僕の詩集

詩を投稿しております。我流ですが、読みやすいと思います。よろしくお願いします。

僕の詩の解説No.218【 紙屑になった朝刊 】

2016-12-10 11:20:11 | 詩の解説
  (再掲載)

 僕の詩集 No.218
  1995.2.1.作

【 紙屑になった朝刊 】

     にのみや あきら


冬の朝

乗降客の少ない小さな駅


ラッシュアワーだと言うのに

閑散としたホームの外れ

捨てられた朝刊


ベンチの下で

行き場を失ない

寒風に堪え

乱れに乱れて泣いている

世界の情報を満載した今日の朝刊

役目が終わり無情に放置された朝刊


せめて 寒さが凌げる

塵箱の中に捨ててあげればいいのに



NO.218.【紙屑になった
       朝刊】の解説

 この作品も、私が通勤電車の中から、ある駅のホームを眺め、実際に見た風景です。電車を待っている客の少ない、ホームのはずれでした。それが余計、哀れな新聞に感動を覚えました。用のなくなった新聞を、無残に捨ててしまう。人間の世界でも、この様な使い捨てがあるのではないでしょうか? 他人事ではない思いがしました。

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