僕の詩集

詩を投稿しております。我流ですが、読みやすいと思います。よろしくお願いします。

僕の詩の解説No.271【 チンドン屋 】

2016-12-28 10:36:02 | 詩の解説
  (再掲載)

 僕の詩集 No.271
 1995.10.15.作

【 チ ン ド ン 屋 】
   
     にのみや あきら


チンドン屋が
紙吹雪のように
夢をばらまいた
夢を拾えるだけ拾って
料理をしてみたが
煮ても焼いても
夢の料理は出来損ないばかり
紙吹雪の夢の食材は
      つぎつぎに腐り
恐怖と失望に変わる
チンドン屋が腐った夢を
        まきにきた
チャンスとばかり
    腕によりを掛けたが
最後の情熱も空しく破壊
夢の料理は仕上がらなかった
東京の夜空に
星のようにちりばめられた
           夢は
次の料理人を誘惑している


 NO.271.【 チンドン屋 】
          の解説

 この作品は、実際に東京の街で、チンドン屋さんに出会って創った詩です。普通、チンドン屋さんは、夢を与えてくれるものですが、この時は逆でした。だから、希望を集めて料理したのですが、叶えられませんでした。
 チンドン屋さんの行進を見ていると、なぜか悲惨さを感じ、撒いていた紙吹雪も、失望感でいっぱいでした。職業で差別をしてはいけないのですが、チンドン屋さんと言う仕事に、悲愴感を感じてしまったのです。私は、他の見物人にその場を任せて立ち去りました。
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