宣伝美術家TOMのブログ [1000-B]

宣伝美術家TOMの日常・演劇・デザイン・カメラなブログ。
仕事柄ちょっと文章カタいです。

前説になりたい

2010-02-02 23:54:01 | 宣伝美術
先月末無事に終演した演劇集団よろずや「油小路の八人」は
幕末の武士の生き様を物語る時代劇です。
創作もありますが実在の人物と実際の事件が下敷となります。
そこに27名も出演します。

この段階でひとつの壁がありました。
情報量が多くて題材が小難しい。

そこでお客さんの立場でこの状況を解消するのは僕の仕事だと思いました。
(僕はもともと芝居初心者で、観て小難しいと感じたら即アウトなのです)

チラシは幕末の時代感を主に大事にして、
しかし「執筆中の脚本」と外れないよう大人しめに、
そのうえでうまく寄せる感じにしました。つまり普通でした。

今回重視するのはパンフです。

まず学級ひとクラスに迫る人数を10分でざっくり覚えて欲しい(無茶だけど)。
名前と字ばかりじゃ読む気が失せるから顔も身なりも載せたい(カラーでないと)。
期待はさせたいけどネタばれは(できるだけ)避けたい・・・
まずカラー化A3化は必然でした。
たとえデザインが下手でも地味でもいいから、見やすく努めました。

もちろん輪転機パンフにしたらもっと安く、もっと多ページにできます。
でもいくら文字ばっかり増やしたところで
お客さんが舞台に付いて来れずわけが分からなくなるだけです。

芝居が始まる前のマイナス十分を本編導入に充てないと。
・・・前説。そう、このパンフは前説だと思う。

初めチラシを頑張ったつもりでした。
何名かに「良いね」と言われました。
でもパンフはもっと気に入られ、
僕も今回はパンフの方が大事だなと思いました。

大阪でパンフをカラー化できた今回は恵まれていると思います。
パンフに凝ってもお客さんの数は変わらないから普通は予算を削ります。
普通の劇団ならその分チラシにお金を回すでしょう。
でも、普通って何?
そういう普通が変わるのなら、僕みたいな演劇初心者は・・・嬉しいのです。
うまいからやるのではない。下手でもいい、自分が望んだものを目指すだけ。
パンフ画像は宣伝美術家TOMの作品紹介ページにて公開しています。
(2/2、作品掲載完了にあわせ加筆修整しました)
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした (やまもと)
2010-02-12 18:49:23
殺陣の山本です。
いや~、素晴らしいパンフレットでしたよ!
観に来た家族や知人も感心してました。

また、どこかでお会い出来る日を楽しみにしています!

やまもと拝
やまもとさん! (TOM)
2010-02-12 23:10:26
気を抜くと文字数オーバーしそうなぐらい嬉しいです。
ありがとうございます。
ご家族や知人の方にもどうぞよろしくお伝え下さい。

僕はこの舞台ではじつに色々な種を得たので、
今後それがどう芽を出し枝葉をつけ結実するか
さも人ごとのように楽しみ(笑)です。

ぜひまたどこかでお会いしましょう!

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