アナーキー小池の反体制日記

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#2312 ボクが職場で出会った理不尽な出来事 ⑫

2017年05月15日 | 市内の話題
”水環境整備事業”の続きです。

ボクはこの事業、北海道との設計協議の段階では係わっていないのです。
人事異動で公園緑地担当となった時には、すでに翌年から工事は開始となっていたのです。
実施設計書を見て驚きました。
延長300mの擬似小水路が造られることになっています。
そして広大な水に触れ合える広場が計画されています。
そしてその水源は、用水路に流れる農業用水なのです。

ボクは即、変更を決断しました。
でも、事業主体は市でなく北海道なのです。
北海道農務部の出先と協議をしました。

延長300mの水路を数mに変更し、親水広場も規模を大幅に縮小しました。
用水路に流れる水は雑菌がうようよしています。
今なら考えられないけど、当時はその水を幼児が触れられるようにしようとしていたのです。
水路を流れる水とか広場の水を農業用水から上水に変更しました。

北海道農務部の出先は”水環境整備事業”なのに農業用水を使わないのは、事業の目的に反する!と難色を示したものです。
あんまり北海道がこだわるものだから、ボクは緑地の一部に計画されていた市民農園に手押しポンプを付けて用水を汲み上げて市民農園利用者に利用してもらう案を提示したのです。

そしたらバカげたことなんだけど、用水を管理する土地改良区から”マッタ”がかかりました。
用水を利用する権利を有していない市民農園利用者が、用水を使うのは問題だ!とおっしゃりだしたのです。
手押しポンプで汲み出すだけなのでごく少量なのに、土地改良区の理事会に諮(はか)らなければならない、と主張します。

結局、土地改良区の理事会で議決されたのでしょう。
ようやく手押しポンプの設置が認められました。
土地改良区のため、との事業のはずがトンだ横槍が土地改良区から入ったものです。
土地改良区は、究極のお役所なのがわかりました。

”水環境整備事業”の事業費の圧縮はできたけど、後悔が残ります。
長300mの水路を数mに変更し、広場も大幅に縮小しましたが、無くすることはできなかったのです。
今はどうなったのか知りませんが、広場には当初計画より縮小した噴水も造りました。
最後まで抵抗して、水路も親水広場も噴水も断固 拒否すべきでした。

本当は、全体を芝生で覆い、樹木を植え、散策路を設け、ベンチを設置するだけでよかったのです。
当然その後の維持管理は市が行います。
草刈をし、水道代や電気代を支払わなければなりません。
国の施策の中ではマシな事業ですが、理不尽な思いは残ります。

ボクが職場で出会った理不尽な出来事シリーズを終えます。

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