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脳若返り!魔法の呪文 記憶力で東大生に勝つ

2013年10月24日 | 健康情報

脳はまだ若返る!実は、人間は年をとっても記憶力は衰えない、という

衝撃の事実が明らかになってきました。

コツは、脳の奥に潜むある細胞を活性化すること。

年をとると、記憶力に自信がなくなる人も多いですが、それは単なる思い込み

です。最新研究によると、実は、記憶力は20代も70代も変わらないといいます。

「心理学テストを行います」という“魔法の呪文”を前もって告げ、思い込みを

取り払ったところ、記憶力テストで、60代でも現役東大生に勝てました。

そればかりではなく、脳はいくつになっても「若返る」ことができることも判明して

います。人類は、進化の過程で脳の中のある細胞を、発達させてきました。

それは、記憶を司る部位「海馬」の中の「場所細胞(Place cell)」。

使えば使うほど増えてくる、スゴイ細胞です。

この細胞こそ、脳若返りの肝心要のキモ!記憶力UPだけでなく、認知症予防

にも有効です。

●高齢者の記憶力について

記憶力には「覚える力」と「思い出す力」の2種類があります。

研究によると、実は「覚える力」は20代も60代以上もほとんど同じ。

「覚える力」は加齢であまり衰えません。

高齢者の場合、 「年をとれば記憶力は低下するもの」という「思い込み」が、

記憶力を低下させているので、「思い込み」をなくすだけでも、記憶力はアップ

します。

●場所細胞を使った記憶力アップのやり方

場所の記憶に特化した「場所細胞」を使えば、確実に思い出しやすくなります。

頭の中に、自分がよく知っている通勤ルートや自宅などのところどころに、

覚えたいモノを置いていきます。その置き場所をたどっていけば、確実に

思い出すことができるのです。

場所細胞のある海馬は、年をとっても使えば使うほど新しい細胞が増えるため、

脳の若返りにつながると考えられています。

また、最近の研究で、「有酸素運動」が脳全体の衰えを防いだりする上で、

効果的であることもわかってきました。

脳力アップの心技体の三か条

心「記憶力に自信を持つべし」
技「場所細胞を使うべし」
体「有酸素運動を続けるべし」


(2013年10月23日 ためしてガッテン)

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