修化を受け、空手道を未経験者に8時間の制約のなかで、どのようにして心・礼節(最近は青少年の道徳心が薄れていると言われており、日本の文化でもある武道を通して礼節を学ぶ)と技(本来は難しいことですが、初心者のため実に安全面に配慮したものです)を伝えるかがテーマでした。

この研修会に熊本県の芦北町から町長(研修会の1週間前に尊父の葬儀があったと、芦北の町長さんから直接、お聞きしました)、町職員4名とSさん(外部コーチ、現役の国体・全国大会の熊本県組手代表選手)の6名が参加しておられました。講師は小山正辰先生(大阪府立桜塚高校校長・元WUKO形チャンピオン・元立命館大学空手道部コーチ)で大変充実した研修会でした。閉校式の際、全空連の栗原副会長に「このような機会に文部科学省から人員を派遣いただき、一緒に研修も受講して頂けれ、武道のベースである思いやりの精神、空手道の安全性やイニシャルコストが0であることを訴える絶好のチャンスである」と申し述べました。

 研修会の折、空手道専門月刊誌JKFan誌の小日向副編集長が撮って下さった、芦北町の皆さんとの写真を添付します。

(前列眼鏡を掛けられた方が神原会長です)
3名で基本形を演武しています。これは生徒が全空連基本形を一通り覚えた最後の授業で団体形試合を実施する模擬ケースを実体験したものです。75人名程の参加者を25チーム(3名編成)に分けて実施しました。わがチームは最優秀賞を受賞しました。

その手順は
1.5分ほど試合場への入退場から形の緩急・配列などを3名で協議する・・・・全員で考える
2.5分ほどリハーサルする・・・協議結果に沿ってリハーサルし、修正を加える
3.演武する・・・・・チームのベクトルを揃える
4.他チームの生徒(5名)で審判し形の勝者判定をする・・・判断力を養成する


以上。チームワークで実技・考える力・判断力を磨くものです。大変よく考えられていました。

補足ながら、演武の写真は私がキャップテンとなったチームのスナップです。構成メンバーを見ると私(当時64歳半・162㎝・東海地区)Sさん(20代・185cm程度・九州地区)H二校教諭Kさん(女性・3?歳・150㎝程度・関東地区)同郷・同年齢・同体形の者がチームを構成しないような配慮がありました。・・・基本組手も同じ考えに沿っておりました。

 同じような研修会が今年になってから北海道の北広島市と長野県松本市で開催されています。つい最近、松本市で開催された研修会の模様はJKFan誌小日向さんのブログJKFan Editor’s Noteの2月15日~17日に掲載されています。小日向さんはお城大好き女子でバイタリティーに溢れたかたです(3年程前、実業団で開催された若井のスーパーリンペイセミナーに参加した際、一緒に受講しながら、カメラ片手に走り回っていた姿が印象的でした。彼女も貴兄同様、実にこまめにブログを更新しています。ある時はヨーロッパから、ある時は北海道・長野から今日は岐阜から発信していました。

 2月18日(土)19日(日)は当地でも催し物がありましたが、別の機会に報告いたします。
                                 神原祐司
神原会長メール有り難うございました。

会長のメールを見て、芦北町が如何に空手道を武道必須化に取り込もうとしているか分かります。素晴らしい取り組み方だと思いました。

私の流派松濤館の流祖は船越義珍先生です。知っておられる方も多いと思いますが、船越先生は教育者(学校の教員をしていました)です。
空手を青少年の健全育成に役立てたいと思う一念で沖縄から東京に来られ空手の普及に努められました(主に大学を中心に広めました)。
その船越先生の先生は二人おられ安里安恒先生・糸洲安恒先生です。
その糸洲先生は青少年の教育に活かしたいとして、手(空手のこと)の形から大切なところを抜き出し平安という形をつくられました。

守礼門の前で集団で形をやっている写真がよく見られますが、あれがまさしくそうで、それまで1対1もしくは子孫だけ、大名だけと極めて限られた層にしか空手は行われていませんでしたが、糸洲先生から空手を教育に使いたいと広く普及を始めたのです。
それが現在の空手の姿につながっています。
つまり何が言いたいかというと、空手道はその成り立ちから「教育」という要素が大いにあったというわけです。

残念ながら宮崎県では空手道をカリキュラムに入れたと言う報告をまだ受けていません(これは未確認です)。
その武道の成り立ちから考えて、もったいないなと思った次第です。
まだ始まったばかりです、早めに何らかのアクションを起こさねばと思っています。

さて今日は妻高校PTAの事業で視察研修に行ってきました。
いつもの研修はむさ苦しい男ばっかりなので、たまにはこう・・女性に囲まれて(男は私と本部先生だけ)の研修も良いなと思いました。

今日の視察先は宮崎医療福祉専門学校・九州保健福祉大学でした。両校とも妻高の卒業生を受け入れてくれています(ありがたい)

それではいつもの通り、どういった研修を受けたか写真と共に書きます。

宮崎医療福祉専門学校は西都市内にあります、学校ができて30年になります。

学科は3つ・看護学科・理学療法士養成学科・医療秘書学科です


教頭先生を中心にお話し頂きました。
学校内の色々な設備を身さていただきました、簡単にまとめると
看護学科
・看護士国家試験合格率92%
・3年間3000時間のカリキュラム
・大学3年に編入学可能
・40名の生徒に対し600を越える法人が求人に来ている


