1031ビジネス・コンサルティング

経営コンサルタントの目で、日々の出来事から、参考になるキーワードを取り上げて、解説したり、情報発信をします。

あれから5か月しかし・・・

2011-08-13 00:55:24 | 独り言
あれから5か月がたった。

誰でも震災後もうそんなに経ったのだとすぐ理解できるはずだ。

国を挙げて復興に努力しなければいけない時に、国のリーダーはやっと変わろうとしているが、本当に日本の国が震災前以上に変化し、よくなるとだれが思っているだろうか。

TVで震災の報道画面を見る度に、復興に向けて何かしなければと思いながら、何もできない小市民としての力のなさを感じる。

政治はだれもリーダーシップを取らず、被災者の皆さんをまだ置き去りにしている。

地元で被災した政治家がたくさんいるのに、なぜ彼らの声はもっと聞こえてこないのか。

瓦礫を埋め木を植えて堤防を作り、原発から離れている地域は、中国の「新幹線」並みに早急に復興を行わなければならないのに、いまだ進まない瓦礫の処理。

処理にお金もかかるが、省庁の業際の問題、地域の利権の問題、「日本独特の構造」が邪魔をしている。

被災した人たちの思いを考えれば、何を優先しなければならないかわかるはず。

政治の貧困がそこにある。

経済の復興が被災地の活力を生み、雇用を生む。

なぜ早く具体的な復興に着手できないのか。

神戸の経験が全く生きていない。

津波はなかったけれど、原発被災もなかったけれど、新たな課題に即対応するのが政治のはず。

なぜ党派を超えて復興を速やかに行えないのか。

民主党政権の不幸がそこにある。

そのとばっちりは、国民や被災した人たちに重くのしかかっている。

国を挙げての課題解決、根本的なボトルネックの解消は残念ながら期待できない。

ということは日本経済の回復は、考えられない。

世界不況の中で、足を引っ張りかねない政治・経済情勢、こうした時こそ、復興特需といえば言葉が悪いが、復興を契機に内需の拡大を目指す必要がある。

しかし、倹約モードの現在、どのように状況を好転させていくか。

それこそ官、民、学の知識人が一堂に会して、今の行政のやり方ではなく、「がちんこ」で話し合いはできないものなのか。

もう5か月がたった。

原発の完全回復に何十年もかかる今、震災を風化させないでもっと明るい社会や未来を「大人達」は描き、作り上げる責任があるはずだが。

この状況では、国民は期待しないで、絆よりも「個」に回帰する恐れもある。

8月12日、実は日航事故から26年経つ。

小生も大切な職場の先輩を亡くした。

会社にとって大切な人でもあったが、その後企業自身がおかしな方向に行ってしまった。

「あの時、もし、あれがなかったら」誰にもそんなことがあるはずであるが、日航事故と震災、また起こる可能性について、我々はどれほどまでに忘れないで記憶し、対処していけるのだろうか。

