アナーキー小池の反体制日記

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#2243 昔の仕事ぶり(6)製図

2017年03月08日 | 昔の思い出
大学で製図の授業があったのだけど、何回かしか出席していません。
覚えているのは、鉛筆の芯の削り方です。

芯先を厚さ0.3mmでかつ平らにしなければならないのです。
0.3mmの厚さの部分を2mmほどの長さに保たなければなりません。
0.3mmの線を長く引き続けられるようにです。

烏口(からすぐち)ってものがあって、インクを含ませて線を引く道具なんだけど、その刃先を専用の砥石とオイルで研いで鋭くしなければなりません。
製図板だとかT定規とかコンパスなんて入っているセットを買わされたのだけど、鉛筆の芯削りと烏口の研ぎで製図に対して戦意喪失です。

授業の出席が必須でしたが、多くを代返で済ませました。
最後は、確かアーチ状をしたトラス橋の作図が求められたと記憶してます。
大きなケント紙を渡され、鉛筆と烏口での作図が求められました。
級友に300円か500円で依頼し、受け取って提出し単位を取得しました。

なもんだから、職場で製図を求められたら、って思うと気の弱いボクは不安でした。
でも設計と同様、杞憂(きゆう)でした。
平削りした鉛筆も烏口も使うことはありません。
製図板やT定規すら必要でなかったのです。

自分に与えられた机の上を整理してスペースを作ります。
その上に白い紙を敷いてその上に半透明の図面用紙を敷いて用意は完了です。
道具は透明な直線定規、三角定規、三角スケール(縮尺ごと6種類の目盛りが一本に収められた優れものです)、0.5mmのシャープペンシル、消しゴム・・・こんなもんでした。

設計用とは銘打ってあるシャープペンシルでしたが、0.5mmので全て済ませるのです。
細い線は、芯先をうまく回すことによって結構上手にできるものです。
太い線は、力を入れて2度引きすることにより、それらしくなるものです。

当時はどこの市町村もお粗末な図面の出来でした。
出張で道庁に行き、ほかのマチのと出来栄えを競うのだけど、ボクのマチのは上々でした。
土木技師ならぬ土木詐欺師と呼ばれていたボクが、机の片隅で、ありきたりの筆記具で作った図面は上等なものだったのです。(冗談です)

そのうち、主な工事の設計と製図はコンサルタントに委託されるようになりました。
残念ながらボクの実力の発揮できる場は狭まってきました。

次回は”彩色”です。
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