アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#2315 憲法改変談義(下)

2017年05月18日 | 国内の話題
NHKの意識調査をさかのぼってみると、憲法改正、憲法9条改正とも、改正が必要ない、と回答する国民がどんどん増えているのです。
ボクも知らなかったのだけど、この20年ほどで改変を望まない国民が急増しています。

・・・
団塊の世代が若い頃、彼らはリベラルな思想を持つ者が多かったものです。
彼らは1970年安保闘争の主力となっていました。
その団塊の世代も、社会に出て組織に属するようになって来た頃、彼らの多くは自らの保身を思ってか保守的な考えを持つようになったのです。
そして、だんだんと改憲派が勢力を増し出した、との経過をたどりました。
団塊の世代の末席にいるボクとしては、とても残念に思ってきたのです。
でも、ようやく若者が世の中の理不尽なことについて声をあげ出したのを見て心強いものを感じ始めていた矢先でした。

・・・
調査の詳細を見て納得しました。
20代30代の若者に、憲法改正・憲法9条改正を否定するのがいっぱいなのです。
ボクは誤解してましたが、若者はボクたち年寄りの倍くらい、護憲派が多いのです。

いくら少子高齢化、といっても年寄は確実に死んでいくし、少ないながらも若者は生じてきます。
この先、改憲の国民投票をしたとしても、2/3どころか1/2以上の賛成は得られるはずがない!って、日本会議は思ったのでしょう。

それなら国民の情に訴えて、日陰の身の自衛隊をこっそり9条に加える作戦はどうだ?何て邪悪なことを考えました。
加憲だって改憲なのです。
そもそも9条1項,2項に反するとアベ自身が言った自衛隊を、1項,2項をそのままにして3項に加えるのは、大いなる矛盾です。

ボクは自衛隊員を否定するものではありません。
国民の間にも、自衛隊員に対する温情が高まっています。
自衛隊員による災害救助などは、頭が下がるほどありがたく思うのです。
自衛隊員が国民に受け入れられているのは事実です。

しかしそのことと、自衛隊の存在が違憲である事実は切り離して考えなくてはなりません。
日本は立憲国家です。
憲法に律された国なんです。

しかしごく最近のNHKのアンケート調査で、9条に自衛隊の存在を加えることについて、回答者の5割が賛意を示しているのです。
国民会議の姑息な手段が、効果をあげているようです。

嘆かわしい限りです。
これからの行く末を注意深く見守らなければなりません。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« #2314 憲法改変談義(中) | トップ | #2316 マコちゃま大騒動 »

あわせて読む