百島ファンクラブ 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

重力波。

2016年02月16日 | 千伝。
昨年、神奈川県内の有料老人ホームに居住する3人の高齢者がベランダから転落死。

23歳の若い介護職員が殺人容疑者として逮捕・・あってはならない事件でしょう。

あってはならない事件ですが、あり得る現在の日本社会の闇の一部分かもしれません。



今日の今日、今の今、とりわけ大都会の片隅で、独り孤独死、無縁死と向き合っている高齢者が大勢居るはずです。

経済、経済、景気、景気と威勢のよい言葉を投げかけなければ、政権は支持されなくなります。

百年後、今、生きている地球上のほとんどの人間は、あの世の者となっているはずなのに、前向きとなる威勢のよい言葉を求めます。

・・入院生活も1ヶ月になりました。

今日は、雪景色でした。

闇を打ち消すかのような白一色の世界です。



百年昔に生きていたアインシュタインは、あの世の者になっても、宇宙に関するメッセージを送り続けているような気がします。

先日、13億光年先の距離、過去からの重力波を検証観測した大ニュース・・百年昔、アインシュタインの相対的性理論を証明したものになりました。

宇宙の果てまで、想像力を広ければ、光の速さを超えるのに、アインシュタインは、光よりも速い物質は存在しないと言います。

光より速い物質が存在すれば、時間軸が崩壊するのでしょう。

ほんの150年昔に電波やらX線が発見されて、今では地球の裏からの生情報、体内の映像を瞬時に視ることができます。

ぼく個人の考えですが、歳を取ることは、重力だと考えています。

気持ちやら想いは、重力波に近い物質だと考えています。

高齢者を落とすために重力を利用しては、言語道断です。

あの若い殺人容疑者を含めて、心が無重力な人間が増えているような気がします。


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