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青春と白秋

2007年06月11日 | 千伝。
アメリカと言う国は、自由の国という顔と差別の国という両面を持っている。

南北戦争で奴隷は解放したが、KKK教団が存在したり、有色人種がプールに入れなかったり、レストランやホテルでも座る場所で差別していた。

ほんの50年ほど昔のことである。

多くの日本は、その現実矛盾の認識に薄く、アメリカ追従の外交を肯定したために、今回のような格差社会が表面化している。

マイケル・ジャクソンが、ホワイトになろうとしたように、日本も黄色人種を脱ぎ捨てようとしている。

今さら脱亜入欧の感覚ではないが、日本は、他国の優れた制度をどんどんと活用導入すべきだと考える。

社会保険庁の年金管理のお粗末さ、天下り、談合・・国民の下僕である公務員の給与は、各県最低時給賃金よりも上回ることができないという法律があってもよいと思う。

江戸時代の士農工商・非民という身分制度においても分かるように、商人の身分は低かった。

日本を動かす官僚、地方自治体を担う公務員は、威厳を備えてほしい。

かつての「武士は喰わねど高楊枝」ではないが、貧がなくなっても威厳があった。

今の世の中、貧になれば、プライドもなくなる。

白人文明が優れているのは、田園生活が素晴らしいこと。

その点が、福祉国家の土台と成り得るのだと感じる。

アメリカは、その田園生活に憧れ続けて、その大地にポツンポツンと高層ビルを建ててしまった。

ネバダ砂漠にある世界一楽しく明るいギャンブルの街ラスベガスが、いい例である。

青年は青春、中年は白秋と呼ぶそうである。

アメリカ人の自由と日本人の自由について考えてみました。

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