理学療法士養成学科
・リハビリテーションの専門家養成
・国家試験の受験資格が得られる
・合格率は全国レベル
・大学3年に編入学可能

医療秘書学科
・就職内定100%
・医療事務コンピューターを導入し、即戦力養成
・15種類の資格取得可能

そのた色々と聞かせていただきました。
研修後に皆で記念写真


九州保健福祉大学は延岡市にあります。学部が3つあります。①社会福祉学部、学科は2つ ②保健科学部、学科は4つ ③薬学部、学科は2つです。
それ以外に通信教育部と大学院(通信制)があります。

今日は福祉科学部の言語聴覚療法学科と臨床工学科を研修しました。
恥ずかしながら2つとも初めて聞く学科でまたその学科の内容がとても面白く聞き入ってしまいました。保健科学部は国家試験に直結する学部です
言語聴覚士・・・知っていました?私は恥ずかしながら全く知りませんでした。
・国家試験です、ちなみに昨年は新卒合格率100%
・「ことば」に障害のある人を社会復帰できるよう評価訓練指導するのが言語聴覚士
・日本では少ない、遅れた国家資格と言われる、米国は多くいる
・全国で2万人しかいない
・最近節食嚥下障害に対する仕事が増えてきた

臨床工学技士・・昨年の京都大学の事故のニュースで知ってはいましたが、これほど重要な仕事だとは思いませんでした。
高価な機械がずらっと並んでいます


・しかも生徒はこの部屋にいつでも入れて、いつでも演習できるそうです
・日本独自の資格で高度医療機器取り扱いとその機械のメンテ(仕組み、つまり調子悪くなっても、その時その場で何とかできる技術)
・求人は素晴らしく良い、全国的に全く人手不足

その他色々とお聞きしました、研修して頂いた先生は他校での(北里大学とか)経験がありますが、この大学の学風は素晴らしいと言っていました。
またオープンキャンパスで大学を判断する方法を聞きました、生徒が主体的に説明してくれる大学は○、先生がやる大学は×だそうです。

で記念写真を撮って

西都に戻りました。

西都モノクロームphotoー北京ー(Toshiro,s都市論)
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基本の稽古

2012-02-20 21:16:48 | 日記
どうやら、小学校ではまだインフルエンザがはやっているらしく、南空会の子どもの一人が学級閉鎖で稽古を休みました。

卒業式も近くなっているので、早く収まることを願うばかりです。

さて今日の稽古は基本が中心です。
試合に迫られ、どうしても試合用の稽古が中心になりがちだったので、大きな大会が過ぎた今が、基本をみっちりやる良い機会です(UMKの大会が近々ありますけど)。

注意、今日の内容は空手にま~ったく興味のない方には分からないと思いますが、お許しください。

と言うことで、稽古内容を詳しく・・・。
外での30分(体育館が使えるのは1時間だけなので、外で30分やります、計1時間半、吹きさらしで今はめちゃくちゃ寒いです、もちろん私はやせ我慢しています)は、騎馬立ちで股関節が充分曲がる(腰が落ちる)ように四股立ちでの深いスクワットをやった後(早く来た子は毎回50回やらせています)、騎馬立ち中段突きです。

松濤館系の他の道場に出稽古した場合、ほとんどが自然体(八の字立ち)での突きをやっていますが、私のところは大学からの伝統で騎馬立ちでの基本にしています。
自然体に比べ下半身をがっちりと固めた騎馬立ちで突きをやっていると、わずかな体の動きで鋭い突きができるようになると信じています(真冬でも中段を100本もやるとうっすら汗をかいてきます)。

その後引き続き騎馬立ちで、上段突き、3連突き、揚げ受け、外受け、内受け、下段払いを行います。
今日は特に下段払いを細かく注意しました、それは事前動作つまり右下段払いをする場合、右手を左肩の方に持っていき、そこから鋭く払うのですが、その事前動作の形を指導しました。

手刀受けは、先日三浦先生に私が注意されたことを、そのままシレッーと、さも前からこうだったんだと言わんばかりに指導です(恥ずかしい)。

その後スクワット前蹴り(スクワットしながら、蹴る・・とってもきつい)をやり、残りの時間は前蹴りの指導です。
特に膝の抱えと、スナップを中心に行いました。

体育館では柔軟と補強を加えたもの(私独自の奴ですが、必ずやります)、開脚→前後開脚→体を反らす腕立て伏せ→お尻を付けて右膝に向かって倒す→同左に倒す→横に倒す(左右)→前に上体を倒す(胸を床に着ける)→足の裏をつけて前に倒す→女の子座りをして体を後ろに倒す(右・左・両足)→座って足刀蹴り→足回し腹筋(腹筋全体)→レッグレイズ(大腰筋トレ)→クランチャ(上部腹直筋)→拳立て→足を伸ばしたまま前蹴上げ→横振り上げ→後ろ振り上げ→外回し(三日月蹴りの大きな奴)→内回し
これは毎回やります。文字に書くと凄いですね、ダイエットに悩む女性の皆さん、これだけでも一緒にやればばっちりです。

移動稽古の前に、腰の切り返しの稽古(前屈立ちになって腰を半身から真身に切り替える)、腰の突き出し(腰を前に突き出す、空手の突きの動きはほとんどこの二つの動きの合体)をやって、追い突きと逆突きだけをみっちりとやりました。
特に脇の締め、腹の締め、尻の締め、後ろ足の張りを注意しながら。

結構地味な、つまり子ども達にとっては苦手な面白くない稽古でしたが、みんな一所懸命やってくれます、教え甲斐のあるというものです。

私が子どもの時だったら、とても耐えられないような稽古を黙々とやってくれる、教え子達でした。

西都モノクロームphotoー北京ー(Toshiro,s都市論)




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