これからの日本が、若者にとって住みやすい国であることを切に願う。

自分の残された人生より、若者たちの将来を心から憂う。

そんな寂しい思いにさせる日本に誰がしたのだろうか。

なぜか、虚しい気持になる。

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製造業のハンディキャップ

2011-08-05 10:05:14 | 独り言
やっと政府・日銀の介入でやや円が戻りつつある。

しかし85円を切る水準はもう1年にもなろうとしている。

震災後の日本の製造業は多くのハンディキャップを負いながら、世界の国と競争を余技なくされている。

このままでは、海外に拠点を移そうと思う企業が出てくるのは当たり前。

新卒者の雇用がままならない理由の一つにもあげられる。

いまだに低い輸出伸び率はこの円高や震災の影響だけではない。

法人実効税率の高さ、電力価格や電力行政の問題、政府はこうした対策に全く動けないでいる。

日本を支える製造業の負担は、いつ解決されるのだろうか。

製造業が元気を取り戻さなければ、雇用は増大しない。

景気も良くならない。

震災のせいにしないで、もう一度経済政策等の根本的な見直しをしないと、日本は経済発展段階説的に言うと、経常赤字国に転落してしまう。

なぜなら経済収支黒字は所得収支の黒字に変わりつつある。

貿易収支の赤字がしばしば起こる状況で、過去20年間続いた経常収支の黒字を支えた家計の高貯蓄や企業の国際競争力に陰りが見えてきたからである。

政府の無策、震災の影響、更に心配なのはFTA締結の遅れ。

賛否両論あるが、その間に韓国はEUなどと締結し、シェア拡大を狙っている。

国が動かない。

国家戦略がない。

政争があって、ダメリーダーが辞めない。

ボトルネックの電力行政の解決は全く見えない。

昔のように強い競争力を持った製造業が再び「復興」するのであろうか。

老婆心なら良いのだが・・・・・
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東京コレクションに思う

2011-07-09 18:24:00 | 独り言
東京コレクションも事業仕訳にあっていることを知らなかった。

政府は日本のファッション育成をどのように考えているのだろうか。

デザイナーのもとには多くの繊維関係の企業や人が共に働いている。

日本のかって誇った繊維産業が今どのような状況にあるのか、政府は分かっているはずなのに、なぜ手を打たないのか疑問に思う。

地域資源活用事業のお手伝いをしているが、中途半端な支援、東西の運用の違いなど行政の対応の情けなさは今の政治と同じである。

支援事業は多いのだがその運用がまずく、現場で感謝される支援策が少ない。

せっかくの良い制度も運用次第では宝の持ち腐れになる。

運用を任されている「機構」組織にも問題がある。

プロがいない中でどのような企業の支援を行おうというのか、本当の話を書くとあきれるようなことがたくさんある。

東京コレクションについても、外資がスポンサーにつくようである。

それはそれでうれしいが、若いデザイナーや周辺の企業を育てるためには、継続した支援が必要である。

モノづくりには技術が伴う。

モノづくりには、完成までいろいろなストーリーがある。

商品として発表する彼らの努力や、今後の日本を背負う可能性のある人たちを、国はなぜ応援できないのか。

事業仕訳をする人間が、プロではないからなのか、国に産業育成の戦略がないのか、情けない国になったものである。

政治のプロ、行政のプロはどこにいるのだろうか。

産業を生かし、人を育て、新しい日本を作る国家戦略がこの国にはない。

原発の処理や震災の処理を見ていたらわかる。

今国民はだれを信じて明日を見つめたらよいのか、途方に暮れている。

誰が解決してくれるのだろうか。

人が本当に未来を信じて力強く生きる社会の到来を・・・・・・
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寺島実郎氏の講演会

2011-05-28 16:50:40 | 独り言
寺島実郎氏の講演会に行ってきた。

TVなどで以前からデータに裏付けられた的確な提言をされており、今回どのような震災復興に対するお考えをお持ちなのか非常に興味を持ったからである。

震災後の日本人の心の変化を、ご自身が依然講演された「空海」や「親鸞」の現代にどう生きるているかについて触れながら、話の導入を持って行かれた。

実際、心のよりどころをどこに置けばよいのか、迷う人も多いと思う中で、非常に示唆に富んだ導入であった。

一番興味を抱いたのは、震災復興と原発への考え方であるが、現在の日本の貿易統計から日本が今アメリカではなく中国と取引額が逆転していることから、東北地方や日本海側の港の重要性を説き、太平洋側と日本海側の両面の復興を提案されたのには、非常に共鳴を感じた。

小生は以前のBLOGで触れたが、東西にまず分けること、その中での相互補完関係のあるサプライチェーンを築くことを提案したが、更に太平洋側、大西洋側で相互補完関係を構築すれば、経済上の課題はひとつ解決されると思う。

