「ドーン・オブ・ザ・デッド」→「ランド・オブ・ザ・デッド」と来たら
次はコレ→「ショーン・オブ・ザ・デッド」。
イギリス臭さがよく出てましたが、やはりイギリス作品でしたね。
タイトルの「ショーン」とは何?と思いましたが、これは主人公の名前でした(^^;;)。
「ゾンビ」というタイトルがついてますが、パロディというよりは
ゾンビの素材を借りたオリジナルのコメディ作品。しかも、恋愛ものでした(笑)。
ゾンビ映画に恋愛モノが被さってるというよりは、恋愛モノにゾンビが
出てくるという感じでしょうか。
そういうテイストで来るとはおもわなんだ。
だから最初は、全然ゾンビが出てこなくてひたすら痴話げんか
してるんですけど、ゾンビの伏線は「しつこく」そこいらに満載で楽しいです。
ひたすら痴話げんかとか職場のこととか母親・養父とかそんな話で進みます。
色々と悩み事の多い人で、かなり振り回されてます。
そんなあまりのダメっぷりに恋人リズも愛想つかし、別れてしまいます。
で、ふて腐れてショーンがいつものコンビニに行くと、ようやくゾンビご登場。
でも、ショーンは全然ソレに気が付かない。
この後、嫌でも気が付くはめになるのですが、ここから一気に加速しました。
あ、コンビニに行くシーン2回あるんですが、同じように歩いて同じところで
躓いて、ジュースとアイスを買うと。ワンカットで非常に長いシーンになってます。
ゾンビを倒すにも、武器がないので、あくまでアナログ手法(笑)。
まずは、「頭を狙え」というTVのアナウンサーに従い、納屋からおもちゃとか
出してきて投げます。そのうちレコードを投げるんですが、これがうまい具合に
顔に突き刺さったもんだから、さらに納屋からレコードを持ち出してきます。
この会話が分かる人とそうでない人とで、この作品の価値変わるでしょうね。
エド:「ブルー・マンデイ」
ショーン:「初回版だぞ!」
エド:「ダイアー・ストレーツ」
ショーン:「投げていい。」
こんな感じです(^_^;)。まあ、「ブルー・マンデイ」の初回版はプレミアもん
だから投げない方がいいと私も思います(^^;;)。>12インチシングルでした。
この会話は、洋楽ファンにはツボ!
あとね、ゾンビのまねして歩いたらバレないんじゃないかってことで
練習もやってから、挑みます。途中までばれません(笑)。
それから、「「ゾンビ」という言葉を使うな!」というのも何か良かった。
「「ゾ」のつく言葉」なんて言い方してましたけど、ショーンいわく
「だって露骨だろ!」と(笑)。露骨もなにもそのまんまですわ。
期待してたほどゴアシーンなかったですが、友人の会計士?が殺されるシーンは、
「死霊のえじき」の隊長が殺されるシーンに似てたかも。
ここは、ハラワタ裂かれてますので、ダメな人要注意。
ゾンビが出てきてからは、ダメ男ショーンも何故かみんなを先導して、
かっこいいとこ見せます。そんなこんなでみんなが死んでいく中、
想像通りリズとショーン二人だけ生き残るんですね。
生き残ったら、当然二人は結ばれるわけですが、生活レベルは以前のまま。
「遅いランチ食って、家でTV見よう!パーフェクト」なんて言ってます。
部屋は、リズのおかげできれいになってました。
納屋では、ゾンビ化したエドが飼われててソンビ化する前と同様
一緒にプレステ?やってます(笑)。
今やゾンビと共存する世界になってるようです。
これなら、ゾンビ映画ダメな人でも初心者向けとしておすすめです。
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