治らない腰の痛みや、原因不明の膝の痛み、そしてどこともつかない
足の痛みなど・・・。
誰もが一度は経験したことのあるような症状ですが、ひょっとすると全然別の
ある場所の異変が隠されているかもしれないんです。
その場所とは体重を受け止める体の要「股関節」。
特にキケンなのは、40〜50代の女性!
しかも股関節の異変は、気づきにくいのが特徴です。
おわんの浅い人は股関節に要注意!
人間の股関節は、ボール状の足の骨が、おわん状の骨盤のくぼみにはまりこみ、
それが骨盤から斜め横にはり出すという独特の形をしています。そのおかげで、
足を内側や外側に大きく動かす自由な動きができる一方、周囲の筋肉で強い
圧力をかけないと、安定して動かすことができない仕組みになっています。
その圧力は、歩くだけでピーク時に体重のおよそ4倍、床からの立ち上がり動作
ではピーク時に体重のおよそ7倍もの力が片足の股関節にかかるほどです。
股関節の激痛は「変形性股関節症」という病気で、ボールとおわんの間の軟骨が
すり減って炎症を起こすことで痛みが生じます。
姿勢の悪い人も股関節に要注意!
一方、おわんは浅くないのに変形性股関節症になる人が増えているという医師も
います。その原因の一つに「姿勢の異常」があると考えられています。
共通する特徴は、おなかが前につきだすことで、骨盤が後ろに傾いていること
です。骨盤が後ろに傾くと、股関節のおわんのかぶりが浅くなってしまい、一つの
場所にかかる負担が増していきます。
「貧乏ゆすり」で痛み軽減
股関節周辺の筋肉をゆるめた状態で、継続的に動かすと、血流がよくなり痛みが
軽減します。このことで、軟骨に栄養が供給されやすくなり、結果的に軟骨が生成
されると考えられています。
(2012年2月1日 ためしてガッテン)