それはサプライチェーンの完全補完体制の構築になる。

寺島氏は首都圏の分散体制についても触れられ、地盤の強固な「那須」に機能分散させてはと提言されていた。

カミオカンデなどの施設同様、情報管理中枢等はそうした場所に設置すべきであろう。

さすが寺島氏だけあって非常に広い範囲からいろいろな提言をされていた。

原発についてどうであったか。

小生は原発反対派であるが、彼は実利派、現状すぐに止めるわけにはいかないだけでなく、原発大国の中で唯一原爆を持たない国の役割として、安全安心な高い技術力を世界に示す役割、また抑止力として高い技術の維持のためにも原発と共生する必要性を訴えていた。

軍事力転化への情報収集のためIAEAは日本を監視しているようであるが、日本の技術力の維持のため、つまりは経済大国の一員として認識し続けてもらうためにも必要ということである。

中国をはじめ多くの国が原発をまだ開発しようとしている中で、日本だけが止めても災害はよそから降りかかってくる可能性がある。

原子炉がなければ原子力に対する技術力が維持できない、もしくは技術力を高めることができない、それなら維持しながら安心安全で高い技術力を他国に伝えようという論理である。

原発反対派として、ただし国力の維持には賛成派として、微妙な提案ではあった。

経済立国としての位置づけが、どんどん失われていく現在、震災が拍車をかけなければよいのだが、サプライチェーンへの世界的組み合わせを維持しないと、いくら良い商品を作っても世界は買わなくなる。

アジアシフトの物流は、中国がリードするということは、どこを拠点に日本はかかわっていくか、このままだと空も海もいつの間にか他のアジアの国にとられてしまうような気がする。

全てにおいてハブ化を失いローカル化しそうな日本の現状、大所高所からの提言は素晴らしかったが、国がどこまでこうした提言を生かしていくのか、心配にはなる。

最後に聞きたかった電力行政については、自然エネルギーの開発等ベストミックスが必要ということは語られたが、東西の周波数の違い等細部にわたる提言は時間の関係もあり聞けなかった。

ともかくこれからの日本がどうあるべきか、一つの考え方としてまとめる非常に良い機会であった。

6月に入って寺島氏の講演会が首都圏でもある予定なので、皆さんもぜひ参加しながらこれからの日本がどうあるべきか、その中での自分の役割は何かなど見直していただきたい。

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原発に思う PART 2

2011-05-24 17:52:05 | 独り言
東電の発表だけでなく、非常に心配なことがある。

やっとメルトダウンを発表したのはよいが、「大丈夫、大丈夫。」というだけで、何が一体大丈夫なのかよくわからないことが多い。


その最たるものが、今後の原発修復にかかる時間。

タイムスケジュールは発表になり、計画の修正もないとのことであるが、専門家に言わせると、溶融した燃料棒が原子炉の下にたまっているということは、燃料棒の状態で取り出すより難しいということ。


我々はそのあたりのことも分からず、やみくもに復興に向けて頑張っているようにしか見えない。

溶けた燃料棒の取り出しは、数年単位のような簡単なものではないとの噂もある。

もしそれが事実なら、周辺の復興はいつになるのか。

いつまでたっても、心配をしなければならないことになる。

原発のこうしたボトルネックを誰も明確にせず、やたらいかがわしい、いや疑わしい情報開示をするだけで、真の復興になるのか。

東電の上から目線の発表を聞く度に腹立たしく思うのは、年寄りだからなのだろうか。

海外の専門機関にきちっと発表してもらったほうが、国民も世界も信用するのではないだろうか。

原子炉に少しでも入れるのなら、専門家に調査してもらい、まずきちっとした情報を開示し、どのような対策をとるのか、それにはどれくらいの時間がかかるのか、そのために結局費用がどれくらい掛かるのか、それをどう解決するのか、政府は発表する責任があるのではないだろうか。

国民が信頼できない政府の信頼をまず取り戻してほしい。

この時期リーダーがサミットで何を話してくるのか、心配でしょうがない。

お礼の言葉はともかく、これからも迷惑をかけるようでは、日本の今まで気づいた信頼は薄らいでしまうのだが・・・・・

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